TIME/US版 (97-8-4)


こんにちは。
TIME・US版 のカバーは モルモン教。 これも興味あるのですが、長くて つい敬遠してしまいます。 まずは、 短めの記事から 5つ 選んでみました。(^^)

エエト、それから、まだ プリントアウトが出来ません。 記事見ずに、書くのは ヤッパリ ムズカシイ。 ですから 細かい点は かなりいい加減になってるかもしれません。 間違ってましたら、ゴメンナサイ。

(1) NATION / BOOT CAMP GOES SOFT
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EMPATHETIC DRILL SERGEANTS MAKE BASIC TRAINING EASIER, BUT THE RECRUITS MAY NOT BE READY FOR WAR

Boot Camp とは、軍の新兵訓練所。 そこでの 訓練がやさし〜く、 あまいものに なってきているという内容。 映画で見る厳しい地獄のような訓練を期待して入っ た若者たちをも がっかりさせるほど、楽でなごやかな雰囲気になっているよう です。サマーキャンプみたいだ との言葉もありますから。(^^;) ここで思い出したのが、リチャード・ギア主演の映画「愛と青春の旅立ち」。 あそこで出 て来る drill sergeant(練兵係軍曹)も 確か 鬼教官。 限界を超えるほどの訓練 をさせ、怒鳴り散らし、野卑な言葉をはき、若者たちのプライドなんかも 粉々にす る。でも、それも 今では過去のもののようですね。

とにかく訓練兵たちを落伍させないよう、かつての鬼教官は 今や やさしく、親 切な よき指導者。脅すなんて、もってのほか。陸軍のマニュアルによれば、指導のた め 体に接触することも むずかしいようです。海軍も 同様。 はじめに Blue Cardが配られる。 心がブルーになったら、それを教官に手渡せばよいとか。(^^;) あと、信じられないような話が 続きます。 靴もcombat boots でなく、スニーカー に。 足にやさしいから?(^^;) 服はTシャツにショートパンツで構わない。 整列 して走らなくていい。自分のペースで 自由にという具合。 アハ、、、まだ 他にもあるようです。 でも、この辺りが 記事の中でも一番 面白かった所でした。(^_^;)

まあ、あとは 男女一緒の訓練で トレーニングのレベルが 下がるとか、男女仲良くな り 厳しさなくなる。。。今の若者 権威に尊敬の念を払わない ナドナド 書いてあり ましたが。。。 要するに、これでは いざという危機の時 戦場にでて 十分は働きのできる戦力の 育成は できない ということでしょうね。

やはり、平和な国の軍隊は弱くなるものですか。

(2) NATION / SUFFERING IN SILENCE
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DEAF SLAVES ARE SET FREE, BUT ARE THERE MORE?

耳が不自由、口のきけないメキシコ人障害者たち 57人が ニューヨークで 同 じメキシコ人ファミリーにより食い物にされていた との ひどい話です。 アメリカで よい仕事を紹介できるとの話につられてメキシコの貧しい村からの 不法移民たちで、実際は狭いアパートに閉じ込められ、毎日 小物や装身具を売ら され、 儲けは ほとんど取り上げられる、稼ぎが少なければ 暴力も振るわれる と、悲惨な状況だったとのことです。 57人の中には、妊婦、子供、幼児も含まれ、 4人が警察署に駆け込んだため、事が 発覚したようです。

やりきれないのが、彼らを搾取していたのが、同じメキシコ人ファミリー、それ も 同じ障害をもつ人たちだったということ。背景にあるのが、メキシコでの障 害者の置かれている状況で、特殊教育も中学までで十分に受けられず、仕事もほ とんどない、時には 家族にも疎まれるという中で、同じ障害もつファミリーが 耳の不自由な人たちを だまし、利用しつくすケースは多いとのこと。 だからでしょうか、この不法移民たち、いままでの辛い思いがあるにもかかわら ず、やはり アメリカに残りたいようです。 この先、 少しでも よい人生が開ける といいですね。

(3) BUSINESS / THE N.B.A.'S SISTER ACT
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PRO HOOPS GETS A NEW SEASON AND A NEW GENDER WITH THE
SUCCESSFUL START-UP OF THE W.N.B.A.

アメリカ、女子プロプロバスケットリーグ についての記事。 以前、Newsweekでかな、この内容のこと 読んだので よけい興味わきましたが、 スポーツのこと 知らなくても 楽しめる内容。

今や、アメリカ スポーツ界では 女子選手の活躍 めざましいもの あるようです。 テニスは ヒンギス選手、Tiger Woods, Pete Sampras より今年 稼ぎ出したお金 多いとか、びっくりでした。 The Women's Professional Fastpitch softball leagueもスゴイ人気とか。背景にあるのが、25年前にできた Title W。。。確か、 市民権法の一つで、学校などでの sポーツの分野で男女の性差別を禁じる...と いうようなものだったと思うのですが。 とにかく、この恩恵に浴した女子選手が 活躍したのが、去年のアトランタ・オリンピックだったようです。

バスケットに話 戻しますと、 ここで出て来るのが、 W.N.B.A.(the Women's National Basketball Association). NBA's baby sister とも書かれているか ら、NBAの戦略、ノーハウを 使って イメージ戦略、PR などに お金をつぎ込んで いるようです。 もう一つの女子バスケットリーグ A.B.L.(the American Basketball league)と の比較、これが おもしろい。こちらの方が古くからあるようですが、どうも WNBAの方に勝ち目がありそうな感じ。

WNBAの強み 4点ほど書かれていました。
* marketingに力入れてるということ。
ABL所属のチームもオリンピックにも出たようなベスト・プレーヤーがおり、人気あるの ですが、テレビ放映はほとんどされない。WNBA のチームの試合は全米に流れる ようです。かつ、6月のNBAのテレビ放映のあとには必ず、 WNBAのスロー ガン 'We Got Next'とか流れたようですから。(^^;) それにお金のかけかたも違うのかな。 ABLは とにかく選手に高給を払う。 salaray $6million, marketing $1.5million. WNBA は、 逆。 マーケティングにお金を 注ぎ込みます。 marketing $15million, salary $3million. どうしても、アピー ル度が違ってきますか。

* affordability 試合のチケットの 値段など 手頃のようです。
* cometition ここ何がポイントか よく わからなかったのですが。。。?
試合がおもしろく、古い年代の人も惹き付けるようです。雑多な集団のNBAより まとまり あるのかな。(自信ナイ。)

* accessibility NBAにないもの。
give-and-take between players & fans is positively refreshing とあります。 気楽にサインもしてれる。ファンに感謝の日とか あるようで。はい、まるで 日 本のオリックスみたいですね。人気でるの わかる。(^o^;)

とにかく、順調な滑り出しのようですね。 1試合の動員数(と言うかな^^;) 当初の予想ヨリ多い、 テレビ視聴率モ 時には Major League Soccer, PGA golf より上回ることも あるとか。 この先、楽しみですか。 日本でもファン増えるかな。

(4) AMERICAN SCENE / PUBLISHED AND PERISHED
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THE DEMISE OF AN OLD PRINTING PRESS KINDLES REMEMBRANCES
OF TIMES PAST

古きよき物も非効率という名のもとに消え去っていく、ノスタルジアを感じさせ る文章でした。人口2、074人という小さな町 Greenfield, Iowa から。108年間も 続いてきた 家族でやってきた the weekly newspaper の印刷機 輪転機ですか、 それは もはやご用済み、 その長い歴史を閉じて、 運転しなくなった という話。 今や、30マイル離れた印刷所で 刷り上げられ、配達されてくる。 新しいオフ ィスでは うるさい輪転機の回る音でなく、静かな低い音が聞こえるのみ。 それから、コンピューターですか。 私は、全国紙しか知りませんが、 アメリカでは このような地元のニュース、近隣 の人たちの活躍を伝える新聞が あちこちに あったのでしょうね。
The arguments are of cost effectiveness and the inexorable consolidation that comes with our culture. Still, there is melancholy when a friend moves on. A press is,well, guardian and watchdog and historian, the builder of pride and the maker ofdignity and meaning in small places. 新聞は なくならなくても 効率化優先される今となっては 新聞も個性なきもの に なっていくのかな〜。

言葉足らずで、うまく説明できません。いい記事でした。(^^;)

(5) ESSAY / ME TARZAN, YOU MINIVAN
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FOR THE LATEST IN MALE FANTASIES, SPORT-UTES PROVE THAT
SIZE STILL MATTERS

今回のエッセーは あまり ひねった所もなく、私でも楽しめました。 アット、細かい所は わからない所 そりゃ いろいろ ありましたが。。。(^^;) SPORT-UTES ...sport-utility vehicle のこと。日本のRV車みたいな車? The Jeep Cerokee(これ、車の名前カナ) が 荒々しい自然の中、熱帯雨林を おそ れも知らず 走り回るシーンは アメリカのupper,middle class の家庭の旦那さ んたちを うっとりさせるようです。 実際は、ミニバンの方が便利みたいです ね。安全で、人をたくさん乗せれるし、効率もよい。。。家族の送り迎えに最適。 で すから、主婦の好みは ミニバン。でも、新車の買い替えでは 今の所 旦那様の 勝ち? Sport-utes の方が よく売れてるとのこと。

女性は現実的、ですが 男性は いつまでも ロマンを追い求めるということか な。(^^;) "a symbol of manly pride" とあります。今は 失ってしまった 男 らしさ、荒々しさの象徴を車で満足させてるということですか。だから タイト ルに TARZANが でてくるのですね。

Greeny


Greeny☆。。さん、こんにちは

> エエト、それから、まだ プリントアウトが出来ません。 > 記事見ずに、書くのは ヤッパリ ムズカシイ。 > ですから 細かい点は かなりいい加減になってるかもしれません。 > 間違ってましたら、ゴメンナサイ。

私もいくつか読んで見ました。プリントアウトせずに、画面で読んでいる のですが、やっぱ、疲れますね。もうちっと工夫せねば(^^;

カバーは長いですね、読むことは読みましたが、サマリーを作る気力は おきません(^^; あと、Greenyさんの選らんだ(1),(2)は面白かった。軍隊もここまできたか! ま、日本の学生も似たようなものなのですが、遂に軍隊も。 なんか感慨深いものがあります。

Picard


ピカード(Picard) さん、こんにちは。

>私もいくつか読んで見ました。プリントアウトせずに、画面で読んでいる >のですが、やっぱ、疲れますね。もうちっと工夫せねば(^^;

画面で読むと、線引いたり、書き込みできない。これも、不自由ですね。 それに私の場合、読んだら すぐゴミ箱行きだから、もったいない話。 プリントアウトしても同じだから、私も画面で読むの 慣れてみようかな。(^^;)

>カバーは長いですね、読むことは読みましたが、サマリーを作る気力は >おきません(^^;

100回目の サマリー期待しています。 ということは、1年で100回ですか。。。スゴイ ですね。 YUKIさんの homepage もできるようですし、茜さんも もうちょっとしたら、 復帰できるでしょう。さらに、パワーアップして。。(^o^;)

夏休みが終われば、みなさん 戻ってこられて また 賑やかになりますよね。 楽しみにしています。(^^)v

Greeny


Greenyさん、こんにちは。

私はどうやらまだ平常モードには戻っていないみたいです。予定はほとんど消 化し切れていません。US版も昨日ようやく少し読んでみただけです。今週は結 構面白そうだと思って、8個ばかりプリントアウトしたのですが、読んだのは4 つだけ。当然Best Fiveはまだです。ASIA版は既に来たし、どうしようかなと 思いますが、一応読んだ記事は次の通りでした。

>>(2) NATION / SUFFERING IN SILENCE
>> ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
>> DEAF SLAVES ARE SET FREE, BUT ARE THERE MORE?
これはNEWSWEEKの方も読んでみました。

(4) AMERICAN SCENE / PUBLISHED AND PERISHED
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
THE DEMISE OF AN OLD PRINTING PRESS KINDLES REMEMBRANCES
OF TIMES PAST

あと読んだのが Is Denny Really Dead? と、カバーの Kingdom Comeの2つです。Is Denny Really Dead? の方は、幸いGreenyさんも 選んでいないようですから、これはASIA版のBest Fiveに取っておきます。

残るのがモルモン教の特集です。私は関連記事の方は読んでいませんが、これ は結構面白かったです。モルモン教徒は現実感覚に長けているというか、ビジ ネスとかではかなりの商才を発揮しているようですね。他の同規模の宗教と比 べてもかなりの資金力を有している。万が一に備えて、a small cityだった ら(直接Salt Lake Cityを指しているのではないと思いますが)その住民に6カ 月間食べさせてやるだけの巨大サイロ群を貯蔵しているようです。農業・マス コミ・不動産関係の企業もかなり持っている。

活発な活動も行っていて、世界の信者数も増え続け、現在アメリカ内外で合計 1000万人近くの信者がいる。今の成長を続ければ83年後には2億6000万人の信 者数に達するというのは、楽観過ぎてどうかと思いますが。

モルモン教とかエホバの証人とかは、多分普通のキリスト教の範疇には入らな いのだろうと思います。記事では最高責任者が我々はキリスト教徒だといって いたようですが、大分教えが違う。私の学生時代もモルモン教のアメリカの若 者たちが熱心に布教活動をしていました。そうした人で、日本に残ってテレビ なんかでもよく活動している人たちがいます。

個人的には勤勉で正直で高い道徳性を持っている人が多いことは他宗教の人も 認めているようです。

しかし教義となるとやはりかなりのものです。復活したキリストが、アメリカ に渡ったということ、そしてその教えを「失われたイスラエルの10部族」の子 孫である、アメリカ原住民に教えたということ、神、イエス、洗礼者ヨハネ、 などからJoseph Smithが聖典をもらったということ、こうしたことはそのとき にもらった分厚い本で知ったけれども、当時の私には驚きあきれるような知識 でした。まじめには読まなかった。 (^^;

もちろん今でも信じていませんが、どうやら当のモルモン教とも真面目に信じ ていないらしい。あまり教義論争はないようです。もともと専門の聖職者制度 を持たないモルモン教にとっては、そうしたことは苦手なのでしょうが。

しかし世界布教をめざしているモルモン教としては、いくつかの教義訂正を行 ってきている。一夫多妻制の軌道修正は1880年頃でさすがに早いです。しかし 黒人が教会組織のどんな役職にも就けないというのは、1978年ですからこれは 新しい。この解釈変更とともにアフリカ布教が本格化してきたようですね。

人間が神になれるというのは面白い。God the Father was once a man.だから 人間も神になれる。しかしここでの人間はどうも男性のようで、「女性ももち ろん夫のよき伴侶として神になれる」ということのようです。多神教だという 批判も受けているようですし、案外東洋的考え方に近いのかもしれない。しか しやはり差別主義のイメージがどうしてもつきまとう。

国家の中の国家とまでいわれるモルモン。政界・財界にもかなりの人材を送り 込んでいるようです。アメリカの宗教はなかなか活発です。Scirntologyはド イツではもめ事を起こしているようですが、フランスではどうやら裁判所では 最近認められた。最終的には分かりませんが、布教活動にはずみがつくかもし れない。

時間があったら、もう少し読み込んでからBest Fiveを選びます。Internetは どうにか骨格は出来ました。今月中には出来ると思いますが、あまりにも欲張 りすぎているので、はたしてどうなるのか予測はつきません。Newsweekを一通 り読んだのでBest Fiveを書くつもりでしたが、ひと休みしてからにします。

YUKI



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