Sunday Times 7/20 Best Five


みなさん、こんにちは。

TIMESは今日はダウンできませんでしたので、明日にでも読もうと思っていま す。今朝はUS NewsとThe Sunday Timesをダウンしました。US Newsはあとから ゆっくり読むとして、The Sunday Timesの記事が面白かったので、書いておき ます。Sunday Timesはときどき読んでいるのですが、今週は昨日の朝日で国連 医師が50人を安楽死という、小さな記事がSunday Timesに載っているらしいと いうことを読んだので見に行ったのですが・・・この雑誌というか、TheTimes の日曜版なのでしょうが、記事が多いですね。TIME/NEWSWEEKの数倍はありま す。イギリスの記事が充実しているのは当然として、国際面、経済面はかなり 充実しています。数的にもそれぞれ20くらいあるようですが、面白そうな記事 を選んでいたら、肝心の安楽死の記事にはたどり着けませんでした。一応面白 かった記事です。

1. Saddam's son kills again
サダム・フセイン長男は暗殺未遂のあと、どうやらまたまた暴虐ぶりを発揮し ているようです。先週bodyguardの一人を怒りに任せてまた殺してしまった。 これで今まで何人になるのやら。ワールドカップ予選でカザフスタンに破れた サッカー選手は、軍の基地につれて行かれて鞭うたれたり、次に負けたら刑務 所行きだと脅かされたり。そのかいあってパキスタンには勝ったようですが、 またウズベキスタンには負けてしまった。選手の運命がどうなるか分からない が、先例を考えると気の毒なことになりそうです。

2.  Jordanian soldier gets life for murder of 'mocking' Israeli girls
イスラエルの少女7人を殺害したヨルダンの軍人に対する軍法会議があり、無 期の判決がおりたようです。弁護側はpersonality disorderを主張し、専門家 によればそれが精神的不安定を引き起こし、自分の行動を意識していないとい うことのようですが。犯人の家族は"They are tyrants, they are cowards, they are Jews,"といって、裁判官を批判しているようです。どうもヨルダン ではこの判決にはかなり不満が強そうです。もっともフセイン国王は、その場 での射殺を主張していたようですから、国民感情とは少しずれているのかもし れません。

3. Shattered calm: the aftermath of a hotel bombing in Havana
先週のキューバ各地の爆弾事件についてMilitary Liberation Unionという組 織が犯行声明を出しています。2つの大きなホテルの爆弾事件と44人の死者を 出した飛行機墜落について、キューバ側はアメリカの陰謀を主張しているよう です。フロリダには亡命キューバ人の作る反カストロ組織がいろいろあります し、かれらは今やキューバのドル箱、観光に対して反対運動も続けているよう です。はたして犯行声明が言うように、キューバ軍内部の反カストロ勢力なの か、それとも国外勢力の仕業なのか。キューバが少し騒がしくなってきたよう です。

4. Hong Kong press feels weight of Chinese opinion
返還3週間後の香港の新聞事情。反体制派のApple Dailyに対して、中国政府の 息のかかったOriental Daily Newsがその部数を減らすべくいろいろやってい るようです。

5. Princess under pressure as Japan yearns for heir
日本の皇室の話題。最近外国のメディアで皇室関係の記事をときどき見ます。

Sunday TimesはTIMES/NEWSWEEKよりも読みやすい感じです。プリントアウトす る必要もないし、その場ですらすら読めます。写真も載っているし、政治・経 済以外にも話題が豊富で、楽しそうです。記事は、読んだ限りではかなり長く TIME/NEWSWEEKの1ページより長い? BOOKSや旅行など娯楽面もかなり充実して います。やはりイギリスに関心のある人には、TIME/NEWSWEEKよりもいいかも しれません。記事の数が百単位であることは確かですし、とても読み切れませ ん。ここはオート・ダウンが出来ないので、また明日にでも見に行きます。

YUKI


YUKIさん、こんにちは

> 2.  Jordanian soldier gets life for murder of 'mocking' Israeli girls
> イスラエルの少女7人を殺害したヨルダンの軍人に対する軍法会議があり、無
> 期の判決がおりたようです。弁護側はpersonality disorderを主張し、専門家
> によればそれが精神的不安定を引き起こし、自分の行動を意識していないとい
> うことのようですが。犯人の家族は"They are tyrants, they are cowards,
> they are Jews,"といって、裁判官を批判しているようです。どうもヨルダン
> ではこの判決にはかなり不満が強そうです。もっともフセイン国王は、その場
> での射殺を主張していたようですから、国民感情とは少しずれているのかもし
> れません。
これって、ヨルダン国民は無期の判決が厳しいと思ったのでしょうか? 7人殺して無期というのは、この当たりの国では軽いように思えるのですが。

Picard


Picardさん、こんにちは。

>>これって、ヨルダン国民は無期の判決が厳しいと思ったのでしょうか?
>>7人殺して無期というのは、この当たりの国では軽いように思えるのですが。

どうもそのようですね。イスラエル人なら、いくら殺してもいいと思っている のでしょうか。少なくとも、家族のものには7人の殺人を犯した極悪人という イメージはないようです。これは戦争だと考えればわかりやすいのかもしれま せん。敵をいくら殺しても犯罪ではないのでしょう。そうだとすると、和平へ の道のりは道とおし、という感じですね。

YUKI



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