水銀パニックに陥る Texarkana (1/28, Greeny)


TIME.US版(1・28)から。

The Quicksilver Mess
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Intrigued by a stash of mercury, two Arkansas teens poison themselves and contaminate their town

デジタル体温計しか知らない今の子供たち、水銀の恐ろしさを知らない。 水銀は触っても、吸ってもダメ!!! 水銀中毒が怖いから。 アメリカでは 学校で 教えてなかったのか、 少年たち あまりに好奇心が旺盛 すぎたのか。。。(^^;^^; 大量の純粋の水銀を見つけた少年たちが 毒とは知らず 触ったり、吸ったりで、 中毒、町中がパニックになるという、チョット 信じられないような話しです。

場所は アメリカ、テキサスとアーカンサス両州を跨いで、 その境界にある Texarkanaの町(住民22、600人)。

ことの始まりは、2人のArkansas teensがネオンを製造していた廃棄工場で、4 0ポンドもの 純粋の水銀を見つけたことから。水銀は銀白色をした 重い液体 で、分離したり くっついたり するのですか。少年たち、これ見て 興奮してし まったようです。 他の友達らと 手や腕を水銀に浸し、自分らの寝室に流してみ る、学校に持っていって、ジャーやガラス瓶に入れて、みんなに見せてまわる。。。。 はては、タバコに水銀つけて、吸ってみる!!(^^; もちろん、この スモーカー と その仲間たち、急に具合が悪くなった。(^^;

そして 数週間後、 Texarkanの町で、医師たちは 住民の中毒症状に気付き始めた。 まず、水銀に浸したタバコを吸った少年が 吐血をはじめた。次に、5人以上が 嘔吐と呼吸困難に陥り、入院。 水銀を発見した 少年の一人が、 中毒症状が出て、 再入院。 さらに 42人が検査を命じられるといった事態にまで発展したようで す。

そして、先週の段階で。。。当局の確認したところでは、170人もが 水銀に晒され たということ。とにかく、少年たち、自分たちの衣服や体だけでなく、学校のロ ッカーから、自宅の寝室、レストラン、コンビニと あらゆる所に水銀を持ち込ん でしまったようです。 Texarkanaの町で、防毒マスクに ゴム手袋、moonsuitとなるから、防毒用スーツ ですか、。。。異様な格好の人間が 20人ほどが 緊急衛生班というのかな、町中 調査し、水銀を回収し。。。。 数ポンド以外 ほとんどは回収できたということ。 今後 残りを警察に引き渡す者については 起訴はしないということです。

最後、毒物の専門家たちは、今回のことで 水銀の危険性について、みなが もっ と 関心を持って欲しいと 願っていると、書いてました。 ラテン・アメリカやカリブ海諸国からの 移民の中には、水銀を使って 宗教的な 幸運のトーテム像を作ったりする者たちもいるそうです。そして、それをろうそ くと一緒に燃やしたりするとか。医師たちが 不安に思っているのは、そういった 儀式で、水銀の蒸気を吸い、ゆっくりとでは あるが、家族全体が毒にさらされ、 彼らを蝕むことになるのでは ということ。 これは、Texarkanaのことほど 劇的ではないにしても、ずっと 悲劇的なこととなるやもしれぬ。

Greeny



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