ダイアナ、パリに死す(ESSAY,9-8 )


みなさん、こんにちは。

私のBest Fiveを続けます。

今度は順序を入れ替えて、ESSAYから。

>>7. ESSAY BEAUTY DIES

感想としては、最近の新聞等でよく見聞きしているものとあまり変わらないと 思います。それで私は表現の細かいところにこだわってみます。

And now this death of a young woman by whom the world had remained transfixed from the moment she first appeared before it, whose name contained the shadow of her end: Princess Di.

たしかにDiとdieは同じ発音ですね。

Beauty is given not only a special place of honor in the world but also a kind of permanence, as if it were an example of the tendency of nature to perfect itself, and therefore something that once achieved, lives forever.

美しいものに、正義と永遠を求めるのはギリシア以来のヨーロッパの伝統でし ょうか。

Dianaの語録みたいなものが、テレビでいろいろ引用されているようですが、 私はあまり知らない。ESSAYも彼女が特別に知的なウィットにとんだ言葉を発 したことはなく、彼女は賢いと言うより純粋innocentだったと書いています。 不倫の告白にしても、少女の告白に聞こえた。だから外国人には、彼女の人気 の秘密は理解できないだろうとも書いてあります。たしかにAIDS患者などの弱 者に対する気配り、ボスニアの地雷除去にかけた情熱、そうした言葉だけで は、彼女の人気の秘密は理解できない。

Dianaは特別な人で、彼女のような人はblue moonに一度しか現れない人だそう です。blue moonはこの場合、非常な長期間という意味のようです。もっとし ゃれた意味があるのかと思った。

彼女は他の王室メンバーの誰よりも気高い、more royal than the royalsだと あります。このへんがQueenのお気に召さないのでしょうか。しかしその次に 続く表現がおもしろかった。

*どのモデルも女優も、彼女の足下にも及ばない。No model or actress could hold a candle to her.

さらに彼女のprincessぶりを表す表現として、
*マットレスの豆を感じることが出来る人。
*カエルにキスをする人。
*髪の毛を塔の窓のしたに垂らす人。
いずれも、Grim童話に出てくる話から取っていますが、私はGrimやAndersenは 少しは読んだからどうにか分かりました。(^^;

彼女は、これから生き長らえて、過去をふりかえることはなくなったが、同時 に神話は完成した。人々が捧げる熱狂は、神話無き時代の神話なのかもしれな い。

YUKI


YUKIさん、こんにちわ。

>>美しいものに、正義と永遠を求めるのはギリシア以来のヨーロッパの伝統でし
>>ょうか。

やはり、そうでしょうね。 真・善・美は、最高位にありますものね。 プラトンなんかが、そういった張本人ですよね。

>>Dianaは特別な人で、彼女のような人はblue moonに一度しか現れない人だそう
>>です。blue moonはこの場合、非常な長期間という意味のようです。もっとし
>>ゃれた意味があるのかと思った。

どうやら、once in a blue moonで、成句になっていて、 ごくまれに, めったに…しない。の意味だそうです。(リープラプラより)

>>さらに彼女のprincessぶりを表す表現として、
>>*マットレスの豆を感じることが出来る人。
>>*カエルにキスをする人。
>>*髪の毛を塔の窓のしたに垂らす人。
>>いずれも、Grim童話に出てくる話から取っていますが、

私、この下りが好きでした。 彼女の結婚がおとぎ話が現実となったとその昔、 騒がれましたものね。 fairy taleを、取り上げて評するところなど、粋だと思った。 でも、お姫様の名前が思い出せません。 3ツ目のラプンツェルしかわからん。【(+_+)】 すっかり、忘れてます。  つくちゃん


佃さん、こんにちは。

>>どうやら、once in a blue moonで、成句になっていて、
>>ごくまれに, めったに…しない。の意味だそうです。(リープラプラより)

はい。これはよく見たら、当然紙の方にも、載っていました。

>>>>さらに彼女のprincessぶりを表す表現として、
>>>>*マットレスの豆を感じることが出来る人。
>>>>*カエルにキスをする人。
>>>>*髪の毛を塔の窓のしたに垂らす人。
>>>>いずれも、Grim童話に出てくる話から取っていますが、
>>
>>私、この下りが好きでした。
>>彼女の結婚がおとぎ話が現実となったとその昔、
>>騒がれましたものね。
>>fairy taleを、取り上げて評するところなど、粋だと思った。
>>でも、お姫様の名前が思い出せません。
>>3ツ目のラプンツェルしかわからん。【(+_+)】
>>すっかり、忘れてます。 

私は名前は、佃さんの話でようやくRapunzelだけは、思い出した。残りの princessesには、名前があったのだろうか。実は最初の10枚か20枚のマットのし たにある、豆を感じるほど繊細なprincessの話はJacobsが集めたイギリスの話 で読んだような気がしていたのですが、どうもGrimmにもあったような気がし たから、そのままにしておきました。

調べてみると、The Frog Princessの名前は、やはりありません。the King's daughterという表現だけです。pea princessも、多分名前はないと思うが、こ れはどこで読んだか、見つけるのは難しい。

YUKI



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