TIME OCT.7のESSAY "Let's Find Those Little Green Men"についてです。
地球の回りをぐるぐる回って科学的なデータを集める時代は、終わった。火星 か、木星の衛星にいつ人類が旅立てるのか。この記事のいうように、早く実現 して欲しい。
TITLEのlittle Green Menは多分火星人のこと。
要約というより、簡単な意訳と単語訳を書いておきます。 *印のついているのは、「行間リーダー」の拾ったそのまま。+印はそれ以外も の。
[1段落]
将来宇宙人が、1996年の地球の古代遺跡を発掘したら、1)Dick Morrisと2)木
星の衛星の写真が同時代に共存していたことを知って驚くだろう。科学技術が
高度に進歩しているのに、精神文化は発達していないことを皮肉っているので
しょう。
[2段落]
今年、それぞれは独立しているが、宇宙に生命が存在することを示唆する3つ
の事業があった。
[3段落]
まず木星探査機Galileoが、木星の衛星 GanymedeとEuropaの氏野心を送ってき
た。今の所、生命の確認はされていないが、Europaには巨大な海洋が存在する
可能性がある。
[4段落]
火星から飛来した隕石に、生命の痕跡かもしれない有機物の分子が発見された。
[5段落]
海底火山口の異常に高温・高圧の世界で有機物の完全な遺伝子が生きているこ
とがわかった。
[6段落]
私たちは、長い間人類を基準にして生命の可能性を探ってきたが、この地球上
の深海で、全く新しい組成を持つ生命が存在するのなら、他の宇宙にも存在す
るはずだ。
[7段落]
Shannon Lucidの勇気は賞賛するが、いつまでもこの地球の回りで実験を繰り
返すときは終わったのではないか。もっと、先に進もう。
[8段落]
アメリカの宇宙開発には、冒険とロマンとソ連の競争以上のものがあったはず
だ。名作2001の映画に見られるような、宇宙への畏怖と好奇心が。30年後の現
在、それはいろあせてしまった。
[9段落]
Gargarinにせよ、Apolloの乗組員にせよ、虚無の空間を体験したとき、多かれ
少なかれ神秘性を感じていた。
[10段落]
90年代は宇宙に神を探すときではない。実際に宇宙に出かけていって生命を探
すときだ。最初の壁を破らなくてはいけない。
[11段落]
条件は整った。火星かエウロパに、探査機を送り、その後人類が着地するの
だ。さあ、宇宙へ飛び出そう。