今年は子供たちとクリスマスのリースを作りました。材料は鴨池公園や秋に出かけた山で拾ったドングリやマツボックリです。そうそう、子供が見つけたきれいな落ち葉もけっこうグットポイントになっているんですよ。
作品を仕上げていく過程で、次第に欲が出て、自分が気に入った材料を手に入れたくなりました。そこで、お店のクリスマス用品のコーナーに行ってみましたが、リースの材料で自然の木々などを使った物が売っていました。カラフルでとても綺麗なものがたくさんありましたが、よくみると中国産などの海外からきているものが殆どです。(人件費や均一な物が大量に入手できる等の理由からなのでしょうか?)
そこで、ふと考えてしまいました・・・
確かに、良い材料を手に入れれば、素晴らしい作品が出来上がるかも知れません。しかし、そのために新しい木を切ったり、日本にもたくさんある木の実をわざわざ輸入して、使用するなんてちょっと変(?)ではありませんか。
愛護会で作業をしていると、沢山の間伐材がでます。今は、それらも出来るだけ自然の力に任せて、自然に戻すようにしています。そこで、これを何とか私たちで利用できないでしょうか。確かに満足いく作品を作るのはなかなか難しいかもしれません。しかし、だからこそ、自分なりに工夫したり、気に入る材料を手に入れるために自然の中へ何度も足を運んだりして、その材料を提供してくれる森や木々を見るようになるのではないでしょうか。
特に子供たちには、身近な物を有効利用して作ることを体験したり、そのような遊びを通じて自然について考えるきっかけを持ってくれたらなあと思っています。
そこで、わが家では(ちょっと地味ですが)、自分たちで見つけた物で作ったリースを飾ることにしました。来年は今年学んだことを踏まえて、少しでも上達したいと思っています。
最近、気のおもちゃや家具・バードカービング・リース作り・化粧炭などの自然のアートが流行っているようです。そこで、森を守るためにできた間伐材に、新たな命を吹き込んであなたの作品として蘇らせてみませんか。 |
この日は柿の木広場での「炭焼き」と行事が重なってしまいましたが、鴨池の「ヨシ刈り」を行いました。これは勢いが強いので、このままだと池の周囲から水面が見えないほど(つまり背丈ほど)伸びてしまいます。(炭焼きについては「緑の会」会報をご覧下さい。)
長靴を履いて、池の中へ入って刈りました。でも大切なのは刈ったあとのヨシの処理です。その場に積み上げて放置しておくと、それが肥やしとなって次のヨシを成長させるので、できるだけ離れた場所(薮の中など土の上)にまとめておくようにしました。
こうして鴨池は少し見栄えが良くなりましたが、作業のあと、ふと気がついたのは、池のそばにあるベンチです。「・・・緑道にあるベンチに腰掛けて、鴨池を眺めながら煙草に火をつけ・・・」までは小説の主人公のようで結構なのですが、絵にならないのは、その後の「ポイ捨て」です。ベンチがあるところ、どうしても煙草の吸殻が目立ちます。
愛煙家の皆さん。鴨池公園の中で煙草を吸うのはいいですが、吸われるときは是非、「携帯用灰皿」を持って出かけて下さいネ!
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作業開始からお昼の準備(ほうとう鍋とバームクーヘン)に追われ、肝心の作業の方はほとんどしていません。そのため、報告はそちらの方だけになります。
例年通り、ほうとう鍋を食べる器や、飲みの物をのむ器は、切り出した竹を切って作りました。ただ、今年はうっかりして箸を作るのを忘れましたが、一通りの食器は鴨池公園産の物で調達することができました。参加者の中には、お土産にその食器を持ち帰る人も今した。竹の食器はよく見かけますが、青々とした竹の食器は見られないですものね。それから、森のまつりで試作したバームクーヘンに再度挑戦しました。最初考えていたより、誰にでもできる簡単な野外料理の一つだということがわかりました。
ポイントは中心の軸に竹を使うところで、爆発しないように節を抜き、最後にバームクーヘンを抜くときに邪魔にならないように、表面の節を削っておきます。
竹の表面にオイルを塗らなくても、スポッと上手に抜けるのを見るのはとても気持ちがいいものです。焼き鳥やバーベキューなどで竹串を使うのもなっとくします。
午後からは、竹馬・竹トンボ・菜箸・灰皿・一輪押し等と各々竹細工を楽しみました。
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2月 1日(日) 雨天時は8日(日) |
10:00〜12:00 |
巣箱作り |
シジユウカラの巣箱を作り、公園内の木に掛けます |
1月31日(土) |
19:30〜21:30 |
定例ミーティング |
けやきが丘集会所 |
3月 1日(土) 雨天時は8日(日) |
10:00〜12:00 |
ゴミ拾い |
雑木林に手入れ |
2月28日(土) |
19:30〜21:30 |
定例ミーティング |
けやきが丘集会所 |
日時未定 |
ゲンジボタル放流、会員の手で育ててきたゲンジボタルの幼虫をホタル水路に放流します。 |
現在の鴨池の携帯が作られたのは数年前だと記憶している。
奥の方の池はトンボ等の昆虫類など、生物が繁殖し易い環境、手前の池の方は従来と同じような池にするというコンセップトで、整備作業が開始され、その時に池の掻い堀が実施された。
これらの作業が完了後、水が貯え始められ瞬く間に、池全体が満水になった。
その時の、水が非常にきれいであったことが印象に残っていた事が今でも思い出される。
また、その夏にこの池で泳いだ人も居たと聞いています。(女性であったかどうかは見ていないので不明)
このようにきれいで泳ぎたくなるほどきれいであった水が、今では池の底が見えない程汚れてしまったのは何故なのでしょう?????
● 何故、水が汚れてしまったのか考えてみてはどうですか
● きれいな水を保つには何をすれば良いか考えてみてはどうですか
鴨池の場合、流入する推量が限定されているため、汚れが蓄積されて、水の透明度が年々と低下するのではないでしょうか。
数年に1回の割合で水をきれいにする為、掻い堀を、多量に雨が降る季節の前に実施すれば、きれいな池の水を維持できる、のではないかと考えています。 (1997.12.22 岡崎 勉)