●今回はじめて、 ノートパソコンにインストールしてみました。デスクトップPCなら何度かインストールしましたが、ノートパソコンは初めてです。対象パソコンは、下の2に書いたメビウスです。このノートにはWindows95とB-right/Vをすでにインストールしてますが、さらにLINUXまで入れてしまおうと図ったわけです。大事なデータはデスクトップPCへ置いてあるので、失敗してもぜんぜん困りません。
〇どこへインストールするか?
いきなりな疑問ですが、これは悩みました。空き容量は1GBで、十分あります。このときの状況は
基本パーティション1 Windows95
基本パーティション2 ブートマネージャ
基本パーティション3 B-right/V
さて、一つのハードディスクには4つのパーティションまでという制限があります。これはOSには関係しません。
とすると残りは後一つしかとれないわけです。
ところが、LINUXのインストールには、本体とスワップ用の最低
2つのパーティションが必要らしいのです。マニュアルには二つの基本パーティションにインストールしてあるから・・・無理なのか?
しかし、そんな心配は無用でした。まず、拡張パーティションを作成します。
で、その中に論理パーティションを二つ作成すればよいのです。いやあ、ぜんぜん知りませんでした。これでいいとは。
で、後はすんなりインストールが進みました。
〇Xはどうする?
やっぱりX-windowは使いたい!のですが、過去の経験からして、うまく設定できたためしがありません。今回は、さらに問題が多いノートパソコンですから。
案の定、さっぱり起動しません。画面は真っ黒のまま。でもドキュメントをいろいろ見ると
ビデオチップ:CirrusLogicのCL-GD7548は対応しているようなんですが・・・。
困ったときのインターネット、と言うわけで調べてみると、ありました!やっぱりすごいもんです。
インターネットというものは。ちゃんと設定内容ががあるんですよね。さっそくこの内容をコピーして
XF86Configファイルを作成しました。そして、指示どおりに、/etc/X11の下にコピーしました。
・・・んが、あいや〜画面は真っ黒・・・なぜ?
この後2日悩みました。
実はまことにつまらんことが原因でした。 実は改行コードが問題なんです。unix系OSでは
LF のみなのに対し、Windows95 では CR+LF なんですよ。わたしは、Windows95上ファイルを作成したので、改行コードが
修正したら、無事に表示できました。苦労した・・・。
●Windows95の時からそうですが、ファイルの一覧ってなぜ印刷できないのでしょうか?
結構需要がある機能だと思いますが、Windows98になっても印刷できませんよね。
「どうしたら印刷できるんだ?」とたまに聞かれますが、その時はいつも、DOS窓で
Dir *.* >list.txt
とすればよいですよ、と言って逃げてます。しかし、今度は、DOSの説明をするはめになったりで、面倒です。
多少は知ってるといっても、DOSですからね。コマンドも碌に知らないので笑って誤魔化すしかないです・・・・。
〇というわけで、昨年くらいからは、このツール(ListFile)で逃げてます。 これは勉強がてらに作ったもので、指定フォルダーのファイルを一覧を表示し、印刷もしくはテキストファイルとして
保存できるようにしたものです。(Windows95/98で動作確認してます)自己解凍型のファイルです。
ご利用の際は自己責任でお願いします。少ない利用者から苦情も来ないので、ほったらかしにしてますが、
何か問題や要望があれば教えてください。
●TRONってご存知ですか?わたしも、たまーに耳にすることがありましたが、
取り立てて興味をひくものではありませんでした。ところが先日T-zoneにゲームを買いに言ったら、なんとちゃんとパッケージがある!
B-right/V R1.1 キャンペーン版(Webページはこちら>パーソナルメディア(株)) で、10,000円を切る価格!ここで見かけたのも何かの縁(古ーい。)で、早速購入しました。
●さて、買ったのはいいけど、インストールが正常にできるか?これ心配だったんです。
ドライバが豊富にあるWindows95、98でさえあんなに(言葉で説明できない)苦労したのに、言っちゃあ悪いけど、マイナーなOSであるBTRONがすんなりインストールできるとは思えません。
しかし、結果から言うとできた。しかもあっさりと。何の苦労もせずに。なぜだ?
〇そのときの状況は、
・対象PC:メビウス PC-A455(今となっては、古い機種です。)
一応スペックを
CPU Pentium 133Mhz、
メモリ:32MB、
ビデオチップ:CirrusLogicのCL-GD7548 、
VRAM:1MB
HDD:HITACHIのDK227A-41容量 4.1GB
デスクトップを買い換えたこともあり、このごろはほとんど使用してません。
・空き容量の確保ですが、マニュアルには100MBで十分・・・そんなんで足りるの?
と疑問を持ちつつ500MBを確保しました。使ったツールは、PartitionMagic
3.0((株)ネットジャパン) です。このツールは、非常に有用で、FDISKで区画の開放や作成をする必要がありません。
既存のWindows95はそのままに、区画のサイズ変更ができます。
ただし、たまにメモリ不足で処理が中止になることがありました。めったに無いことですが、既存の区画が読めなくなったこともあります。まあ、注意書きもきちんとされてましたので、バックアップはいつも取っておきますが。
・次に、Windows95をインストールしてある「DOS基本区画」の直後に、まずBootManagerをインストール
・その後に二つ目の「DOS基本区画」500MBを確保
・B-right/VのインストーラをFDで起動し、二番目の「DOS基本区画」を改めて「B-right/Vの区画」へ
・後は、指示に従い、CD-ROMからインストール
そうそう、内臓CDROMドライブもきちんと認識してくれました。
◆TRONのインストール、って書いてしまいましたが、この表現は誤りです。
正しくは「BTRON仕様のB-right/Vのインストール」となります。BTRON(Business
TRON)とはコンピューターの仕様に対する名称ですから。TRONに関する情報は下記で得られます。
東京大学坂村研究室
トロン協会
●お世話になっている IBM ホームページビルダー2000
のマニュアルによると、「ホームページ」って一番最初のページのみのことを言うそうな。何度も読んでいたはずなのにやっと気づいた。
〇あたしゃ、それまでずっとそのサイトのページ全部を指していると思ってたよ。
インターネットに接続できるようになって以来、あの「ホームページ」は、どうだ、
この「ホームページ」はどうだ、なんて友人に好き勝手言ってたけど、恥(^^;;;もう少し用語には注意しよっと。
●で、このDTIにもようやくWebサイトを開設したのですが・・・・げ!ファイル名称ばかりで、ホームページが開かない!
index.htm は確かにあるし、それをクリックするとページは開く!
なのに、URLを指定してもファイルの一覧しか開かないぞ?
〇と悩んで、DTIのマニュアルをじっくり読むと、index.html にしろ、と記載されている。
index.htm でも同じぢゃないの?
と悩んでも仕方ない。さっそくファイルの拡張子を変更して、再度アップロードしたら、無事表示されました。
●にしても、みなさんは、アップロードって何も悩まずに簡単にできました?
小生は、「転送先フォルダ」で、しばし停止状態になりました。転送先サーバー名は
「ホームページアップロード先」のことだろうけどフォルダって?
これもDTIのマニュアルに「public_html」って、ちゃーんと載ってたけどね。