■縁起
 その子第19代喜前は、父の信仰を受けながらも、幼少の頃は人質として他国に在ること多く、その為にキリシタンとの縁薄く、長じて後は加藤清正との親交を通じて法華経との縁が深く結ばれていた。関ヶ原の役後、加藤清正の指導により英断を以てキリスト教を廃し日蓮宗に帰依した。喜前は菩提寺の建立を発願し、熊本本妙寺の法性院日真上人を開山にお願いした。

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