頼りになるシカゴ16分署の消防士たち(11/17, Greeny)


みなさま、こんにちは。

TIME.US版(11・17)から男気ある頼りになる消防士たちの話し。 チョット、気合入ったから 長めになってしまった。 でも、読んでね。(^_^;

HOW A FEW FIREMEN CREATED A SAFE HAVEN
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FOR SOME CHICAGO KIDS THE MEN OF ENGINE CO.16 HAVE ADOPTED A SCHOOL AND BECOME ROLE MODELS FOR ITS KIDS

舞台は シカゴ、16分署の消防士たち。 週に70本も緊急コールのかかる シカゴでも最も忙しい分署の一つ。 これで、何か思い出しません?? そう、、、あの 映画 「バックドラフト」ね。私、あれビデオで見ましたが、えらく 感激して、何度 みたことか。 ペーパーバックまで 読んでしまった。(^^;) シカ ゴは消防士で有名なんでしょうか? それとも、火事が多い?? 偶然なのか、バ ックドラフトでは シカゴ17分署が舞台です。

この記事で出て来る16分署の男たち、火事場で炎を闘っているのは もちろん。。。 でしょうが、それ以上にすばらしいことしてる。 ドラッグはびこる 貧しい地区 の見捨てられた子供たちを励まし、力づけ、勉強みてやり 頼りになる父親役を果 たしているのです。

Robert Taylor Homes...全米でも最大規模の公営住宅団地の一部で、貧しいうち 捨てられた地区。 public-housing projects, いわゆる公営住宅団地と言っても 日本のそれとは ずいぶん 違うようですね。貧窮者に提供される住宅という点では 同じでしょう が、どうも 政府等によるケアなど されず、放ったらかしのようです。16階建 ての団地に住む人々に希望はない、夢もない。昼間、母親は子供が銃で撃たれる のを恐れて、ポーチにも出さないようにしてる。ねずみ、ゴキブリと同居し、悪臭 が漂う。 そして、ここの住人の2/3は 子供たち。 が、その多くはが 父親がいな い、刑務所かすでに亡くなったからしい。

その子供たちの父親役を果たしているのが、この16分署の消防士たちの ようです。ほとんどが黒人。仕事が非番の時は、子供たちの部屋に立ち寄り、チェ スや数学を教え、学校を続けるよう励ましているようです。 さらにもっと大事な ことは、この地区に決定的に不足している しつけ、やさしさ、希望を与えてる ということなのです。

もっとも、この16分署も10年前までは 新人の訓練、 あるいは ボスから嫌わ れ ここにやってきた者たちの場所だったようです。だから 一部 この地区出身 の黒人を除けば まわりに関心払わず、 地域住民たちとの関係も悪かったようで す。地区の若者たちの中には 石を投げつけ、落書きをし、、、消防署を荒らす者も いたということです。

それが、変わった。 白人の消防士たちが徐々に消え、 中心メンバーが黒人たちに なった時、 かつては要塞のようだった、消防署の鋼鉄のゲートは 一日20時間 開かれるようになった。 そして、建物への攻撃はやみ、子供たちが、中に入って 来出した。 (^^;) ←ドラマ みたいでしょ。

ですが、喜んだのも つかの間。 子供たちは学校をさぼって 消防署に出入りする ようになったと気付いた消防士たち。 ここから、彼らの努力が始まるわけね。 近くの小学校の校長とコンタクトを取り、子供たちを学校へ行かせるよう連携プ レーを取り始めたのです。

要はご褒美作戦ね。 毎月 学校で 特にいい成績取った子供たちには ラジオが渡される。 とにかく極貧地区の子供たち、 これは すごいプレゼントです。 そして、その資金はというと、消防署の公衆電話から得た収益から。それを主に 使ってるのは地元の麻薬のディーラーたち。(^o^;)

それから、あとは自転車ネ。 これは、警察、そして又麻薬ディーラーたちを説得し て、部品、骨組みを提供してもらう。自転車屋からは 古タイヤなどを。そして "the mayor of Robert Taylor" との名前をつけられた Kirkland Flowersという 消防士が空時間に 自転車を組み立てていくのです。 毎年 春になると 学校の最終日、子供たちは成績表を握り締めて、消防署に駆け つけるらしい。学校を休まず皆勤賞を取った子供たち、成績がよかった子供たち は 自転車に乗って帰れるのです。そして去年の6月には なんと 100人ほどの 子供たちが 自転車のプレゼントをもらえたということ。。!!!

先の小学校の校長先生は次のように 彼らを 称えています。 "These children need to know that there are men who are black and who don't sell drugs or aren't involved with drugs. They need to know that there are men who care for them and that this is what real men do."

そう、彼らすばらしい消防士たちがいる限り、 この子供たちの将来もたとえ 今 は貧しくとも、希望があるようです。

だからこそ、消防士たち、子供たちには知識を与えるだけでなく、厳しく しつ けてます。汚い言葉を吐く、麻薬取り引きは厳禁。 顔は洗う、髪は櫛でとく、手は洗う。 彼らは 子供たちに、麻薬を売らなくとも、バスケットができなくとも 人生で成功 できるのだということを教えたいようです。 そして 彼らが 頑張れるのは 自分たち自身が この貧困地区の出身だから。 「ここに(こんな危険地区^^;)にとどまるには ここが好きにならなきゃだめなのさ。。」

どうですか。なんとも かっこいい 男タチ。 アハ、、、私ッテ、単純ナノダロウカ。。(^_^;

Greeny



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