TIME 7/7 WEB版


みなさん、こんにちは。

TIME 7/7の中で、特集記事を除いたものから私が面白かった記事です。

1.  DEATH'S DOOR LEFT AJAR
THE JUSTICES DENY A SWEEPING RIGHT TO ASSISTED SUICIDE BUT MIGHT ENTERTAIN MORE
自殺幇助を権利として認めるかどうかについて、最高裁はこれを禁止している ワシントン州のの法律を支持する判決を出しました。しかし全面的に禁止した と言うわけではなく、これからの議論を待つと言うことのようです。鎮痛剤の 使用に関しては、裁判所の態度もかなり緩やかなようですし、賛否それぞれの 立場の人の考えを変えることは出来ないようですね。記事では後期の卵巣がん に苦しんでいる患者が紹介されていますが、判決を聞いた時はショックをうけ たものの、判決の内容を詳細に調べたら、あまり不安でなくなったのでしょう か。最後には「もし死を望んだら、それを実現するに十分なbarbituratesを既 に持っている」barbiturateは辞書にはバルビツール剤(鎮静・催眠剤)とあり ます。彼女はかかりつけの医者から、手に入れたようで「私は医者の選択を誤 らなくて、幸運だった」と言っています。

2. THROWING AWAY THE KEY
THE SUPREME COURT ALLOWS STATES TO KEEP "SEXUAL PREDATORS" LOCKED UP BEYOND THEIR TERMS IN PRISON

これもアメリカの裁判の話題です。13才の少年に対する"indecent libertie s"の罪で10年の刑を終えた Leroy Hendrickが、釈放されないでそのまま精神 矯正施設(Larned Correctional Mental Health Facility)に収容されているの は、違法かどうか。カンザス州のSexually Violent Predator Actの合憲性の 是非が問題になった裁判です。最高裁は合憲と判断したようです。彼の場合、 過去30年に5度も同じような罪で服役しているようですし、1994年制定の同法 案の制定のきっかけを作った人物かもしれません。この矯正施設への収容は、 刑罰ではないということのようです。Leroy Hendrick自身はこの施設に入っ てから何も治療に当たるようなことを受けていないことは、問題のようで すが。これが悪用されて拡大解釈されることを恐れる反対意見ももちろんあり ます。

ところで過去に重犯罪を犯した人は、3度目にはどんな微罪であれ、収容され ると言う制度も有名でした。あれはなんと言いましたか。strike outか三振か そんな名前がついているのは、覚えていますが。

3.  HEAVYWEIGHT CHOMP
BOXING GETS A BLACK EYE AS CHALLENGER MIKE TYSON BITES THE EARS OFCHAMPION EVANDER HOLYFIELD

マイク・タイソンが挑戦したWBA世界ヘビー級タイトル戦の記事です。早いです ね。私は昨日月曜日の新聞で読んだばかりです。今日の新聞にも、Holyfield 側が提訴するとかの記事が載っていましたが、イギリスではこちらの方が香港 返還よりも大ニュースだそうです。 (^^;

相手の耳を食いちぎったというショッキングな事実は別に、コメントも面白 い。Holyfieldのは余裕があります。 "I truly believe fear itself causes people to do the easy thing. The quickest way was to get out. If you think you can whup me, do it with the gloves on. You had a chance to fight. Why did you bite?"   タイソンのコメントは "He has a cut on his ear, and he didn't want to fight. Regardless of what I did, he had been butting for two fights. I addressed it in the ring...What else could I do?"

善玉と悪玉、知性と本能、技術とパワーと朝日にはありましたが、どうも人は 悪玉に引かれるのでしょうか。記事も「一番いいことは、タイソンの永久追放 だが、フアン(sucker)は彼の試合を見ることを望むだろうと結ばれています。 この試合の特集に当たってのSPORTS ILLUSTRATEDのカバーはチャンピオンでは なく、タイソン。6/30のNEWSWEEKもTysonが大きく扱われていました。タイソ ンが腕に毛沢東の写真を入れ墨しているのは、写真でも分かりますが、彼は試 合前伝説的なごろつき、Sonny Liston(1922-70,米国のヘビー級ボクシング選 手)の墓に詣でたのに対して、Holyfieldは聖書風のPHILという言葉を書いたト ランクスをはいているとか。名前も聖者風ですし。しかし一般の人気はタイソ ンなのでしょう。ところでPHILとは何の略? 愛?

全体をMacbethのThe Sound and the Furyという言葉で、表していますが、ど う訳したらいいのでしょうか。「騒々しさと憤怒」,もしかして「健全さと激 怒」がいいのかな。そうすれば両者のイメージに重なりますが。

4.  MUFTER THE TROOPS!
IT WAS THE DEMAND FOR DENTAL CARE THAT WAS THE DEAL BREAKER. REALLY

ESSAYです。いかにもESSAYらしいというか、細かいところでひねっていま す。大体の意味はわかりやすいと思いますが、全訳するとなると大分調べなく てはいけないかもしれません。

記事本文の最初の行がMINUTES OF THE CONTINENTAL CONGRESS July 1, 1776 となっています。カバーに合わせて、アメリカ独立宣言を模したものですが、 現代の風刺をいろいろ書いています。独立の条件としてアメリカ側(American States)から、イギリス側に11条の要求を出しているようです。調停者は William Morris。多分辞書に1834-96,イギリスの詩人・社会主義者とある、モ リスです。この人の作品、岩波文庫で何か読んだような気がするけど、はっき りしません。しかしMufter===>Muster, defirous===>desirous,difcussed==> discussedとあるように、sの文字かfになっていなっています。これは記事全 体に見られる特徴で、もしかしたらMorrisの特徴なのかもしれません。なまり が、書き言葉で出てきたときは、判別が難しい。

書いている内容は楽しめます。
1. 150年間はイギリスが世界で英語を話すWorld Powerであることを認め る。(アメリカ英語とイギリス英語と香港返還)
2. GreatとかWorldとかいう規模の戦争の時は、アメリカ側はイギリス側を救援する。

3. アメリカ側は将来の国王になるべき皇太子に女優クラスの女性を供給す る。他にも2つ例がありますが、将来の首相の母親として有能なambitiousな女 性を出すとかいうのは、誰のことを指しているのでしょうか。

などなど、11箇条ありますので、楽しみたい方はどうぞ。分かりにくいのも あるようです。

私の今週の予想は、多分これらはいずれもASIA版には載らない。しかし特集 も、これらの記事も載らないとなったら、ASIA版には載る記事が無くなってし まう。(^o^;

YUKI


YUKI さん、こんにちは。

>1.  DEATH'S DOOR LEFT AJAR
> THE JUSTICES DENY A SWEEPING RIGHT TO ASSISTED SUICIDE BUT MIGHT
>ENTERTAIN MORE

>2. THROWING AWAY THE KEY
> THE SUPREME COURT ALLOWS STATES TO KEEP "SEXUAL PREDATORS" LOCKED
> UP BEYOND THEIR TERMS IN PRISON

>Leroy Hendrick自身はこの施設に入っ
>てから何も治療に当たるようなことを受けていないことは、問題のようで
>すが。これが悪用されて拡大解釈されることを恐れる反対意見ももちろんあり
>ます。

私も、ここは非常に気になりました。 日本で こういうのが まかり通ると 怖いですね。

> 3.  HEAVYWEIGHT CHOMP
> BOXING GETS A BLACK EYE AS CHALLENGER MIKE TYSON BITES THE EARS
>OFCHAMPION EVANDER HOLYFIELD

読売では、アリのことに触れて書かれてありました。 アリ以来 ヘビー級の威信が落ちた、 さらに タイソンは かつては 世紀の試合と 言われていた ヘビー級タイトル戦に泥を塗ったと。 モハメド・アリって、やはり 偉大な人だったんですね。 ボクシングは 怖くて よう見れないのですが、アリのことだけは 興味あります。

>善玉と悪玉、知性と本能、技術とパワーと朝日にはありましたが、どうも人は
>悪玉に引かれるのでしょうか。記事も「一番いいことは、タイソンの永久追放
>だが、フアン(sucker)は彼の試合を見ることを望むだろうと結ばれています。
>この試合の特集に当たってのSPORTS ILLUSTRATEDのカバーはチャンピオンでは
>なく、タイソン。6/30のNEWSWEEKもTysonが大きく扱われていました。タイソ
>ンが腕に毛沢東の写真を入れ墨しているのは、写真でも分かりますが、彼は試
>合前伝説的なごろつき、Sonny Liston(1922-70,米国のヘビー級ボクシング選
>手)の墓に詣でたのに対して、Holyfieldは聖書風のPHILという言葉を書いたト
>ランクスをはいているとか。名前も聖者風ですし。しかし一般の人気はタイソ
>ンなのでしょう。ところでPHILとは何の略? 愛?

でも このタイソンの話 も おもしろい。。。ですね。 これ、アジア版に載るような気がしますが。。。(^^;)

> 私の今週の予想は、多分これらはいずれもASIA版には載らない。しかし特集
>も、これらの記事も載らないとなったら、ASIA版には載る記事が無くなってし
>まう。(^o^;

私の予想。 YUKIさんが 上で選んでおられる(1)〜(3)と、宇宙船ミールの記事、 この4つは載ると思うけど。。。 理由は...私の目に止まったからです。(^o^;)

Greeny


Greenyさん、YUKIさん、こんにちは

火曜日、意外と忙しくて余り読めませんでしたが、確かにピックアップ すべき記事に困りました。どうなってんの?

3個ほどプリントアウトして読んでみましたが

> >1.  DEATH'S DOOR LEFT AJAR
> > THE JUSTICES DENY A SWEEPING RIGHT TO ASSISTED SUICIDE BUT MIGHT > >ENTERTAIN MORE

> > 3.  HEAVYWEIGHT CHOMP
> > BOXING GETS A BLACK EYE AS CHALLENGER MIKE TYSON BITES THE EARS
> >OFCHAMPION EVANDER HOLYFIELD

それと、HITTING THE MARTIAN HIGHWAY

> YUKIさんが 上で選んでおられる(1)〜(3)と、宇宙船ミールの記事、
> この4つは載ると思うけど。。。
> 理由は...私の目に止まったからです。(^o^;)
それを信じましょう(^o^; すると無駄にはならないな(^o^;

Picard


Greenyさん、こんにちは。

>>読売では、アリのことに触れて書かれてありました。
>>アリ以来 ヘビー級の威信が落ちた、 さらに タイソンは かつては 世紀の試合と
>>言われていた ヘビー級タイトル戦に泥を塗ったと。 モハメド・アリって、やはり
>>偉大な人だったんですね。
>>ボクシングは 怖くて よう見れないのですが、アリのことだけは 興味あります。

どうやらタイソン追放の声が高まっているようです。TIMEでは、今回の試合で の最大の敗者は、ボクシングだったとありましたし、イメージ回復には時間が かかるのでしょうか。それともあまり影響ない?

>>でも このタイソンの話 も おもしろい。。。ですね。
>>これ、アジア版に載るような気がしますが。。。(^^;)

はい、私も時間的に間に合えばTIMEにもNEWSWEEKにも載る、と意見を変えまし た。しかしASIA版は早いところではもう売られているのではないですか。火曜 日に発売と聞いたようにも思いますから、時間的に少しきついかな。

>>私の予想。
>>YUKIさんが 上で選んでおられる(1)〜(3)と、宇宙船ミールの記事、
>>この4つは載ると思うけど。。。
>>理由は...私の目に止まったからです。(^o^;)

私は3だけ。しかしやはり特集記事が多かったから、これ以外のは載る確率高 いかもしれませんね。

特集記事は、まだ少ししか読んでいません。これから読みます。

YUKI



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