The Sunday Times 97-11-23


11/23日号のSunday Times Worldからです。

ここ2・3日、他のものを読んだりしていて、なかなか英語の雑誌を読めませんでした。読みたかった記事で未読のままのも多いし、読んだけれども感想までは手が回らないというのも多い。今週のSunday Timesを2つ3つ選んでみたら、面白かったので、そのままの勢いでほとんど読んでしまいました。

1. Jospin offers young 'joke' jobs 
Government scheme launched as youth unemployment soars to more than 25%
フランスを中心とする若者の失業率は高いようですね。ヨーロッパで雇用会議が開かれるようで、その関連記事です。しかし賃金が低い。

2. Maharishi goes on mind offensive in Middle East
Beatles' Indian guru plans peace complex on shores of Galilee
ここにでてくるインドの導師、Maharishi Yogiは多分有名な人なのでしょう。現在85才になる人らしいですが、かつてセックスと麻薬とロック漬けのビートルズのメンバーをヒマラヤの梺の静かな村で平和な生活を送らせることに導いた人だそうです。その彼が、中東に平和をもたらすべく、イスラエルに拠点をおいて活動を始めるということのようです。彼の教えに従えば、穏やかな心になり闘争心はなくなるそうです。弟子達が活動することになりそうですが、なかなか面白い。

3. Winnie's old friends go for kill in court
Tomorrow Xholisa Falati will accuse her former best friend of torture
Winnieに対する国民の反応とANCの指導部の違いが面白い。Dianaに対する反応と似ているような感じもします。感想候補。

4. North Korea chokes on its Big Lie
For first time in history a modern industrialised state is collapsing
北朝鮮の記事はいつ読んでもあまり楽しくない。食料事情のせいばかりではなく、他のことでも、国家が個人の様々な権利を奪っているのを見ると、やはりあまり面白くない。住んでいる人たちの感覚はどんなのだろうか。

5. Koreans feel the pinch - and the shame
South Koreans react angrily to their new state of austerity
面子をつぶされた韓国。政府がIMFに借款を申し込んだことを、国民は恥ずかしく思っているようです。国と一体感を持っているこの感覚は、日本人とあまり変わらない。しかし東アジアの経済も、このごろは暗いNewsばかり。1年前では考えられなかったことばかり。

6. Black mayor triumphs in lair of Ku Klux Klan dragon
Stone Mountain, Georgia, has undergone extraordinary transformation
KKKの本拠地で活躍する黒人市長。人種差別が無くなったわけではないが、やはり確かに新しい風は吹いている。感想候補。

7. Japan's pin-up premier hit by 'Profumo' case
Espionage scandal rocks Japanese political establishment
橋本首相と中国女性の関係は、私は新聞の週刊誌の広告から想像するだけでしたが、あまり新聞記事で読んだことはなかった。国会でも取り上げられているのだから、何故3面記事にならなかったのか。下半身関係は、上品でないと判断したからか?

8. Ghost of whingeing Pom haunts expats
TV documentary suggests moaning-Brit image still deeply ingrained
一部分かりにくいところもありましたが、イギリス移民の評判がオーストラリアではよくないらしい。もちろんイギリス系が圧倒的に多いのだとは思いますが、来たばかりのイギリス人移民は、文句ばかり言って何もしないというイメージがあるようです。女王を国のシンボルから外す、つまり完全に独立するという意識は案外強そうです。感想候補。

9. Housewife stirs Danish melting pot
Anti-immigrant party's woman leader challenges traditional liberalism
デンマークで主としてイスラム教徒の移民を排除する動きがでてきているようです。その指導者は50才の女性。必ずしも、ネオナチとは同じでないようですが、こと移民に関してはほぼ同じ主張のようです。感想候補。

10. Chateau Chauvin bins male wine chauvinism
This weekend Paris hosts first wine-tasting fair of "vins f士inins"
フランスのかつては女性禁止だったワイン業界でも、女性の進出が目立つようです。女性だけのワイン製造業界関係者の会議が初めて開かれる。日本と似ています。フランス語の固有名詞は文字化けがして困ります。Netscapeの文字オプションを日本語にしているから仕方がないのですが。感想候補。

11. 'Black Louise' case ignites justice row
Woodward's 'sympathetic' treatment rekindles interest in poor black girl jailed for 25 years
Louise Woodwardは、無事に釈放されましたが、同じような事件で、11才の黒人少女は25年の刑に処せられ、今も服役している。人はやはりある程度は外観で、その人が善人か悪人かを決めてしまうものらしい。感想候補。

12. Inside Washington - Matthew Campbell
Clinton battles to halt aides' exodus; Barry woos the despots; Hustling the Hill;'Old maid' Reno is a sex symbol ワシントン情報。クリントン政権を支える有力者が、続々と民間に下っている。まあ2期目ともなれば、よく起こる現象でもあるようですが、クリントンとゴアの献金スキャンダルに巻き込まれないという意識も働いているようです。他に面白かったのは、検事総長Janet Renoが、日本男性の間でsex symbolだということです。本当かいな、と私などは思いますが、彼女は185cmの長身ですから、ほとんどの日本人は見上げるだろうと書いてあります。これを報道したのは、Weekly World Newということですが、これはインチキ新聞ではなかったかな。真偽のほどは分かりません。 (^^; 

こうしてみると、感想記事を書きたいのが6つばかりあるようです。今週のWeeklyもSunday Timesで埋めることになるのでしょうか。他の雑誌も読まないといけないなー。



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