ロマンスの衰退(TIME, ESSAY)


Greenyさん、みなさん こんにちは。

TIME Oct.21 の ESSAYについてです。TITLE はMY ONE AND ONLY LOVEです。

1956年ヒッチコックの「めまい」が上映されてから40年。最近「めまい」が新 しく鮮明な画面で、再封切りされたのをきっかけに、この40年間の映画につい て書いています。一言で云えば映画の世界から真のロマンスがなくなったとい う記事です。

そんなに遠くないむかし映画では理想の相手との出会いを描いたものだが、現 在ではそういったのは、はやらない。現在のはTVショーSeinfeldに象徴される ように、自己愛がテーマになっている。この自己愛loving oneselfは narcissismとは少し違う印象です。自己主義?はっきりわかりません。この Seinfeldがどんな番組なのかさっぱりわかりませんので。ただ理想の異性を求 めるどころかそもそも人との出会いを求めていないと云うようなとこでしょう か。

「めまい」が封切られたとき、ブロードウェイではMy Fair Ladyが上演され た。このように当時は理想の相手を求めるということは文化的通念であった。

しかし現在では理想のカップルを描くことはなくなってきている。

New York Timesの"Vows"欄でも、幸せなカップルを茶化すように書かれてい る。もう、世間がそう云ったことを信じていないということなんでしょう。こ こで例えに出されているRitz Brothersの映画については知りません。

今ではミスアメリカのページェントぐらいしか、理想の女性を見つけようとい う試みは見られない。

どうしてだろうか。離婚の増加に見られるように理想のカップルが少なくなっ たのも一因だろうが、男女平等の動きは、男性同様完璧な女性などいないこと に気づかせたのだろう。

肉体的にはかつてないほど完璧に近づいてきた現在の若者は、その他の面では 頼りない。骨折りなんかはしようともしない。since their minds do not go for afternoon workouts, they often show themselves to be as witty as aging exercise guru Jack LaLanne.この文はJack LaLanneの事も知らないの で、よくわかりません。一応かつてのヒーロー・ヒロインのタイプのような若 者がいなくなったというようなことでしょう。

かつての理想のカップルがスクリーンから消えて、それに代わったのはそんな に魅力的ではない。それはthe ideal of the unideal非理想の理想化なのだ。 現実をそのままよしとするようなリアリズムのことでしょうか。

かつてのテレビショーの登場人物達は理想的な伴侶を見つけたが、現在ではど んなカップルが結びついてもおかしくないというストりーだ。だから現在の登 場人物達は結婚をしないのだ。One size fits all. TITLEにも関連してくる と思うのですが、どう訳したらいいのでしょうか。

完璧さとセンチメンタルな甘ずっぽさの幻影は、完全に現代の映画からはなく なり、それに代わったのは次から次へ相手を変えていく恋愛だ。

「めまい」では、主人公は女性を理想化したがために失敗し、Seinfeldでは自 分自身を過大評価したために失敗する。40年間で映画はここまで来てしまっ た。

いやあ、こういった類の文章は難しい。第一背景がよくわかりません。私が知 っていたのは、VertogoとMy Fair Ladyだけ。Father knows Best.は何回か聞 いたことがあるような気がするけど、実際は知らないのと同じ。Seinfeldと Ritz BrotherとJack LaLanneとThe Adventures of Ozzie & Harrietのことは 全く知りません。

>>Hitchcockの「めまい」みたことないので、できましたら、簡単な解説も入れていた >>だけたら...ズウズウシイですね。(^^)

Greenyさん、コメント遅くなりました。

「めまい」は高所恐怖症の男(Jimmy Stewart)の物語。彼が知らず知らず、妻 殺しの手伝いをさせられるのですが、最後の瞬間にようやくそのことに気づき ます。妻殺しの男の妻と愛人が入れ替わっているのですが(Kim Novak)、彼が 妻だと思ったその共犯者を愛したことからおこる悲劇とサスペンス。最初の場 面から興奮させられます。ヒッチコックのストりーのうまさにはいつも感心さ せられます。ほとんどの作品は見ているのですが、まだ見ていない作品が少し あるので将来の楽しみです。

YUKI



YUKIさん またまた こんにちは。

ヒッチコックの「めまい」の解説まで、ありがとうございました。 う〜ん...彼の映画、敬遠していたんですが、やはりそんなにいいんですか。 では、一度みてみなくては。

ESSAYの コメント、愛にロマンスに理想のカップル....なんか苦手な話題だから、パ ス。でも、英語は 読んでみます。 いつも、ESSAYなんて、むずかしいの、サマリーに感想 ありがとうございます。 わかりやすいし、とっても、助かってます。 m(_._)m ペコリ。

ところで、話し変わりますが、 今週のTIME/NEWSWEEKもおもしろそうですね。 私は、TIMEのカバー(←ストーリーではなく、ほんとの表紙ね)...TREASURES OF THE SEAS 深海と熱帯魚 気にいってます。いやな事件多い中、こころ洗われますね。 じっくり読みたい...ところなんですが、急に忙しくなって、2週間ほど、アップで きそうにありません。残念。(^^;)

でも、みなさんの書き込みみながら、ボチボチ読んでいきますから。 また、復活の折には、よろしくお願いしますね〜。(^^)

Greeny



Greenyさん、こんにちは。

>>ところで、話し変わりますが、
>>今週のTIME/NEWSWEEKもおもしろそうですね。

早いですね。私の所には、どちらもまだ届いておりません。

>>じっくり読みたい...ところなんですが、急に忙しくなって、2週間ほど、アップで
>>きそうにありません。残念。(^^;)

さびしくなりますね。Best Fiveも当分お休みですか。残念です。

>>でも、みなさんの書き込みみながら、ボチボチ読んでいきますから。
>>また、復活の折には、よろしくお願いしますね〜。(^^)

私も自己流でTIME/NEWSWEEKを読んでいます。早く帰ってきてください。

その折りには、またよろしく。

YUKI



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