第25号

今週のジェフのおすすめは

おすすめCDこの3枚#6


 今週はツキイチ企画、おすすめCDこの3枚。第6回の今回は 日本のグループ、SING LIKE TALKINGの作品から3枚紹介。

Welcome To Another World
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REMIX

 SING LIKE TALKINGは、 ボーカルの佐藤竹善、 ギター西村智彦、 そしてシンセサイザーを操る藤田千章の3人組。 1988年にデビュー。と言うことは今年(1998年)で10年。 爆発的にヒットしたシングル曲はないが、アルバムは売れる。 これはちょっと珍しいことだが、作品をじっくり聴いてみるとなんとなくわかるような気がする。 シングルヒットにつながるようなインパクトというか、派手さはないが、 アルバムを1枚とおして聴いてみるとじわっと良さがわかる。しぶい。

 で、作品を3枚ピックアップ。まずはWelcome To Another World。 リリースは1997年5月だが、今のところこれが最新作ということになる。オリジナル9枚目。 上記のように、1曲ずつではなく1枚とおしておすすめなのだが、 後半、盛り上がってきたところのSpirit Of Loveは名曲。 佐藤竹善の力強いボーカルにゴスペル調のコーラスが重なり、絶妙。詩のメッセージもいい。

 そして、0。ゼロと書いてラブと読む。オリジナル4枚目、 リリースは1991年4月。SING LIKE TALKINGの出世作と言って もいいかもしれない。これに収録されているLa La Laという曲 でSING LIKE TALKINGを知ったという人も多い。 これを書いているジェフもその一人。すでにリリースから7年ほどたっているが、 古さを感じさせない。

 3枚目はREMIX。タイトルどおり、リミックス盤。 リリースは1996年3月。過去の作品6曲をオリジナルとは違うアレンジで収録。 6曲とも、ジャズっぽいアレンジがされている。リミックス盤なのにその選曲が シングル盤として発売された曲と一致しないところがまたいい。

 ということで、今回紹介したのはSING LIKE TALKINGの作品 3枚。SING LIKE TALKINGがまえから気になっていたけど どれ聴いていいかわからないという人は、まずこの3枚を聴いてみるといいかと。 そうじゃなくて、SING LIKE TALKINGなんてはじめて 聞いたという人も、おすすめなので、一度聴いてみて。



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