4/16 千葉ロッテマリーンス×日本ハムファイターズ 千葉マリンスタジアム
日本ハム 10
千葉ロッテ  0
日本ハム:○金村-原田-黒木−ミラバル オバンドー3ラン(1回)
千葉ロッテ:●小林雅−ロバーツ

 同日に行われた(しかも近所)JFLの開幕戦を蹴ってまで見に行ったこの一戦。理由は千葉マリンに行った事が無いのとジョニー黒木弁当を食してみたいだけなのだが。
 最寄の駅が海浜幕張駅、てっきり東京−千葉の半分ぐらいにあるのかなと思っていたんですが、千葉よりだったんですね。仕事帰りのナイターにはちと辛いと感じました。球場自体は海の見える綺麗な所です。照明の設置方法が独特で新鮮でした。

 試合開始。三連敗中のロッテの先発小林雅、先頭打者の石本を簡単に打ちとった後、次の小笠原もセカンドゴロでツーアウト、とおもいきやセカンド堀がさくっとエラー。これでリズムが狂った小林は続く片岡四球、んでオバンドーが3ランとあっさり先制してしまった。その後も田中幸雄にサクッと打たれるなど不安な立ちあがりであった。

 対して日本ハムの先発金村は(二階席で見てるからだと思うが)そんなに球は速くは見えず、これでよくガンガンに勝てるなぁと思わせる感じであった。実際三振を取るわけではなく、四球や安打でランナーをしょっちゅう出している(7回を4安打3四球)。ただし、ランナーを出してからが上手く、二塁に進塁したのが1回。三塁にいたっては交替前の七回の1回だけに抑えこんだのであった。こうみると、安定感があると思うのであった。

 打者が金村にいいようにあしらわれていては、初回以降一失点で凌いでいた小林雅も崩れてしまうというもの。七回、4安打1四球で一気に4失点とゲームを決定付けてしまった。見ている感じでは追加の一点を取られた段階で投手交代させれば、まだ傷口は浅かったのではと思いました。山本監督は五点差がついた時点であきらめたみたいです。

 試合は日本ハムの圧勝で終わりました。日本ハムの2番手原田が左腕のサイドスローということが判った(しかも結構良かった)のが収穫でした。それからロッテの応援はNPBスタイル+サッカースタイルが上手く融合していて新鮮でした。ファウルボールプレゼントなのも○。(25000人)
4/22 柏レイソル×横浜Fマリノス 柏の葉公園総合競技場
3x 2−1 横浜
0−1
1x−0

 レイソルサポの知人との初のレプリカマッチ。そして初の柏の葉観戦となったこの試合。柏の葉はそんなに言われるほどひどいとこではないと言うのが最初の感想。ただし、知人が言っていた「角度がもう少しあれば」の意見には納得。

 観戦する席はホーム側指定席。当然のごとく周りは皆黄色い柏のレプリカを着こんでいる。青い横浜のレプリカを着ているものなどいる筈が無い。日立の時には距離感のあった自由席のサポーターも、柏の葉ではえらく近くに見える。
 「こんな場所でレプリカを着るのか…俺…」
 気が付けば額にうっすらと汗をかいていたのであった。
 このままでもしょうがないので、意を決してレプリカを着た。すると後方から「度胸あるなぁ」だの「生きて帰れるかなぁ」だのの話し声が耳に入ってきた。大きなお世話である。そういうルールだから仕方が無いのである。前に座っているガキまでにらんでやがる。くそぉ。

 キックオフ。座ってみて判ったのだがこの席、目の前にあるゴール前の様子はよく見えるのだが、反対側はえらく遠くにあるのである。これではオフサイドの判定とかに突っ込めないなぁと思うのであった。前半4分横浜選手(名前失念)のポストに当たった惜しいシュートの跳ね返りを柳想鐵がごっつぁんシュートで先制。場所をわきまえて小さくガッツポーズ。
 この調子で、もう1点欲しいところなのだがそこからが上手くいかない。柏に押されっぱなしなのである。そうこうしているうちに21分、加藤からのCKに渡辺光が頭で合わせ同点。ロスタイムにも同じく加藤のCKから北島が逆転のヘッドを決めたのであった。おいおい。

 こんな調子だと柏のレプリカ着る羽目になりそうだなぁ。特にエジミウソン。ワントラップで薩川を抜き去る見事なフェイントなど素晴らしいなあと思わせる所は随所に見せるのだが、コロコロ倒されているのである。大丈夫だろうか、まったく。

 後半開始。依然としてマリノスが追いつく気配は無く、時間だけが過ぎていく。後半30分過ぎ(だと思う)、よく判らないがマリノスが同点に追いついたらしい。と思ったらノーゴールのようだ。こっちからじゃ遠すぎてよく判らない。とりあえず南のゴールキックで始まっているからそうなのだろう。それにしてもマリノスサポ、おとなしく引き下がっているなぁ。(あとでわかったことだがこのシュートはエジミウソンのウエスタンラリアートであった。それじゃ引き下がるわな)
 やっぱ駄目かなぁと思った後半40分、同点のチャンスが訪れる。エジミウソンがPKを誘発させたのだった(これもファウルではなくダイビングだったそうな…)。蹴るのは柳想鐵。レイソルサポは当然として、中立のサッカー好きの客からも「柳外すんじゃないかなぁ」の声が聞こえてくる。そんな事言うから、自分までそう思ってくる。で柳が蹴る、案の定はじかれる、マリノスサポ絶叫、こぼれ球を吉田が決める、ゴ〜ル。同点に追いついたんだけどPK外した直後なので思いっきり喜べない。ってゆーか、ちゃんと決めなさい柳。
 こうして柏5試合目の延長戦となったのであった。

 延長にはいって即、柏のFKの場面が訪れる。こう言う場面って得点とられやすいんだよなぁと思ったら、案の定これが起点となって北島のヘッドを呼びこみ決勝ゴール。うぁぁぁぁぁ。
 敗戦の余韻に浸る暇も無く、罰ゲームは始まる。北島ゴールの数分後、青いレプリカを着ていた私の服の色は黄色になっていた。そして、再び服の色が青色に戻ったのは試合終了の15時間後、朝8時のことであった。(10689人)