第10号

今週のジェフのおすすめは

サッカー日本代表


 今週のおすすめは、サッカー日本代表。以前にもこのコーナー でサッカーの話題をとりあげたことがありました。そのときは日本代表の フォーメーションについてうんちくをたれてしまいましたが、今回はそんなことではありません。

 いま、日本代表はワールドカップアジア最終予選を闘っています。 前半に予想外の苦戦をしいられ、監督の交代もあり、一時は予選突破絶望というところまでいって しまいましたが、ここにきてまた盛り返してきています。予選リーグの最後の2試合、 アウェーでの韓国戦は完勝、ホームでのカザフスタン戦も大差で圧勝。Bグループ2位を確保して、 ようやく第3代表決定戦までこぎつけました。

 ここで、いまさらながら、アジア最終予選の本戦出場国決定方法をおさらい。 一次予選を勝ち抜いた10ヶ国が5ヶ国ずつ、A、B、ふたつのグループに分かれて、それぞれ ホームアンドアウェーで総当たりの合計8試合を行います。そして、各グループ1位は本戦出場決定。 両グループの2位どうしが第3代表決定戦を行い、勝ったほうが本戦出場、負けたほうは オセアニア1位のオーストラリアとプレーオフを戦い、勝ったほうが本戦出場。

 で、いま日本はBグループを2位で終了。11月16日にマレーシアの ジョホールバルでAグループ2位のチームと戦います。11月11日現在ではまだAグループ2位は 決まっていません。11月12日の試合の結果で、イランかサウジアラビアがAグループ2位になります。

 日本代表はこの最終予選、初戦は大量6得点で快勝したものの、 その後はいわゆる得点力不足に悩まされ、予想もしなかった苦戦の連続。しかし、Bグループ最終戦では、 新たに加わった中山、高木両選手の活躍で、5−1と、いままでのうっぷんを晴らすようなゴールラッシュ。 そして今度の第3代表決定戦ではそのBグループ最終戦で出場停止だった三浦選手、呂比須選手も復帰。 人材不足と言われたフォワード陣が一気にポジション争いが起こるまでになりました。

 ワールドカップ初出場まであと1勝です。限りなくワールドカップに近づいた前回の予選から4年、 今度こそ、です。次回ワールドカップは日本と韓国の共同開催が決まっています。その韓国はすでに 本戦出場を決めました。日本も、なにがなんでも、出場してもらいたい。

 ということで、11月16日の日曜日、アジア第3代表決定戦、日本代表を 応援しましょう。キックオフは日本時間の午後10時です。



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