春の訪れ〜裏版〜

 

2ヶ月ぶりに食べた翡翠の手料理があまりにもおいしくって。幸せで、幸せで。なんだか涙が出ちゃいそうなほどだった。手の込んだ料理の数々は朝から準備していたのだろう。その気持ちが嬉しかった。
食後のお茶を飲んでいると、店にかかっている古い柱時計がボーンボーンと9時を打つ。
「あ、もう9時だ。帰らなきゃ。」
その言葉にちょっとだけ翡翠が寂しそうな顔をする。それでもすぐに気を取り直して彼は立ち上がった。
「じゃあ、家まで送っていくよ。」
そう言って、自分のコートを取りに奥に入っていった。
その間に私は自分のコートをきて、鞄を持って帰り支度を始める。
「お待たせ。」
「うん。」
店に下りようとした私は上がりがまちのところで靴を履くためにしゃがみこんだ。革靴なんだけど、少しきつい。つま先を詰めていると、途端に後ろからふわりと抱きしめられる。
「翡翠…?」
背中からとくん、とくんというかすかな鼓動が感じられる。
「やっぱり、帰したくない。」
耳元で熱っぽく囁かれた。抱きしめられている腕に少し力が入る。
帰したくないって、泊まりってこと?どきんと大きく鼓動がはねる。
「だめ…かな。」
そんな甘い声で耳元で囁かれて、抵抗できる人はいないわけで。でも、せめてもの逆襲に私は翡翠の腕をふりほどいた。靴を履いて振り返ると肩を落とし腕を下げた、泣きそうな顔の翡翠がいた。
「ごめん。…気にしないでくれ。」
そう謝って、慌てて自分も靴を履こうとした翡翠をおしとどめた。
「コンビニ行ってくる。何も用意してこなかったから。」
微笑んでそういうと、翡翠の顔が一瞬で明るくなった。


必要なものを買い揃えて戻ると、翡翠はお風呂の支度をしているところだった。
「先に入って。」
「ううん、私、後でいいから。」
「じゃあ…お先に。」
なんだかすごくぎこちない。ただ単に泊まるだけなのに。私は翡翠がお風呂から上がるのを待っている間、気を紛らわせようと、テレビをつけてみるけど、どれも頭の中にはいってこずに集中できない。どきどきしてしまって、なんだかうわの空になってしまう。
しばらくして翡翠がお風呂から上がった音がした。ちょっとしてから浴衣姿の翡翠が現れる。初めて見る姿に思わず見とれてしまった。やっぱり、かっこいい。さらさらの髪がまだ少しだけ湿っている。
「これを使うといい。」
そう言って渡されたのはバスタオルと浴衣だった。
「浴衣、僕の中学生のときのだけど…たぶん大丈夫だと思うから。」
「あ、ありがと。」
そのままお風呂にむかっていく。脱衣所で服を脱いで、お風呂場に入るとやっぱり古い家らしく、木の浴槽だった。よく手入れされてるらしくって、木肌はすべすべしてて気持ちいい。お湯につかるとほっとする。
「やっぱり、しちゃうのかなぁ。」
小さな声で呟いてみる。
翡翠と、しちゃうのかな。そう考えるだけで胸がばくばくしてくる。イヤ?それとも、翡翠ならいい?恥ずかしいけど、でも、翡翠ならいいかなってちょっと思ったりして。でも、翡翠は一緒にゆっくりと話をしたいだけで他意はないのかも。いろいろな考えがぐるぐると頭の中を巡っていく。
お風呂から上がって、借りたバスタオルで体を拭いて浴衣をつける。なるほど、中学生のときって、私くらいの身長だったんだ。妙なトコ納得したりして。浴衣は余計な折皺などついていず、ぱりっとしていた。こういうマメなトコ翡翠らしいなぁ。
「翡翠。」
客間に出て行くと、翡翠はお布団を敷いていた。私の姿を見ると目を細めて微笑む。
「あ、ああ。良かった、ちょうどいい大きさだね。」
「うん。」
布団にシーツをかけてしまうと、毛布と掛け布団をその上に整える。
「布団はこれを使ってくれ。」
「あ、うん、ありがと。」
「じゃあ。」
そう言って翡翠は自分の部屋に戻ってしまった。
あれ?それだけ?私は拍子抜けしたような感じでそのままぼんやりと客間に座り込んでいた。すぐに柱時計がボーンボーンと鳴り始める。ただいま10時。
こんな時間に眠れるわけないじゃん。普段、どんなに早くったって12時なのに。
とりあえず、寝る努力はしてみよう。電気を消して布団に潜りこんだ。一度、目を閉じる。しばらくそうしていて、ぱちりと目を開ける。くるりと首をめぐらして時計を見た。10時8分。
15分。21分。何度も時計ばかり見てしまう。眠れない。翡翠ってば、いっつもこんなに早く寝ているのだろうか。
29分。もうだめ。私は起き上がるとそぅっと布団から抜け出した。廊下を静かに歩いていくと奥のほうに明かりが漏れている部屋がある。それがきっと翡翠の部屋なんだろう。
「翡翠、起きてる?」
畳がすれる音がして、それから襖がすぅっと開く。
「どうしたの?」
「あの…こんなに早く眠ったことないんだけど。」
困ったように言うと、翡翠は一瞬、きょとんとした顔をしてそれからくすっと笑った。
「そうだよね。…僕もだよ。」
「なぁんだ。翡翠っていつもこんなに早く寝るのかと思っちゃったよ。」
「あ、いや、そういうわけじゃないんだけどね。」
翡翠は真っ赤になっていた。
「でも。もう寝たほうがいいよ。眠れなければ、テレビを見ているといい。」
真っ赤な顔のままで翡翠が言う。
「なんで?翡翠も一緒に見ない?」
「僕は…。」
困ったような表情を浮かべる。
「君と一緒にいると…その…理性が…。」
最後のほうはもごもごと、言葉になっていなかった。なんだか、いつもの冷静な翡翠らしくなくっておかしくなってしまった。
私はそっとつま先立ちして、翡翠の耳元に唇を寄せて囁いた。
「いいよ。」
途端に翡翠が私の肩をばっと引き離して顔を見つめる。きっと、すごく赤くなってると思う。翡翠はびっくりした顔をしていた。
「一緒にいたいの。ダメ?」
もう一度、そういうと、翡翠は微笑んで私を部屋の中に入れてくれた。
「待ってて。」
翡翠は部屋の外へ出て行き、私の布団を持って戻ってきて自分の布団の隣に敷いた。敷きながら苦笑した翡翠が呟く。
「さっき、布団を敷くのに悩んだんだ。同じ部屋にしたら、その…軽蔑されるかなって。」
いつも冷静で、判断も早い翡翠が迷っている。不安そうに、表情を翳らせて、自信がなさそうに目を泳がせている。それがかえってなんだか愛しくて、かわいくなってしまって、また好きになる。
「軽蔑なんてしないよ。一緒がいい。」
その言葉に翡翠がにこりと微笑む。
「ねぇ、ここが翡翠の部屋…だよね?」
「ああ。」
「…のわりには、何もないね。本棚と、机と箪笥だけ?」
「他に何かいるのかい?」
そう返されてうっと詰まる。必要最小限ってやつだよね。
くるりと見回すと、かなり殺風景な部屋。年頃の男の子にはありがちな、ポスターとか、そういったものが全くない。
「綺麗よねー、うちとは大違い。」
「龍麻の部屋はものが一杯?」
「うーん、小蒔や葵とかには殺風景って言われるけど、この部屋に比べたら、やっぱりものがあるほうかな。」
「桜井さんや美里さんは遊びに来るんだ?」
「うん。みんな来るよ。一番少ないのは芙蓉で、用事で一度来たくらいで。あとはみんな2,3度は来たよ。」
「男は?」
「中には入れたことないよ。」
翡翠はなんだかほっとしたような表情を浮かべる。
「気になる?」
「ちょっとね。」
苦笑しながら翡翠があっさりと認めた。なんだか、翡翠ってこんなに素直だったかなっていうくらいにあっさりとしてて、おかしくなって笑ってしまう。
「なんだよ。」
「ううん、今度、遊びに来てね。」
「うん。」
それは嬉しそうに、あんまりにも嬉しそうに翡翠が笑うから、思わず見とれちゃった。
「あ、でもうちってば、布団ないし。」
「とめてくれるの?」
「あ、いや、えっと。」
墓穴を掘った。返答に困っているとくすくすと翡翠に笑われている。
「笑うなー。」
照れ隠しと、悔しいのとで私は翡翠のほっぺをびろーんと両方引っ張った。男前な顔がおかしな顔になる。
「いたい…。」
頬を横に広げたまま、顔をしかめている。
「笑うからだー!」
「はなして…。」
「笑うからヤダ。」
「じゃあ、強制執行。」
翡翠の手がにゅっと伸びて、私の両脇腹をくすぐった。
「きゃっ。」
思わずくすぐったくて身を捩って逃げようとする。そこは私の弱点なんだ。
「龍麻の弱点はわき腹だって桜井さんに聞いたんだよ。」
そう言いながら翡翠はこしょこしょとまだくすぐってる。もう、小蒔ってば、ろくなことを教えないんだからとちょっと恨んだりして。
「もう、やめてーっ!」
私はくすぐり攻撃から逃れるべく、のた打ち回りながら布団の上を転げまわっていた。翡翠がおかしそうに笑いながらようやくわき腹をくすぐる手をとめた。
「もう、しない?」
「しません。」
「よろしい。」
にっこりと翡翠が微笑んで。でも、はたと気づくと、すごい体勢になっている。寝転んでいる私の上にのしかかるようにして翡翠がいる。
「ひ、翡翠?」
かすれた声で名前を呼ぶと、微笑んだまま、そっと翡翠の顔が降りてきた。私は黙って目を閉じると、すぐに唇に柔らかで暖かな、しっとりした感触が触れる。
「ん…。」
頭がぼーっとしちゃうほどうっとりして、ああ、映画やドラマで見るキスってこんな感じなんだなぁって頭の片隅でちらりと思っていた。キスの味ってレモンとか、甘いとかっていうけれど、現実としては歯磨き粉の味。でも、気持ち的にはとっても甘くて、とけそうな感じ。もう体に力が入らない。
翡翠の唇が離れていく感じに目を開けると、目の前には困った顔で笑っている翡翠。こくりと小さくうなづくと、そのままもう一度、翡翠の顔が近づいてきて、今度は唇じゃなく首筋に暖かいものが触れた。
「んっ。」
くすぐったい。でも、ただくすぐったいだけではなくって、ぞくりと、何かが背筋を走る。思わず身震いしちゃうような感触は不快ではなかった。ちゅ、ちゅとかすかな音がするたびにざわりと体の中で何かが蠢くような感じを覚える。同時にさわりと、胸の上を浴衣越しになでられた。ぴくりと体が反応する。一瞬、翡翠は私の顔を見たが、拒否しないのを確認するとするりと帯を解いて浴衣のあわせをゆっくりとはだけた。羞恥で顔がばっと一瞬で赤くなる。それと同時に私は急に恐くなった。私の体には、傷跡がある。去年のクリスマス前に柳生に斬られた傷が。それを見られるのが恥ずかしくなって、慌てて体を丸める。
「翡翠、あかり、消して。」
「ダメだよ。」
にっこりと、綺麗な笑顔で拒絶される。私は傷跡を手で覆ったまま、翡翠の下で丸まって横を向いていた。
「お…願い…。見ないで…。」
こんな傷、普通の子にはないのに。普通の女の子みたいに綺麗なからだじゃない。傷だらけで、ぼろぼろの、こんな体。翡翠にあげるのに、もっと綺麗なほうがよかったのに。そう思うと急に涙がでてきた。
「龍麻…。」
涙を止めようと、唇をかみ締める。きつく目を閉じると、余計に涙がこぼれてきてしまう。
「僕が…守れなかったから。」
苦しそうに翡翠が呟いた。
「あのとき、自分をどれだけ呪ったかわからない。好きな人も守れないで何が男だって。それに何が玄武だ、黄龍を守るといいながら、殺されかけているのもわからなかったくせにって。だから、僕は…。」
私の肩口に何か熱いものが落ちてきた。眼を開けると、翡翠が涙を浮かべている。
「僕は、この傷も愛してる。この傷も君の一部だから。」
そう言って翡翠は私の手を傷からどかすと肩近くの傷あとの一番上に口付けた。傷跡を溶かすように、ゆっくりと翡翠の唇が傷跡をなぞる。そうして、途中でフロントホックのブラをぱちりと器用に外すと胸を覆っているカップを静かに外した。胸に触れる空気はひんやりとしてて、少しうすら寒さを感じる。そのせいで、先端がとがっていくのが自分でもわかり、恥ずかしさにまた紅くなる。
「綺麗だよ、龍麻。」
そう耳元で囁かれ、翡翠のくちびるがゆっくりと降りていって右胸を這い回る。
「んんっ、ふぅ。」
ちゅっと音がして吸い上げられた胸にぴりっと電流が走った。わずかに背がしなって、声も漏れてしまう。左胸を細い指がゆっくりと動いて、やわやわと包み込んで揉みしだく。右胸から全身に走る刺激にひくつく体は、だんだんと内側に熱を溜めていった。
するりと、急に翡翠の唇が傷をなぞり始めた。ゆっくりとそれは下肢の方に降りていく。そして、お臍の側の、傷の一番下まで到達すると、今度は両手を太ももの裏側にあてがう。そしてそのまま、脚を持ち上げて布団に押し付けた。今まで誰にもみせたことのない秘部を翡翠の前にさらすような格好になってしまい、恥ずかしさの余り、龍麻が身を捩って逃げようとするのに、しっかりと押さえつけられて下肢は全く動かない。
「ひす…い、いや…。」
「どうして?」
「恥ずかしい…。」
「こんなに綺麗なのに?」
そう言って彼は微笑むと薄い茂みの中に顔を下ろした。突然、ぬるりとして生暖かい感触が触れたのに、龍麻はびくりと肩をすくませる。龍麻の緊張をほぐすように、ゆっくりとそれは花弁の回りを這いまわる。まだ、何者も受け入れたことのないそこは、初めての感触に戸惑うようにひくひくと震え始めた。
「ふっ…んんんっ。」
こらえようとしているのに、湧き上がってくるぞくぞくするような感触に声を殺しきれず、自分でも驚くような悩ましげな吐息が漏れてしまう。下肢が熱を帯び始め、腰に力が入らない。やがて、回りを這い回る翡翠の舌先がつぷりと中に差し込まれる。
「ああん…。」
思わず上がった嬌声に慌てて口を手で抑える。くちゅくちゅという水音に熱が高まり、どうしようもないほどに切なくなってくる。開放できずに、中にこもるばかりの熱に、わななきながらどうにかしたいともがくけれど、さらに翡翠に高められるばかりで、どうにもならなくなってきた。体がびくびくと小刻みに痙攣するように震え、それさえも自分の意志では抑えられなくなる。
「や…、ひ…すい…おかしく…なっちゃうよ…。」
こらえきれなくなって哀願するけれど、余計に激しく責められ、頭の中が真っ白になる。どうにかなっちゃう。体の震えが一層大きくなり、体にこもった熱が凶暴に暴れ、そして、大きなうねりに支配されたとき。私の体は硬直したようにこわばり、やがてゆるゆると弛緩していった。
ぼんやりとした頭で天井を眺めている。足元で衣擦れの音が聞こえる。
「龍麻?」
優しい声にゆっくりと視線を向けると翡翠の優しい笑顔があった。
「大丈夫?」
こくりとうなづく。暴れていた熱が一時おさまって、引いたというよりも、おとなしくなってきただけだが、ぐったりと体を布団の上に横たえていた。
「いい?」
もう一度うなづくと、先ほどよりもさらに大きく脚を開かされて、秘部に熱いものが押し付けられた。あっと思う暇もなく、ゆっくりとそれは進入しはじめ、やがて鈍い痛みが走り、ずきずきと熱を持つようにいたみ始めた。さらにそれは奥深くまで入り、もう入らないというところまで進んで、そして止まった。鈍痛と、無理に狭いところを押し広げられている感触に苦しくて顔がゆがむ。
「辛い…?」
私の額にかかった前髪を払いながら気遣うように尋ねてきた。
「大丈夫。」
私の返事に翡翠は頬にキスをしてから、ゆっくりと動き始めた。ぴりぴりと痛みが走るけれど我慢できないわけじゃない。血液が流れるたびに脈とあわせて痛みもどくんどくんと脈打つ。やけに熱い翡翠の分身がゆっくりと行き来しているのがわかる。無理やりに押し広げて割り込んでくるような感覚が、だんだんと痛みではないほかの感触にすり替わっていく。出て行こうとするのが惜しく思えるようになるまではそんなに時間がかからなかった。出て行かないで。ずるりと動いて出て行くそれは先ほどの高揚感に似た恍惚を与えてくれる。
「んんっ…。」
きつく閉じた口から再び息が漏れる。ざわりと背中を這いずり回る快感。やがて、翡翠は速度を少しづつあげ始めた。ゆっくりとしているときよりも、遥かに早いほうが感じる。
「うっ…。」
速度がかなり上がった頃に、翡翠も辛そうにその眉を寄せる。
「んんぅ…ふぅ…あっ…ひ、ひすい…。」
私は何かにしがみつきたくて翡翠に手を伸ばした。翡翠の手が私の手を取り、しっかりと指を絡める。先ほどと同じような、体中を暴れまわる熱が出口を求めて体中をさまよっている。意識が遠くなってしまいそうな快楽の中で、それでも必死に戦っていた。
やがて、体が無意識に小刻みに痙攣のように震え始める。
「や…ひ、すい…。」
「いいよ、いっても。僕も…もう…。」
翡翠の速度が急激に速まった。それに答えるかのように、私の体は一気に高みに押し上げられ、こわばり、痙攣し始める。そして、体中に熱が染み込み、じんわりと体が溶けて行く、なんともいえない感覚の後に、最奥まで入り込んだ翡翠の動きが止まり、びくびくと大きく脈打ち果てたのがわかった。


「翡翠って、結構逞しい。」
私は自分の頬をすりすりと胸におしつけた。
「そうかな?」
「うん。…華奢に見えるのに、やっぱり男なんだね。胸なんか広くって、逞しいな。」
腕も私より筋肉質だし、脚も細いけどやっぱり男の人の脚だし。
「そりゃね。でも、そんなに華奢に見えるかな?」
「うん。御門ほどじゃないけどさ、仲間内では細い方だから。」
「ふふふ、結構鍛えてあるんだよ?試してみる?」
不適に笑った翡翠の顔が近づいてくる。
「わ、ちょっと。」
翡翠はそれはそれは嬉しそうに、キスをしてきた。


翌朝、如月骨董品店は2日連続の臨時休業となったのであった。


END

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