5日目です。

5月4日 晴れ

今日はまるっきりオフの予定でしたが、実は4月30日にホテルにチェックインした際に
最終日が予約できていない事がわかり、ちょっと焦りました..が、我らがツアコンは
この事実が判明した翌日(5月1日)朝に何箇所かのホテルをあたり、メンバー全員の
宿泊場所を確保してくれました(ありがとう)..でっ、今日はホテルを移動する日です。

メンバーのお心づかいにより、一番重い荷物(楽器)のある私達はすぐそば
(100mくらい)のホテルに泊まる事になりました。
朝食の後はチェックアウトして荷物を預かってもらい、土産を探すために旧市街を
ぶらぶら、銀行に寄って両替(手数料は2%)をして、大きなCDショップで「チェコ陸軍
中央音楽隊・ブラスアンサンブル」なるCDを見つけて1枚ゲット。

お昼は「ピルスナー・ウルケル」の看板と、店の外に出ているメニューの金額を見て、
ここに入ろうと思ったら、中の立ち飲みのカウンターに見覚えのある顔が....
「うぉぉ..我らがツアコン、ただの酔っ払いの福田氏だ..。」

そこで福田氏も一緒に昼ご飯..何食べたか忘れた..もちろんビールは飲みました。

今晩泊まるホテルのチェックインが14時からだったので、いったんチェックアウトした
ホテルに戻って荷物を取り出して、HOTEL CLOISTER INNにチェックイン。

フロントの人が私の荷物を見て、「楽器か?」と聞いてきたので、「Tuba、知ってる?」
と答えたら、その人の友人にTuba奏者がいるらしく..しばらく昨日の演奏会の話などを
話して盛り上がりました。

16時からプラハ響のスタンザ氏、ホンザ氏、スタンザ氏のお弟子さん達とお食事。
豚肉の煮込んだ料理を2,3人で食べた..もちろんビールも。
18時20分ころになって慌ててチェコフィルのコンサートに向かいました。
トラムを乗り継いで開演10分ほど前にルドルフィヌムに到着..。
        
    
チェコ・フィルのコンサートが行われてている芸術家の家(ルドルフィヌム)

建物正面の階段を上がるとすぐ大ホール(ドボルザークホール)、席数は約1000。
ステージもそれほど大きくなさそうなので、オケの編成が大きい時には並ぶのが大変そう..

今夜のプログラムは、以下の通りです。

  ブラームス    :ハイドンバリエーション
  シェーンベルグ  :浄夜
  メンデルスゾーン :真夏の夜の夢
              序曲-スケルッツオ-まだら蛇、二枚舌で-間奏曲-
              夜想曲-結婚行進曲-葬送行進曲-道化師たちの踊り-終曲

  指揮:C.Mandeal、ソプラノ:G.Eibenova、アルト:P.Vykopalova、
  女声合唱:Prague Philharmonic Choir

浄夜は寝てしまいました...チェコフィルの皆さんすみませんでした。
真夏の夜の夢は抜粋でしたが有名な曲は全て含まれていて、2人のソロと女声合唱の
必要な曲もありなかなか贅沢でした。 2階席の端の方で聴きましたが、ホールの
響きは申し分なく、演奏もとても素晴らしかった。
(マリマネク氏は昨日話していたとおり、F管で素晴らしいソロを聴かせてくれました)

終演後は楽屋口に行って、マリマネク氏に挨拶、TrpのSedivy兄弟ともお会いしました。
Trpケイマル先生は降り番、Hnのスハネック先生はブラームスだけ出番だったので
既に帰られた後でした。

後はおとなしくホテルに帰って、明日出発のため荷物を整理しました。

最終日です。

5月5日 晴れ

朝8時にタクシーを呼んでもらって空港へ。(550Kc)
10時10分発のフランクフルト行き飛行機は、到着が遅れて10時50分頃プラハを
たちました..。フランクフルトは13時30分定刻どおりに飛び立ちました。
関空着は5月6日の7時30分..さすがにゴールデンウィークとは言え、この時間では
結構空いていました。 楽器も無事に到着(ケースに少し傷がつきましたが..)。

今年はとても幸せなゴールデンウィークを過ごす事ができました。
お世話になった皆様、本当にどうも有り難うございました。

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