社会科の教科書の世界

最終訂正日 97年9月11日


社会科の教科書は、特に高校生対象のは、翻訳されたとしても一般の人向けとしてはかなり難しいかもしれません。私にとって、社会科の教科書は読み物としてかなり面白い。写真はきれいだし、話題は豊富だし、楽しくなります。未完成。

97-9-11


    出版社は書いていないのは、いずれもMerill。

  1. Global Insights(全2巻)
    世界の国々の人々をこんなにいきいきと紹介してくれる本はありがたい。

  2. The Human Expression: World Regions and Cultures
    これらの本は一応日本で言えば地理かなという気がしますが、大分内容は違うようです。カラフルな資料集という感じで、あまり細かいところまではこだわっていない。どちらも、それぞれの民族性と歴史をいろんな本からかなり長い引用をしたりして、考えさせる内容になっています。日本の教科書が細かい知識を教え込むのとは、様子が違います。日本の扱いが大きいのには吃驚しました。

  3. Human Heritage: A Woorld History(Merill)Farah & Karls
  4. Human Heritage:A World History(Merill)Greenblatt & Lemmo
    TITLEはどちらも同じですが、著者が違います。前者が中学用で、後者が高校用のようです。ページ数は約700ページと800ページあります。日本の歴史の本では見られないたくさんの図版が見れて、楽しかった。これらを読み終えたときは、一面ほっとしたものの少し残念な気もしました。英語は優しいですが、固有名詞には少し戸惑います。

  5. America Is(Merill) Drewry & O'Connor
  6. Two Centuries of Progress(Glencoe)
  7. American Odyssey (Glencoe)
    アメリカ史です。最後のはは20世紀のアメリカの歩み。程度から行ったら、前者2冊がが中学生、最後のが高校生対象くらいのようです。

  8. Sociology (Knopf)

    かなり詳しい。社会学はアメリカで発達した学問とはいえ、独立した教科として高校で教えているのですね。現代の日本の高校では、「現代社会」に当たるのではないかと思いますが。 Economics:Principles and Practices(Clayton Brown) これは、中学の「公民」に当たるのでしょう。しかし「経済」として、独立しているのですね。

  9. Cultural Anthropology 3rd. (Marvin Harris)
    文化人類学の教科書。


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