A.Cクラークのペドファイル疑惑(2/1)


私のMacはどうやら元に戻りました。といってもこれは別にMACが壊れていたわ けではなかった。原因はシステムの再インストールにあったようです。Macは キーボードを4つ選べるようになっているのですが、これがどうも初期化され ていたらしい。しかし私はこれを購入してからも、変更した覚えはなかったの で、全く気づかなかった。私のとんでもない無知をさらけ出してしまったわけ です。

しかし少し不思議に思ったこともありました。私はこれを1年くらい前に買っ たとき、軽くするためにHDに入っていたソフトで不必要と思われるものは、最 初からほとんど削除してしまった。システム関係のものも私のとは違うプリン ターやら、フォントやら小さなものまでも結構削除しましたた。それでもその あと別にあまり悪影響もなく、動いていたのでつい慣れてしまっていじること もなくなっていたわけです。

WindowsではInternet Explorerのアイコンを消去したらどうも悪影響が出るら しい、文書ファイルなども簡単に消去したりrenameや属性をかえるのが面倒だ とかというような記事がよく見かけますが、私にはよく理解できない。この辺 のことは全くWINDOWSを知らないので、誤解もあるかと思うのですが、どうや らこの辺はMACは心配ないらしい。まあしかしキーボード1つとっても慣れとい うものは恐ろしい。前にも経験したことですが、たしかに1つのソフトに習熟 すればするほど、他のソフトに乗り換えることは出来ないですね。私は今回は たった2つの文字のために、大いに不便さを感じました。

まあおしゃべりはこれくらいにして、今週のThe Sunday Timesから最初の感想 を書いておきます。 WORLDの欄からですが、ここにはクリントンのスキャン ダル記事が1つも見当たらない。これはちょっと意外でした。 (^^; 

*Arthur C Clarke sex scandal hits Charles's Sri Lanka visit Trip already marred by terrorist attack on temple

2001年の著者、アーサー・C・クラークが自らをペドファイルであると告白し た。本当かどうか知りませんが、私にはクリントンのスキャンダルよりもこち らの方が関心があります。どうもバランス感覚がとれていませんが。 (^^;

大衆紙Sunday Mirrorがやはり2/1づけで報道するようです。このスリランカに 住む、そして生存中のSF作家では多分もっとも有名な作家のことは、最近TVで 元気な姿を見たばかりでした。

今週スリランカ独立50周年の式典が行われるのを機に、チャールズ皇太子がス リランカを訪問する。そのときにクラークはナイト爵を皇太子自ら授けること になっているようです。これは80才になるクラークが車椅子の生活をしていて 訪英出来ないからですね。それにナイトの称号を授けること自体が、ブレア政 権にとって最初のことですし、クラーク自身にとっても名誉なことはもちろん ですが、ブレア自身もかなり力を入れているみたいですね。多分ナイト爵を授 けることを決めたのはブレアだと思うのですが、クラークは1989年に既に英帝 国勲爵士(CBE,Commander of the British Empire)を授けられています。

イギリス側は予定通り、授与式を行うと言っていますが、スリランカの反応は そうではない。スリランカがクラークが住んでいることに誇りを持っているの は確かで、減税などの措置を講じている。彼が住んでいるということが世界に 与える影響力は強いのでしょう。彼がgayであるということは知られていた が、もちろんペドファイルであるという噂はなかった。スリランカ政府は真相 を知ろうとしていますが、もし報道が事実であれば、homosexualityの疑惑だ けで、スリランカでは最高10年の犯罪になるようですから、クラークにとって スリランカは今までのように天国でなくなりますね。

さらにイギリスにとって頭が痛いのは、独立記念式典が行われる予定の寺院が 先週爆破され、17人の死者が出たこと。これも例によって自殺覚悟のテロリス トの仕業です。そうでなくともスリランカで多数派の仏教徒からは、イギリス が分離派「タミルの虎」Tamir Tigersに甘いという不満が出ている。 TamirTigersがロンドンで活動資金を調達している批判している。だから仏教 徒の指導者は式典のボイコットを呼びかけ、爆破事件後はイギリスに謝罪も要 求している。

クラークの告白と勝するものも本当かどうかは分かりませんが、チャールズに とってやっかいな旅になりそうですね。



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