Sunday Times 9/28 World


みなさん、こんにちは。

The Sunday Times 9/28 WORLDから、読んだ記事の感想を続けます。今日の は、簡単に書きます。しかし先週あたりから、どのWeeklyでも、ほとんど同じ ような内容になっています。この調子だと、あちこち読まないで、雑誌の数を 絞って読んだ方がいいかもしれません。今週のTIMEは、目次だけ少し見てみま したが、Keep Promiseの動きがカバーで、アルジェリアとかスポーツキャスタ ーのスキャンダルとか、Sunday Timesで取り上げられている記事が目立ちま す。

1 Arms-deal Briton may hang by Stephen Grey Calcutta
ヒンズー教のテロリストに武器を密輸しようとして捕まっているイギリス人 Peter Bleachの話です。彼はインド政府への戦争遂行の罪で裁判になろうとし ていますが、自分は、インド・イギリス政府の秘密期間の任務に当たっただけ だと主張しているようです。話も矛盾しているようですし、あまり信じる人は いないでしょうが。

2. New tremors halt friars' battle to save Assisi art  
最近イタリアを襲った地震によって、大きな被害が出ています。記事の中心 は、Assisiの聖フランシス大聖堂から、貴重な美術品を救い出そうとする修道 士たちのことに触れています。Assisiといえば、Brother Sun, Sister Moonで 有名ですが、この聖堂も14世紀のジォットーとかCimbabueなどのフレスコも あるようです。これらも被害を受けたようですが、最初の被害状況を調べてい た修道士たちが、1時間後におそった地震で死亡しています。

あと緊急時にも関わらず、職務を遂行した産婦人科医たちの活躍も紹介されて います。

イタリアは日本と同じように、地震国としても有名ですが、今世紀の死者は合 計12万人。文化遺産には今まではあまり被害を与えなかったようですが、今回 はヨーロッパ各地で人類の宝を守れとばかり、救援活動が広がっているようで す。

ところで記事の最後に、聖フランシスはイタリアのpatronだから、St Peterよ りも大事だそうです。St Peterはバチカンのpatronでしょうか。St Patrikが アイルランドの守護聖人、他にイギリスのSt Georgeは知っているけれど、他 の国にもあるのでしょうか。

3. Cross-dressing drags down US sports hero
今週のTIMEにも載っていたようです。アメリカでもっとも人気のあるsports commentatorのBiggieことMarv Albertの性的スキャンダルです。この人、映画 に出演したり、Sesame Streetにも出演しているようですから、有名なんです ね。下着の女装趣味やら、three-way sexを行っていたことが露見したようで す。Jim BakerやMike Tysonのように、犯罪を犯して罪を償ったあとも、活躍 した人もいますが、この人の場合、ちょっと無理という感じですね。記事の様 子ではリベラルなNew Yorkでは、あまりこうした事件も影響を与えないようで すね。

4  Son of Nazi hunter puts France on trial
Natiの犯罪を追っている若き弁護士の話。祖父はアウシュビッツで死亡。両親 は有名なNazi hunterで、彼も企業弁護士として活躍していたが、あきたらず 本来の使命に燃えて、両親のあとを継いだようです。

彼が今までの人生の集大成として取り組んでいるのが、Maurice Paponの裁 判。1600人以上のフランスのユダヤ人をナチス収容所に送り込んだPaponは、 はたして戦争責任者なのか。それともPapon自身が主張するように上役の命令 を忠実に遂行しただけなのか。87才になるPaponは比較的健康なようですが、 彼の裁判はフランス人にとっても心穏やかならぬものがあるでしょう。普通の 市民が戦争という状況の中で犯した罪のようですから。ドイツでもフランスで も、戦争犯罪者と一般国民の間に明確な線は引けないことを思い起こすような 事件が続きます。「我らの中の彼ら」とでもいうのでしょうか。

5. Algeria awaits more massacres
アルジェリアは依然として殺戮事件が続いています。1991年の選挙で勝利した イスラム救国戦線は、休戦を宣言してもいわゆる事件が発生している「死の三 角地帯」には、彼らの影響はほとんど及んでいない。外交官たちは、戦争がよ り怪奇で悲惨な局面に入っているのではないかと心配しています。

6. Inside Los Angeles - Christopher Goodwin
今週はロサンゼルス情報。
*まずさ遺書は、JFKの監督、OliverStoneについてです。麻薬経験や、母への 性的幻想などを認めたことが述べられています。

*メキシコ国境をパトロールするcustom agentの任務は、もちろん麻薬の密輸 取り締まり。しかし最近捕まった2人組は麻薬ではなく、下着やら靴やらとラ ックの中に隠していたのは、なんと珍種の蛇だったとか。

*77才の銀行強盗の話。銀行に行って、2500ドルの現金を要求して、講座を持 っているかと聞かれて、"But I have this gun." すぐに捕まったときのい訳 は、「ピールを飲んでいて正常な判断が出来なかった」 そしてあのビールは もう2度と飲まないから、もう銀行強盗はしないと主張したとか。この話は、 よくありそうで、それでいてなかなか面白い。

Sunday Timesはあと少し残っていますが、どうしましょうか。

YUKI



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