消えた宝くじ札(2/15)


*Juan, the lottery winner whose number was up

スペインの漁村で76才の老人が宝くじを購入した日、心臓麻痺で倒れて医者の 所に運ばれる途中で死亡した。後日、その宝くじは2万ポンドの当たりくじで あることが分かり、親戚が大騒ぎしているという記事です。墓を掘り返そうか という動きまであるらしい。

もちろん長年宝くじあたることを夢見ていたJuan Villasanteは自分が当たり くじを買ったことなど知らないままだった。彼は地元のバーで札を買ったのだ が、葬式の翌日にバーの経営者が自分の店で5枚の当たりくじを売ったことに 気づいたのが騒動の始まり。そのうち4人はすぐ現れた。残り1人がどうもなく なったVillasanteらしい。

彼は心臓麻痺で死亡したままの服装で埋葬されたから、もしかしたら当たりく じをポケットの中に入れたままかもしれない。彼には子供がいないから、親戚 が当たり札を巡って家中を探し回ったらしい。それでも見つからず、葬儀屋が 盗んだというわけで警察に告発する始末。あるいは盗んだ人は郵便受けに戻し てくれれば、罪は問わないとも訴えた。しかしさっぱり分からない。その結果 札も死体とともに埋葬されたに違いないというわけで、墓を開くように判事の 許可を待っているらしい。火葬でなくてよかった?  (^^;

スペイン中がこの事件に関心を持っているようですが、どうやら今週中には決 着がつくということのようですから、もう分かっているかもしれません。スペ イン人はヨーロッパで一番宝くじにお金を使っている国民だそうです。

まあ親戚の中には仮に当たりくじが棺の中にあるとしても、それを今更掘り返 してお金を手に入れるよりも、そのままにしておいてやるのがいいという人も いるようです。

しかし2万ポンドで、しかも当たりくじがどうも続き番号のようですが、あま り大騒ぎするような事件でもないようにも思うのですが。

4月になると少しは暇になりそうですが、どうやら3月末までは忙しく、最近は オリンピックの中継も結構見ているから、なかなか英語の雑誌も読めません。 古いやつで面白いのがいくつかありましたが・・・



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