TIME(12/30,1/6)★FIVE★


こんにちは。

雑誌TIMEの今年最終号。
メインは COVER と IMAGES OF 1996 でしょう。 ですから、Fiveはp.72〜 から 選びました。

(1) BOOKS/ The Definitive Spy vs. Spy (p.92)
スパイの本の紹介です。
Spy Book: The encyclpedia of Espionage (Random House; 633 pages)
残念ながら、先日のCIA、Harold Nicholsonの件は入っていないようですが、すばら しい本に仕上がっているようです。見出しも2000以上、スパイの歴史、暗号解読、ス パイ用語...など、当然 Aldrich Ames から Kim Philby、Anthony Bluntなど よく 知られているスパイの名前が挙がっています。

おもしろいのが trade jargon (スパイ用語)。
dry clean / pianist / swallow / raven
さてさて これは何を意味してるでしょうか?? (^^)


いろんなエピソードも書かれていて、おもしろいようですよ。 たとえば Josephine Baker というキャバレーのスター、 連合国側への情報持ち出すのに intelligence information written on her music in invisible ink and with photographs hidden in her clothes 当時から 見えないインクなんて あったんですねえ。(^^;)

ただ最後に 最近のスパイには class (洗練されたもの デスカ)がなくなってきている と書いてありますね。 Ambition is driven by hubris and shabby moneygrubbing. 傲慢さとお金欲しさですか。 かつてはスパイ行為には主義主張のため自分のすべてをなげうつ という理想があっ たんでしょうか。それを Pollard, Ames 、 Nicholson が台無しにしてしまった と ありますね。 で、ロマンス求めたかったら、サマセット.モーム、グレアム.グリーン、John le Carre (この人シラナイ) を読むようにとありますが、 さて みなさんのお好みは どなた でしょうか??

あはっ...おもしろいので、つい長くなってしまいました。(^^;)(^^;)

(2) Japan's Wake-Up Call (p.74)
The hostage drama in Peru shows that Tokyo has to become a bigger player in the post-Cold War world
日本がペルーFujimori政権を支持してきた背景、また ラテン.アメリカ、アジア、ペ ルーでの過去 日本がターゲットにされてきた事件についても概略が書かれていま す。最後あたりで、8月でしたか、メキシコでの Sanyo Video Componentの社長 誘 拐で 200万ドルの身の代金 支払ったことは "That's setting a bad example"との発 言も引用されています。

(3) Woman of 10,000 Saris (p.75)
The arrest of an extravagant actress-turned-politician shows India is taking aim at corruption
贈賄、収賄、文書偽造など腐敗したインド政治が変わりつつあるようです。 司法当局も汚職に対し、厳しい対応をはじめ、退陣に追い込まれた(ジシン ナシ) 国民会 議派ラオ首相 はじめ他の議員も取り調べを受けているとか。 で、この記事では the queen of south Indian politics...JAYALALITHA もついに逮 捕されたとのニュース。元映画スターのこの女性議員、七つものcorruption charges 罪状で告訴されているようで、彼女の家から押収されたもの: 96の腕時計、350の靴、10、000のサリー、約27kgの貴金属類、全部で8 00kgにもなるようです。 が、131の空のスーツケースもあったようで、この中身は何処に??

(4) Ruling Out "Junk Science" (p.80)
The evidence that breast implants cause serious illness isn't worth considering, says a federal judge
確かな背景知識ないのですが、... シリコン注入による豊胸手術....アメリカで問題になりましたよね。 そのため、様々な体の異常が出てきて、...何千もの女性から 訴訟が起こされており ます。どうやら、Portland, Oregonの裁判官が これは 'junk science' ....この Dow Corning 社(カナ?) による 注入手術と 自己免疫疾患 及び any systemic illness or syndrome
(日本語訳 ??) の因果関係に信ずべき科学的根拠に欠けていると、却下。 つまり、被害者の女性たちは、泣き寝入りになるということでしょうか。 で、これが 今後に大きな影響与えることとなろう....というようなこと が書かれて いるようです。

これ、自信ないのです。 間違っていたら、ゴメンナサイ。 m(_._)m でも、興味ひく話題なので、あとで もう一度 よく読んで見ます。

(5) CINEMA/ Mad for Evita (p.82-86)
マドンナ演じる 映画 Evita の記事。 ニューズウィークで、tonnchakkuさんたちが、話題にされていましたね。

Five なんとか 今年最後の分 アップできました。 ちょっと 一仕事終えた気分。(^^)

Greeny


Greenyさん、こんにちは。

今週のTIME、Cover Storyとimages of 1996をはずすと、私もGreenyさんのと 大体同じです。

>>(1) BOOKS/ The Definitive Spy vs. Spy (p.92)
>>スパイの本の紹介です。

Greenyさん、スパイのこと前に話題になりませんでしたか。この本の書評もど こかで読んだような気がします。Newsweekだったのかな。

>>Spy Book: The encyclpedia of Espionage (Random House; 633 pages)
>>残念ながら、先日のCIA、Harold Nicholsonの件は入っていないようですが、すばら
>>しい本に仕上がっているようです。見出しも2000以上、スパイの歴史、暗号解読、ス
>>パイ用語...など、当然 Aldrich Ames から Kim Philby、Anthony Bluntなど よく
>>知られているスパイの名前が挙がっています。

はい、今週のESSAYで触れたAlger Hissも、Rosenberg夫妻もちゃんと乗ってい ますね。

>>ただ最後に 最近のスパイには class (洗練されたもの デスカ)がなくなってきている
>>と書いてありますね。

このclassはすぐわかりましたか。私は分かりませんでした。辞書には高級な もの上品などとありますが、理想・信条のようなものをさしているんでしょう ね。私も、最近のスパイ事件を見ていたら、少しも面白くありません。ただの 犯罪記録と変わりませんから。

>>で、ロマンス求めたかったら、サマセット.モーム、グレアム.グリーン、John le
>>Carre (この人シラナイ) を読むようにとありますが、 さて みなさんのお好みは どなた
>>でしょうか??

私はモームしか読んでいません。モームのアシェンデン(?)だったかは、直接 諜報活動の経験を描いた作品でした。Graham Greeneは、大学の授業で読んだ The Italian Girlだけ。面白い作家らしいですけど。Greenyさんは、以前この 作品に興味あること書いていませんでしたか。名前も似ているし。

しかしイギリスは文学者で諜報活動をした人が多いですね。外交は、多かれ少 なかれそうした活動を伴いますし、大英帝国の時代から情報の大切さが身にし みているのかもしれません。

>>(3) Woman of 10,000 Saris (p.75)
>>The arrest of an extravagant actress-turned-politician shows India is taking
>> aim at corruption
>>贈賄、収賄、文書偽造など腐敗したインド政治が変わりつつあるようです。
>>司法当局も汚職に対し、厳しい対応をはじめ、退陣に追い込まれた(ジシン ナシ) 国民会
>>議派ラオ首相 はじめ他の議員も取り調べを受けているとか。

Narasimha Rao氏は現在首相ではないと思いますから、いいとおもいます。し かしこの首相の名前はいつ聞いても日本人みたいに聞こえました。

この逮捕された女性国会議員、1年間は1ドルで奉仕的に仕事をしたと書いてあ りますが、その裏では華やかな生活を送っていたようですね。、最初のものす ごい人気も4年後には石や靴を投げられたりして、このごろでは大分落ち目だ ったのかもしれません。

>>(5) CINEMA/ Mad for Evita (p.82-86)
>>マドンナ演じる 映画 Evita の記事。
>>ニューズウィークで、tonnchakkuさんたちが、話題にされていましたね。

私もざっと読んでみましたが、結婚式のシーンで米を投げたり、ブダペストで は、撮影以外は1ヶ月くらいホテルの部屋に閉じこもっていて、あまり楽しく はなかったというのが面白かった。専用の出入口を利用していて、ホテルの desk clerkも1度も彼女を見なかったというんですからね。しかしMaddonaの、 この映画に書ける執念みたいなものは感じられます。

私が、面白いと思ったのはGreenyさんとほぼ同じです。Greenyさんの5つに、 次の2つを加えときます。
1. Bull Bonus Bonanza (p.79)
アメリカの証券界が、今年はものすごい景気だということで、今までで最高の ボーナスをはずんだと言うことです。プロスポーツ選手並の金を手にした人が たくさんいるようです。

2.Aircraft Amuck (p.94)
MIchael Crichtonの最新作書評。Rising Sunがきっかけで、この作家のはかな り読んでいます。元々が医者ですし、最新の科学知識を知ったような感じにな るので。映画もすぐ出来るようですが、まあ、映画はおいといて、これはいつ か読むかもしれません。

今年もあと2日。それでは、Greenyさん、良いお年をお迎えください。

YUKI


YUKIさん、こんにちは。

>>私はモームしか読んでいません。モームのアシェンデン(?)だったかは、直接
>>諜報活動の経験を描いた作品でした。Graham Greeneは、大学の授業で読んだ
>>The Italian Girlだけ。面白い作家らしいですけど。Greenyさんは、以前この
>>作品に興味あること書いていませんでしたか。名前も似ているし。

ここから ハンドルネームにしたわけでも ないのですが...(^^;)
グレアム.グリーン好きです。もっとも、読んだのは翻訳で、全集25巻のうち ほん の少しですけど、、、 映画「第3の男」、これも確か 彼の作品のはずです。

YUKIさん、いつも コメントありがとうございます。 おかげさまで、TIMEのBest Five なんとか、最後まで アップできました。 ていねいに読むということは できませんでしたけど、雑誌を楽しむことは できたよ うです。 来年は サマリーも頑張ってみなくては と思っておりますが。

明日は大晦日。
みなさまは どのように年を越されるのでしょうか。 どうか よいお年をお迎えください。
m(_._)mm(_._)mm(_._)m ペコリ.

Greeny


Greenyさん、こんにちは。

>>>>私はモームしか読んでいません。モームのアシェンデン(?)だったかは、直接
>>>>諜報活動の経験を描いた作品でした。Graham Greeneは、大学の授業で読んだ
>>>>The Italian Girlだけ。面白い作家らしいですけど。Greenyさんは、以前この
>>>>作品に興味あること書いていませんでしたか。名前も似ているし。
>>
>>ここから ハンドルネームにしたわけでも ないのですが...(^^;)
>>グレアム.グリーン好きです。もっとも、読んだのは翻訳で、全集25巻のうち ほん
>>の少しですけど、、、 映画「第3の男」、これも確か 彼の作品のはずです。

自己レスですが、The Italian GirlはGraham Greeneの作品ではなかったよう に思います。Iris Murdochじゃなかったかと思います。現物もないし、今調べ ようもありませんので、わかりませんが。かつてPenguinのカタログに載って いたので、なつかしさのあまり注文しようかとも思いましたが、そのままにな っています。どちらの作家も全然読んだことがないのに、いろいろ紹介なんか 読んだことがあるので気にはなっているですが・・・

「第3の男」、なるほどね。日本人には人気のある映画ですが、私にはあまり 面白くありませんでした。グリーンの全集が出ているんですか。面白かった作 品など、そのうちに紹介してください。

>>おかげさまで、TIMEのBest Five なんとか、最後まで アップできました。
>>ていねいに読むということは できませんでしたけど、雑誌を楽しむことは できたよ
>>うです。 来年は サマリーも頑張ってみなくては と思っておりますが。

私も、TIME/NEWSWEEK楽しんで読んできました。一番必要なことじゃないかと 思っております。

いよいよ1996年も今日限り。1日で気分を新たにするのは日本人のいいところ でしょう。はっきりしたけじめがつけられますから。

今年はお世話になりました。 よいお年をお迎えください。

YUKI



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