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C)TWO-WAY/小学校/社会科/リニアモーターカー/6年/日本人の気概


日本人の気概を教える追試シリーズ6

リニアモーターカー

TOSS加賀 福岡美智雪

貝沼浩晃氏の実践「日本人は物マネ民族なのか!『リニアモーターカーは、日本のオリジナル商品なんだ!』」http://www.page.sannet.ne.jp/kainuma/rinia/top.htmの修正追試である。アメリカ人だけではなく、日本人でさえも思い込んでいる「日本人は物マネ民族」という誤解。それを払拭し、日本人の技術力の高さを実感できる実践である。


 導入ではテンポよく、江戸・明治・昭和・平成の各時代での、東京大阪間の移動時間を予想させ、正解を知らせていった。

江戸時代 徒歩 15日間
明治時代 列車 18時間52分
昭和時代(40年代) ひかり号 3時間10分
平成時代(9年) のぞみ号 2時間30分

発問 現在、のぞみ号より速い乗り物が実験されています。知っていますか。

 1人の子が「リニアモーターカー。」とつぶやいた。

指示 そう、リニアモーターカーです。どんな乗り物なのかホームページを見ましょう。どうやって進むのかを見てみましょう。

 貝沼氏のページからリンクしている、リニアモーターカーに関するホームページを前もってダウンロードしておいた。理科で学習した電磁石と似ているため、興味を持って見ていた。

指示 このリニアモーターカーが完成すると、東京から大阪までどれくらいで移動することができるでしょう。ノートに書きなさい。

 ・2時間 ・1時間 ・59分 ・45分

説明 1時間です。山梨県の実験線で、平成9年に時速550qを達成しました。リニアモーターカーは、騒音がなく排気ガスも出さないので、環境に優しい乗り物です。

発問 超電導磁石の力で走る乗り物を考えたのは、どこの国の人でしょう。
1.蒸気機関を発明したニューコメンやワットのいたイギリス
2.超電導を発見したカメルリン・オンネスのいたオランダ
3.新幹線ひかり号を走らせた日本

 挙手をさせると、1.15人 2.10人 3.7人 となった。「問題になるくらいだから、日本人かな。」「日本人ってことはないやろ。」など消極的な声が聞こえた。

説明 答えは、「3.新幹線ひかり号を走らせた日本」です。京谷好泰さんという二本人です。

 「ええっ。」「やっぱり。」

発問 京谷さんが初めてリニアモーターカーの仕組みに気づき、作ったのはいつ頃でしょう。
1.小学生の頃 2.中学生の頃 3.高校生の頃 4.おとなになってから

 挙手をさせると、1.0人 2.5人 3.10人 4.17人 となった。「いくら何でも小学生は無理やろ。」と言いながら挙げていた。

説明 正解は、「1.小学生の頃」です。小学生の時、リニアモーターカーをいたずらで作ったことがあるそうです。それがおとなになって、国鉄、今のJRに勤めるようになってから思い出し、リニアモーターカーの研究をするようになったそうです。

 「ええっ。おれらと一緒かあ。」と驚いていた。

説明 以前、京谷さんはアメリカのテレビ局で取材を受けました。リニアモーターカーの話をした後で、次のようなことを尋ねたそうです。
 「あなたのお父さんとお母さんは日本人ですか。」京谷さんは答えました。「はい、日本人です。」
 テレビ局の人は、更に尋ねました。「あなたのおじいさんとおばあさんは、日本人ですか。」京谷さんは答えました。「はい、日本人です。」
 そして、逆に聞きました。「どうしてそのようなことを聞くのですか。」
 皆さんは、どうしてだと思いますか。

 「何でや。」「分からん。」「変な質問。」と不思議そうな表情であった。

発問 テレビ局の人は答えました。「日本人にリニアモーターカーのような独自の技術を開発できるわけがない。外国人の血が混ざっているんじゃないか。」☆
 京谷さんは、このような質問を何度も受けているそうです。
 日本人は「物真似しかできない」とか「独創性がない」とか言われます。みなさんはどう思いますか。「日本人は物真似しかできない」に賛成ですか、反対ですか。

 ☆のところで、「ええっ、何やそれ。」「バカにしとるじ。」と興奮した声が聞こえた。しかし、挙手ではやはり自国に自信がないのか、賛成13人、反対19人であった。

発問 本当に物真似しかできない国なんでしょうか。次の資料を見てください。産業界では、新しい発明品やその作り方を考え出すと、「特許」を取ります。特許がたくさんあるということは、独創性があり、アイディアが豊富だということです。各国からたくさんの特許の申請がある「アメリカの特許ランキングトップ10」を見てみましょう。日本の企業はいくつくらい入っていると思いますか。(スライドスタート)

 「1つ。」「0。」という答えがほとんどであった。7企業も入っていることに驚いていた。

発問 このようなアイディアも物同様に輸出したり輸入したりしていると考えています。このグラフを見てください。(スライドスタート)最初は、アイディアを輸入していた日本は、ここ数年で輸出するまでになりました。具体的にはどんな物があるでしょうか。(スライドスタート)

 DVD等よく知っている物が出てくる度に、「へえ。」という声が聞こえた。

指示 今日の学習の感想を書きなさい。

 子どもの感想は、授業後のサイトに掲載した。

 

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