外野の花(10/6)


みなさん、こんにちは。

TIME WEB版の最新号からです。

* A FLOWER IN THE OUTFIELD
ONE LITTLE LEAGUE TEAM NOW KNOWS HOW THE WINNER
OF THE WORLD SERIES FEELS      BY STEVE WULF

筆者があるlittle leagueの チームをコーチしたときの体験を書いていま す。なつかしいような、楽しいようなそんな気持ちで読みました。スポーツ用 語は、結構難しいですね。対応する日本語がなかなか浮かばないことがありま す。

もうすぐ始まるWorldシリーズを控えて、小さな町の16チーム中11位でシーズ ンを終え、play-offの2回戦で敗退したリトルリーグのことを書いています。 筆者はこのチームのコーチだったようですが、 コーチは2人いたようです。

ユニフォームが変わっていた。黄色と白のユニフォームですが、他のチームの はもっとかっこよく鮮やかだったようです。このチームは涙もろいところが、 Lou Gehrigとよく似ている。Gehligも若い頃は、ランナーを進めることが出来 なかったときは泣いたようです。有名な話なのでしょうか。

最初はかみ合わなかった歯車も、シーズンが進むにつれてかみ合ってきた。フ ィールドに散った9つのたんぽぽのように。選手は、ポジションに応じて有名 大リーガーの名前で呼ばれていたようですね。

初戦から6連敗したこのチームは結局シーズンを6勝12敗で終わり、16チーム中 11にシードされた。アメリカでは、リトルリーグにも、play-offがあるのです ね。筆者のチームはシード6位のチームと当たる。この辺は大リーグのワール ドシリーズや、翌年の開幕戦の対戦方法と同じだと思います。1位と16位、2位 と15位・・・だから11位と6位なわけですね。1回戦はサヨナラヒットと思われ たのを、その直前にエラーをしていたrightfielderのファインプレーで勝利し た。2回戦に進んだ中では、最下位のシードチームだったようですから、2回戦 は1位のチームと当たって、惜しいところで負けて、彼らのシーズンは終わっ た。

このどこにでもある、リトルリーグも彼らにとってはワールドシリーズと同じ 意味を持っていた。あの日、彼らは野球場に開いた大きな黄色い花だったの だ。ひなぎくだったのか、それともラッパズイセンだったのか。たしかなこと は、たんぽぽではなかったということ。彼らの記憶の中には、いつまでも残る 花であるように。

YUKI



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