蹴球観戦記2002 vol.3

6:J1 1st 第3節 FC東京×横浜M(3.16東京スタジアム)
7:J1 1st 第4節 市原×横浜M(3.31市原臨海)
8:J1 1st 第5節 横浜M×G大阪(4.7横浜国際)
9:J2 第8節 横浜FC×湘南(4.10三ツ沢陸上)

J1 1st 第3節 FC東京×横浜M(3.16東京スタジアム)

東 京 0−0 横浜M
1−1
0−0

・初のベストメンバー。ちょっとどころかかなりワクワク。
・勝つ気がしない東京戦。今日はなんか違うぞ。
・俺王様凄いです。特に腹の周りが。そのブヨブヨはなんですか?
・俊輔坊ちゃんキレキレ。
・後半ロスタイム星って誰?の瞬間に痛恨の同点ゴール。
・引き分けで悔しいと初めて思った東京戦でした。
・夜桜よりも美しい東スタの夜景(写真↓)

ぶれていてスマン。未熟なんだ。

J1 1st 第4節 市原×横浜M(3.31市原臨海)

市原 0−1 横浜M
0−2

しばし待て

J1 1st 第5節 横浜M×G大阪(4.7横浜国際)

横浜M 1−1 G大阪
0−0
1−0

 試合の始まる21時間も前の6日18時、私は国立競技場の前で佇んでいた。そこではFC東京と市原の試合が行われていた。私はそこで見ている友人たちと試合終了後飲む予定となっていた。だが、試合が終わらず国立に到着した時はまだ延長の真っ最中だった。中に入ることができるか警備の人に尋ねたところ、チケットが無いと入ることは出来ない→チケット売り場は閉まっている→試合が終わるまで入れない、ということだった。仕方が無いのでボーっと待っていた。時折聞こえるアマラオコールやら土肥コールが、私の心に切なく響くのだった。試合終了後と共に競技場に合流。悔しいのでマッチデーを購入。競技場内で友人と合流することが出来た。
 観戦仲間と見るときはバトルという暗黙の掟があり、勝った方が敗れた方に何らかのペナルティー(懲罰)を科すことが出来るというものである。その時引き分けたらどうなるのか?その時は第三者に矛先が向けられるのである。今回の試合は1−1の引き分け。第三者は私のみ。ということで私に懲罰が来るのであった。気が付くと私の携帯がいじられている。どうやらストラップをつけているらしい。ペコちゃんのだ。つけて一言。
 「落石さん来週広島行くんだよね。このストラップ広島の知り合いに届けてね」
…私は運び屋になったらしい。
 その後、祝勝会というか単なる飲み会に突入。飲み会が終了して家に帰ってきたのは明けて7日の朝7時だった。
 12時まで死んだように睡眠をとった後、重い体を奮い立たせて横浜国際へと向かった。今日は中村俊輔のホーム最終戦(予定)だからだ。

 特にネタも無く時間は進み試合開始15分前。ゴール裏二階席でオーロラビジョンを見ていた。控え室で気合を入れている俊輔とウィル、ナザの映像が流れている。この映像が私にはWWFのドラマシーンに見えていた。多分眠いんだろう。そんなわけでキックオフ。以下いつものように箇条書き。
前半思ったこと
・やっとホーム二試合目。なぜか所持しているマッチデーは東京の方が多い不思議。
・口から魂が抜けるほどの衝撃だったボンバーのオウンゴール。その後試合が終わるまでヘコんでいたボンバーが可愛いかった。
・上野の同点ゴールはやっぱりミドル。私の中で宇宙開発しても許すのはあなただけ。
・直後のガンバのロングシュート。審判が笛吹く前でノーゴールだけど、二度も頭越しされた榎本どうしちゃったの?
・ノーゴールでブチ切れたガンバの方々、今度は自陣の都築に向かって蹴っておりました。
・今回の目的の一つだったカリオカ。うまく抑えていたのか切れが悪かったのか思ったほどでもなかった。でも瞬間脅威に感じることも多々あり。
・前半ロスタイムナザ負傷交代。代わって小原。ああドキドキ。
ハーフタイム
・風が強く肌寒い今日の横浜国際。おかげでレプリカ一枚になれなかった。
・赤ピグミン×ビロングの途中経過に愕然。
後半思ったこと
・面白いように嵌る明神兄のクロス。
・面白いように外しまくる俺王様のシュート。今日の俺王様は北島…でなく城の香りが漂っていました。
・ほとんど攻めっぱなしの楽しい展開。しかしシュートが枠に飛ばない。
・俺王様今度は俊輔と激突。やることなすことついてなし。
・下がらない松田。たまに下がっているように見えるがそれはDFラインが上がっているだけ。下がってません。
・他にもいろいろあったような気がするがずっと絶叫しっぱなし。そんなわけで延長突入。
延長思ったこと
・相変わらず攻めっぱなし。木島投入。今日の木島はいつものドリブルのほかにパスという高等技術を披露。私たちを大いに沸かせてくれた。
・俊輔CKの時の壁カリオカのぴょんぴょんジャンプが可愛い反面、非常にウザかった。
・0分得点男二川投入で、初めてガンバの選手はカリオカ以外見ていなかったことに気がつく。宮本いたんだよなぁ。
・横国でもやってくれた!俊輔と俺王様のFK争い。ああご馳走様。
・引き分けでもいいかなと思い始めた116分俊輔のVゴールで場内大興奮。坊ちゃん最高だ〜。
・インタビューでも俊輔、「俺王様強い」と告白。
・試合後の俊輔のセレモニーは無し。もしかしたらナビ杯のホームで出れないまでも何かしらやるのか?やるのだったら三ツ沢の市原戦だったら最高。

 去年までは延長の試合といったら、内容の薄い負け試合になっていたけど今年は面白い試合のオンパレード。振り返ると優勝した一昨年は落石不敗神話のおかげで勝ち試合見てないから新鮮なんだよなぁ。しかし気持ちがいい。ああ満足。
 この勢いで次節広島も楽しく見に行ける。ああ、マリノスありがとう。

J2 第8節 横浜FC×湘南(4.10三ツ沢陸上)

横浜FC 2−1 湘 南
0−1

 仕事帰りに気軽によれる場所。それが三ツ沢。なにせ家から徒歩でいける手軽さ。終電なんかも関係なし。しかし今年はマリノスの試合に重なったり仕事時間に重なったりと行く機会がありませんでした。やっと今回行くことが出来ました。
 今回は三ツ沢球技場ではなく陸上競技場。私が小学生のころ近所の学校合同で組体操をやった場所。十数年ぶりにこの地にやってきました。なんかノスタルジーに浸ってきました。
 で試合なんですが、三ツ沢陸は選手の登場がバックスタンド側の真ん中から。無茶苦茶間近で見れるじゃん。でも試合は「雑」。大雑把というか詰めが甘いというか…去年のマリノスもこんな感じだったなぁと思わせる感じでした。また、4月上旬のナイトゲームはまだ肌寒く集中力が途切れがちになります。唯一熱かったのが湘南のイエローカードの枚数。多いなぁと思っていましたがどうもJタイ記録だったそうで。観客2000人の割には怒号が飛んでいたからなぁ。
 結果は2−2のドロー。湘南はPK成功していただけに横浜FCはそのの後のPKを失敗したのが非常に痛かったでした。まぁ上位争いに食い込むのは苦労しそうです。早くJ1で横浜ダービーを見てみたいのですがしばらくかかりそうです。それにしても湘南は引き分け属性が強いです。
 試合終了後もバックスタンド側から退場していました。自分は先に会場を出ていたのでちょっとしたプチ出待ちをやってました。間近で見る選手はでかいです。そかもノーサイドだから笑顔の人いるし。
 なにはともあれ早く暖かくなって欲しいものです。全然観戦記になって無いじゃん。