巨人軍の彼ら
まず最初に誤解のないように言っておきます。ぷーは特に巨人ファンというわけではありませんが、N内野手は結構好きです。U投手も嫌いではありません。どちらかというと好きなほうです。
だから悪意を持っているわけでは決してありません。愛情ゆえの妄想なのです。
1998年、巨人軍はドラフト会議で1位に投手を、2位に内野手を獲得。
1999年。二人は同じ寮の住人となる。
そこから始まったのです。
そう、彼らとは、U投手、N内野手。U投手は、去年、新人にしては脅威の成績を上げた彼。インタビューでは『目の前の敵を倒すだけです』と毎回答え、某土曜の朝の番組で先輩であるスタベンM選手からそれをネタに何度も突っ込まれた彼。N内野手はお立台でほとんど笑顔をみせることのないちょっと神経質そうな彼。
ぷーがこの二人を疑い出したのは、旦那の何気ない一言から始まった。
「Uが投げると、Nが打つんだよなー?」
ぷーが頭の中で妄想を広げるにはそれだけで充分でした。数十秒後にはUが男役、Nが女役という配役からベッドでの二人の会話まで妄想が突き進んでおりました。だって、同じ寮だよ?同じ屋根の下で眠って、同じ釜のメシくって、もしかしたらお風呂も一緒じゃん。それに、同じ寮だからU投手が出勤のときは仕事場まで当然一緒に行くんだよねぇ?もう、それはそれはとてもラブラブな風景。
「今日は、調子よくなかったね?」
「うん…。」
「ずっと心配だった。背中見てて、辛そうだったから。…だから、なんとしても打とうって思ったんだ。」
「うん…。Nのおかげで、今日は勝てたようなもんだよ…。ありがとう。」
「そんな、お礼なんて…。」
なーんて顔を赤らめるN。それがかわいくて抱きしめるU。キスマークを残そうとするUにNが懇願。
「だめ…シャワー浴びるときに、みられちゃうから…。」
「かぶれたって言えばいいだろ?」(←N内野手、肌が弱そうだよね?)
「いや…。」
ああ、私の性根は腐ってます。
そして、今年の冬。巨人軍がキャンプインのときにU投手がブランドもののバッグを持っていたという話題に、本人は『これ、Nが勧めてくれたから』と一言。オススメ〜?もしかしてペア?うっひゃー。
「これにしなよ。ボクも同じの持ってる。」
「え?」
「絶対これ。すいませーん。これ、お願いします。」
とっとと買ってしまうN。しかもNがお金払う。品物を受け取ってNは少し照れながらUにそれを渡す。
「ボクからのプレゼント。その…去年、あんまりお祝いしてなかったし。」
そんなNがみたいー!!!!
ともかく、今年もアツイところ、一杯お願いします。