解体するロシア軍(TIME,OCT.10.21)


Greenyさん、こんにちは。

Greenyさんが Time Best Fiveに選び、私も選びたかったロシア軍のお寒い現 状についての記事の感想です。

>>ロシアの軍、そして通常兵器の弱体化と 軍人の窮状。guards,drivers, salesmanな >>どのアルバイト(moonlight)も見てみぬふり。が、都市部は まだまし、地方では 肉 >>体労働しかないとか。チェチェンで手痛い打撃被ったのも、このせいとか。

Greenyさんのまとめのとおりですが、それにしてもすさまじい惨状ですね。

何年か前に見た当時の東ドイツでごみ捨て場を物色するロシア兵の写真も衝撃 的でしたが、この記事も信じられないことばかりですね。人員・予算削減の規 模もかなり大がかりですが、訓練を実施する余裕もなく規律・志気は低下する 一方の取り残されたロシアの軍隊はどうなるんでしょうか。有能な士官・下士 官クラスは既に除隊し、残る人物はhave porridge in their headsだというこ とですね。(p.34,中段後半)。この表現は大体の意味はわかりますが、正確に はどういう意味でしょうか。

給料未払いで飢えや略奪が日常化し、冬の寒さをしのげるかの心配もあるとい うのにロシア軍は辛抱強いですね。まだツァー以来の専門家としての職業軍人 の誇りの伝統が残っているし、民主主義になったということも大きいのかもし れません。これだけがたのみでしょうか。

しかし通常兵器の維持管理がままならぬとあって、核兵器に防衛機能をもた せようとしているのも事実。おまけにクーデターはおこさないまでも、 地方のボスと結託し軍閥化していくいく恐れもありそうです。こうなったら、 世界にとってロシアの恐怖がかつての冷戦以上にのしかかるかもしれません。

Chechenではロシア軍から横流しされた武器でロシア兵が死んでいくという事 実。ロシアの武器が簡単に手にはいるとしたら、そしてそれが核兵器だった ら・・・どうも記事を読む限りでは、その可能性は多分にあるし、軍の一部が 暴発することだってないわけじゃない。ロシアが爆発したら、現在の中東どこ ろじゃないでしょう。ロシアの軍事力は確実に低下しているが、現在だけでも 20,000以上の核弾頭がロシア全土に散らばっていることから、その管理能力が なくなったとき、どうなるのか。

ホラーSF映画としてもこれ以上のはちょっとみあたりません。しかもこれは現 実に可能性を秘めているのですから。

YUKI


YUKI さん こんにちは。

>>have porridge in their heads わかりませんでした。文脈から、「ろくでもない、かす」(←ちょっと下品な言い方) かと思いました。

それより、私がこれを読んで不思議に思ったのは、

>>何年か前に見た当時の東ドイツでごみ捨て場を物色するロシア兵の写真も衝撃 >>的でしたが、この記事も信じられないことばかりですね。

>>しかし通常兵器の維持管理がままならぬとあって、核兵器に防衛機能をもた >>せようとしているのも事実。おまけにクーデターはおこさないまでも、 >>地方のボスと結託し軍閥化していくいく恐れもありそうです。

私は英語雑誌、継続して読んできたわけでないのですが、... ソ連崩壊以後、ロシア軍兵士の士気の低下、武器の横流し、給料も満足にもらえない 窮状、マフィアの横行等の断片記事 よく目についたような気がするんですが。 結局のところ、状況は悪くなるばかりということなんでしょうね。

>>Chechenではロシア軍から横流しされた武器でロシア兵が死んでいくという事 >>実。

以前、本でソ連はアフガニスタン侵攻以降、兵士が麻薬づけになった...と書かれて いるの読んだことありますが、もうそこから、チェチェンへの道が用意されていあの かなあ...と考えてしまいました。(的外れかもしれませんが) 先日エリティンの入院報道の時、核のボタンは預けて...など聞くと、この先何が起 きてもおかしくない時代、毎日、別にストイックに生きなくても、脳天気にやりゃい いさ....なんて、思ってしまうんですが。(^^)

Greeny


Greenyさん、こんにちは。

>>>>have porridge in their heads >>わかりませんでした。文脈から、「ろくでもない、かす」(←ちょっと下品な言い方) >>かと思いました。

そういったとこでしょうね。ただ何かいわれがあるのかなと思いまして・・・

>>ソ連崩壊以後、ロシア軍兵士の士気の低下、武器の横流し、給料も満足にもらえない >>窮状、マフィアの横行等の断片記事 よく目についたような気がするんですが。 >>結局のところ、状況は悪くなるばかりということなんでしょうね。

日本に伝わってくる情報ではあまり芳しくありませんね。ルーブルの下落なん かをみていると、よく生活できると思います。しかし専門家が海外流出し続け るとなると、ロシアはどうなるんですか。すでにスターリンの粛正によって、 知識人など文化の担い手をだいぶ失っていたはずですから、いくら教育によっ て補充していたとしても、その影響がまだ残っていたはずの所にこの状況です からね。

>>以前、本でソ連はアフガニスタン侵攻以降、兵士が麻薬づけになった...と書かれて

ベトナム戦争とアメリカ、ロシアとアフガニスタン・チェチェン・・・私はつ いつい観念的に物事を見てしまう癖がありますが、できるだけどこの国の人間 でも生身で生きてるんだと考えるようにしています。マスコミの情報だけでな く自分の想像力を働かせることが一番大事なような気がします。戦争から帰っ たら自分はどうなっているだろうか・・・そうしたら、少しはわかる気がしま す。

>>先日エリティンの入院報道の時、核のボタンは預けて...など聞くと、この先何が起 >>きてもおかしくない時代、毎日、別にストイックに生きなくても、脳天気にやりゃい >>いさ....なんて、思ってしまうんですが。(^^)

私も、時々は思わなくもないですが・・・たしかGreenyさんは、オリックスの 大フアンですね。これは日本シリーズの結果、そんな感想を持ったわけではな いですよね。(^^)

ここはバランス感覚を働かせて、別な発想をしましょう。

YUKI


YUKIさん こんにちは。

>>>>>>have porridge in their heads >>そういったとこでしょうね。ただ何かいわれがあるのかなと思いまして・・・ 私も気になっていたので、nativeに確かめて見ました。 porridgeはどろどろとしたお粥みたいのものですか。つまり、soft. 頭がsoftという ことは、not smart,intelligentということらしいです。have rocks in one's head と似た意味と言っておりました。

ついでですが、欧米の大衆紙の件。 National Examinerは LaplaceさんがおっしゃっていたWeekly World Newsと 同様、信用できないようです。gossip専門とか。 News Chroniclと Lancashire Evening Post は わかりませんでした。

私は、いやなこと、気の重いことに出会うと、ケセラセラ.....とバランス取るよう にしてます。でも....昨日のオリックスの負けは計算ずみだからね〜。 今日は絶対 勝つ!!! (^_^)

Greeny



感想はこちらに・・・YHJ00031@niftyserve.or.jp
Internetの場合は・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


ホームページに戻る 

TIMEのホームページに戻る