ジャマイカに送られた少年(1・28, Greeny)


みなさま、こんにちは。

TIME.US版(1・28)から アメリカの記事, 今度も少年に関する内容です。

Is This A Camp Or Jail ?
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Are parents violating the rights of their own kids when they ship them off for tough "attitude rehab "?

David van Blarigan(16才)が今いるのは、Oakland, Calif.,の自宅ではなく、 カリブ海のジャマイカにある矯正施設、 Tranquility Bay. 記事の中では、" behavior modification school"とあります。親に手の負えない(??)問題行動の ある子供たちを、親元から離し、スパルタ式教育で 鍛え直してもらおうというも の。

だから、David君が ジャマイカに連れて行かれた方法も 尋常じゃない。 真夜中、起きてみたら、両親と 彼が知らない 頑強な人が二人。 この二人は、 Tranquility Bayから David君をジャマイカまでエスコート(^^;)するために 派 遣された人たちです。David君、 「協力してくれないと 手錠をすることに なる よ」 と脅され、。。。有無を言わせず連れ出され、 途中 立ち寄ったところが 700マ イル離れたところにある ユタ州の精神病院。 そこで、「長期療養の必要あり、よ って Tranquility Bayに1年間 滞在すべし」との診断をされ、ジャマイカへと 向かったということです。彼には、過去において補導暦もなく、暴力行為もな い、麻薬とアルコールの問題もなかったようなのに。。。(では、何が ご両親にと って 問題だったんだろう?? 記事には 書かれていません。)

日本でも ありますね。こういった施設が。少年、少女たちが 亡くなって、はじめ て 事件になったりしますが。 自由に見える アメリカでも こういった施設が あるんだ と妙に感心したり しましたが。。。

ですが、ここでアメリカが 日本と大きく違うところ: これが、法廷に持ち込まれたということ。 裁判は David君が (両親の反対にも 関わらず、彼自身は 矯正施設に入ることを 希望していないので、) カルフォルニアに戻れるよう 求める内容のようです。今 週には Oaklandの最高裁の 判決が出されるだろうということです。

そして ここで、問われるのは、親が自分の子供をどのように教育するかという 権利に対し、 十代の子供の自由が どこまで認めらるかというもの。当然、未成年 者にも権利があると 家族条項では明記されており、親の権利がどこで終わり、子 供の権利がどの時点で認められるか、興味 あるところです。

しかし、これが 裁判になり、誘拐ということで法廷に引っ張り出されたことに は、Davidの両親も びっくりしたようです。彼らにとっては、今回の措置は た だただ 子供のことを思ってのようですから。愛しているから、最善の教育と思 ってした措置ということでしょう。母親が言うには、 これは 子供を寄宿学校へ 送るというような選択をする 親の権利が試されている とのことですが。。。 ?? 寄宿学校と ジャマイカの矯正施設は 違うような気がする。(^^;^^;

そして、今回の 裁判では また、青少年のリハビリ施設の現状もまた 明らかに されようとしているということ。タイトルにあるように、これが リバビリ・セ ンターか、刑務所か?? 送り出す親は よかれと思って 営利目的のこういった 施設に子供を託すのでしょう。 が、その問題行動とは、麻薬問題だったり、少 数のようですが、ゲイの子供らをショック療法で ノーマルに戻して欲しいとい うのも あるようです。

こういった施設は、通常 遠く離れた地方、あるいは はるか遠く、西サモアもある ということです。軍事教練並みの スパルタ教育で鍛え直す。規則厳しく、違反し た場合の罰則も当然ある。手錠、こん棒、スタンガンを使う場合もあるようで。。。 ひどい場合には、死に至るケースもあるようで。。。これは、日本と 同様ですね。 もちろん、こういった矯正施設に 入れられたからこそ、生まれ変われた19才 の女性の例も 出てましたが。。。

さて、David君の場合、 判決の結果は どう出るのか、いや もやは 出たのか。

Greeny



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