TIME (8/25) ★Five★


GreenyさんのBest FiveはPicardさんのHPで読めます

Greenyさん、こんにちは。

TIMEのASIA版を読んでみました。WEB版に載っていた記事も目立ちますし、 ASIA版だけのBest Fiveというわけにも行かないのですが、いちおう私が面白 かった記事です。(ページ順)

1. Too Much Too Fast (p.14-19)
2. Fighting for the People(p.23)
3. It's not the Last Word on the Last Governor (p.24-25)
4. Feeding the Flock(p.26-28)
5. Checking Into Cuba?

WEB版と併せると、殆ど同じ記事を読んでいるようです。特に4は、もしGreeny さんが選んでいなかったら、少し詳しく書こうかなと思っていた記事でした。 あとMalaysia(p.25)とかJonBent(p.30)などをよみました。まだ読みたいのが3 つばかり残ってはいるのですが。

>>(1) ASIA / TOO MUCH TOO FAST (p.14-19)
>>Thailand takes a tumble from tigerhood, a victim of easy money and short
>>-sighted policies. But the real problems go deeper than the baht.
>>
>>タイのバーツ危機に至るまでの経過が年代を追って書かれており、最後は その
>>問題点について 。
>>6ページと長く、英語自体はむずかしくなかったのですが、内容的に知らないこ
>>とばかりでしたので我慢して 読んだという感じです。先週のTIMEでは タイのキ
>>ックボクシングのこと 読みましたし、この2つを結び付ける作業がまだ残って
>>おりますが。。。(^^;)

私も今回のタイの経済危機は、よくは分かりません。この記事を読んだあと も、バブルがはじけたという印象しか残っていません。(^^;  経済成長に 浮かれて、必要でもないところに金をつぎ込んで、産業基盤の整備、農村と都 市部の格差の是正などは必要なところには金は使われていない。金と政治の結 びつきで、政治も腐敗しきっているようです。

あとはGreenyさんの説明でおしまい。(^o^)  私がよく覚えているエピソー ドは2つ。
*タイの産業の競争力を強めるために、政府が「中国製品よりも質の高い衣類 を作るように」と指導したところ、「繊維産業のようなsunset industryのこ とは忘れろ」といわれたこと。200万人の労働者を抱える産業であるにも関わ らず。どうも流行産業を追うのが好きらしい。

*73年の学生暴動たちは一時、国境地帯に逃れていたが、go-go yearsの間に戻 ってきて、その経済活動の一翼を担ったらしい。

>>(3) UNITED STATES / FEEDING THE FLOCK (p.26-28)
>>Enabled by a new law, churches step into the gap left by the failure of
>>traditional welfare

>>アメリカでも新しい福祉のあり方が模索されてるようです。
>>簡単に言えば、今までうまくいかなかった福祉の問題、貧困に対する戦いの 担い
>>手として 地域のコミュニティー・センターとして中心的役割を果たしてる 教会に期待がかか
>>ってきている との内容。そして、当然 教会内外での賛否両論が書かれています。

行政当局が、どうやら宗教組織と手を組んで、貧困対策に乗り出したようで す。今までの行政機関は細かいところには手が回らなかった。それを地域に密 着し、精神的・生活的の自立なども含めて、総合的に相談相手になりうる宗教 組織をパートナーとして選ぶことで、本格的な貧困絶滅の動きに乗り出したよ うですね。私はこのニュースは初めて知りました。

>>様々な福祉プログラムを運営していくのは宗教団体である教会、ただ州や市が土
>>地、建物、資金も提供という形を取るようです。
>>ここで、悩んだのが government fund ですが、これは 連邦政府でなく、州政府
>>からの基金と取っていいのでしょうか??

私はこのキャンペーンは連邦政府から州政府、さらにその下の市・町・村の単 位まで可能になったという印象を受けました。このへんは裁判所の判断もまだ 残っているようですし少し疑問が残るのですが、クリントン政権が、行政府と 宗教組織が共同して貧困対策の作業をする道を切り開いたのではないかと思い ます。governmentだけではどちらともとれるますが、連邦政府のことをいって いるような箇所もあったような気がします。

>>ただ、反対もないわけではない。
>>福祉サービスを受ける側が 祈りを強いられたり、宗教関係のビデオを見させられ
>>たりするのではないか、差別を受けるのではないかという危惧。

これは日本だったら、問題になるでしょうね。ただし一応どの宗教団体も平等 に開かれているということでしょう。

>>また、宗教界内部でも、本来の罪、神などのメッセージを伝えていくということが、
>>ぼかされてしまうのではないか、という不安。
>>"It will be like a cancer that grows in the body of the church until
>>the health of the church is compromised." とあります。 癌のように、体の
>>内部からジワジワと犯していくと いうことですか。

宗教は、世俗の権威と矛盾する場合がでてくる。「カエサルのものはカエサル に」です。だから、世俗的な場合と、宗教組織では身分的序列が反対なことは 普通でしょう。あるいは神はそうしたことさえも否定するかもしれませんが。 一見すばらしい制度のように見えても、宗教組織が福祉行政の一端をになうよ うになれば、やはり問題があるかもしれません。

それにしても面白い記事です。

私が選んだ2つの感想が残っていますが、簡単に書いておきます。

2. Fighting for the People(p.23)
インドのAssamで反体制派組織がカリスマ的存在の市民活動家を殺した波紋。 民衆に支持された彼を、組織のライバルとして殺した疑いもあるようです。

3. It's not the Last Word on the Last Governor (p.24-25)
前香港総督Patternをめぐる話題。以前The Timesで読んだ内容とほぼ同じようで す。

YUKI


YUKI さん、おはようございます。

>>>(1) ASIA / TOO MUCH TOO FAST (p.14-19)

>も、バブルがはじけたという印象しか残っていません。(^^;  経済成長に
>浮かれて、必要でもないところに金をつぎ込んで、産業基盤の整備、農村と都
>市部の格差の是正などは必要なところには金は使われていない。金と政治の結
>びつきで、政治も腐敗しきっているようです。

私も、こう すっきりと書きたいのですが、 なかなか言葉が出てこないで、 やけに長い文章になってしまいます。

>>>(3) UNITED STATES / FEEDING THE FLOCK (p.26-28)

>>>様々な福祉プログラムを運営していくのは宗教団体である教会、ただ州や市が土
>>>地、建物、資金も提供という形を取るようです。
>>>ここで、悩んだのが government fund ですが、これは 連邦政府でなく、州政府
>>>からの基金と取っていいのでしょうか??
>
>私はこのキャンペーンは連邦政府から州政府、さらにその下の市・町・村の単
>位まで可能になったという印象を受けました。このへんは裁判所の判断もまだ
>残っているようですし少し疑問が残るのですが、クリントン政権が、行政府と
>宗教組織が共同して貧困対策の作業をする道を切り開いたのではないかと思い
>ます。governmentだけではどちらともとれるますが、連邦政府のことをいって
>いるような箇所もあったような気がします。

やっぱり そうですか。始めに出て来るALLEN A.M.E.にしても ニューヨーク市と の協力で様々なプログラムを展開してうrのかと思えば、連邦やら 州も出てき て 混乱してしまいました。
法律を決めたり方向性をつけるのが 連邦政府のやることで、それを施行する のが、行政の単位の州、あるいは 市町村という感じですか。だから テキサス州 は貧困対策に宗教団体を参加させることに 殊のほか熱心であるし、それぞれの 州によって取り組み方が違って来るということなんですね。 エエト、ずいぶん 雰囲 気(^^;) つかめました。 ありがとうございました。

>宗教は、世俗の権威と矛盾する場合がでてくる。「カエサルのものはカエサル
>に」です。
YUKIさん、いろんな言葉 ご存じですね。 (^^) アハ、、それとも 英語やるもんの 常識だったりして。。。(-_-;) カエサルは シーザーのことですよね。
この言葉 辞書引くと、新約聖書 マタイ福音書22章にあって、 「神に対する務めと世俗の支配者に対する務めとを共に行うべきだと教えたイエ スの言葉。転じて、物事は本来あるべきところに戻すべきである、の意で用い る」とあります。
う〜 頭の回転遅いのか 私 意味よく わからないのですが。 神と世俗的権威は本来 違うものだから、一緒にしない方がよい。。。 こういう意味で 現在では 使われているのですか?

だから、世俗的な場合と、宗教組織では身分的序列が反対なことは
>普通でしょう。あるいは神はそうしたことさえも否定するかもしれませんが。
>一見すばらしい制度のように見えても、宗教組織が福祉行政の一端をになうよ
>うになれば、やはり問題があるかもしれません。

信仰ってお互いの心を結び付け 奉仕の精神もあるだろうけど、時に排他的にな るかな〜という印象もってました。教会の提供するサービスだけで比較されて来 られたら、牧師さんたちも 面白くないのかしら。宗派間の摩擦も起きそう。。?(^^;)

Greeny


Greenyさん、こんにちは。

>>>も、バブルがはじけたという印象しか残っていません。(^^;  経済成長に
>>>浮かれて、必要でもないところに金をつぎ込んで、産業基盤の整備、農村と都
>>>市部の格差の是正などは必要なところには金は使われていない。金と政治の結
>>>びつきで、政治も腐敗しきっているようです。
>> ↑
>>私も、こう すっきりと書きたいのですが、 なかなか言葉が出てこないで、
>>やけに長い文章になってしまいます。

まさか。こんな文章ばかりだったら苦労しません。私はTIMEのWEB版も Newsweekのカバーも、どちらも読んだけれど、これの感想を書く気力はないで すよ。4行か5行で書いていいのだったら、喜んでUPしますが。Greenyさんの書 いたあとに、感想を書くのが大変だというのは、書けないからです。なにも書 くことがないから。一つの記事について、たくさん書いていただくのが、やは り読む方としては楽しいです。しかしこれは書き手の側からは、大変ですよ ね。

>>>宗教は、世俗の権威と矛盾する場合がでてくる。「カエサルのものはカエサル
>>>に」です。
>>YUKIさん、いろんな言葉 ご存じですね。 (^^)

これは知っていました。知っている言葉は、ときどき使わないと忘れてしまい ます。 (^^;

>>神と世俗的権威は本来 違うものだから、一緒にしない方がよい。。。
>>こういう意味で 現在では 使われているのですか?

大体そうだろうと思います。

>>信仰ってお互いの心を結び付け 奉仕の精神もあるだろうけど、時に排他的にな
>>るかな〜という印象もってました。教会の提供するサービスだけで比較されて来
>>られたら、牧師さんたちも 面白くないのかしら。宗派間の摩擦も起きそう。。?(^^;)

宗教活動に、国家の干渉が入るようだったら、そうしたことを望まない団体も あるでしょうね。記事ではカトリックの団体は既に補助金のような形で、資金 援助を受けていると言うような記述があったようです。宗 教界の内外から、この制度に対する批判は起きているようです。

YUKI



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