聖なる予言


ゴールデンウィークを挟んでの私の読書記録。相変わらず気ままに読んでいるが、少しは私の好みが出ているかもしれない。

James redfield The Celestine Prophecy (角川書店)
「聖なる予言」 (山川紘也+山川亜希子)

この本、数年前にベストセラーになったときに英語版を注文したのだが、届いたのはこの本の注釈書だった。まだどこかにあるはずだが、この本を生き方の指針としている人も多いとか。私も個人的に聞いたことがある。

山本夏彦 私の岩波物語 文藝春秋

名前だけは知っていたし、いくつかの文章も読んでいたのだが、まとまった本を読んだのは初めて。出版社などの裏事情が分かってなかなか面白かった。

マークス寿子 大人の国イギリスと子供の国日本 草思社
アレックス・カー 美しき日本の残像 新潮社
アゴタ/クリストフ 昨日(Hier) 堀茂樹訳 早川書房

栗本薫 六道ヶ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇 角川書店
栗本薫 六道ヶ辻 大導寺一族の滅亡 角川書店

栗本薫が最後に掲げている桃源社の伝奇小説は私も大学時代にみんな読んでいた。多分この辺が、私が彼女の小説を好きな理由かもしれない。

スティーヴン・キング 図書館警察 文藝春秋
ロヘイズ・ピアシー わが愛しのホームズ 白泉社
ランド&ロビン・ミラー,D.ウイングローブ ミスト アトラスの書 翔泳社

パソコンゲームで有名なMistの小説化。というより、どうもその前史みたいなものらしい。どこかにMistの試用版があったと思うので、探したが見つけることが出来なかった。なかなか楽しめた。

栗本薫 伊集院大介の新冒険 講談社
栗本薫 魔女のソナタ 伊集院大介の洞察 講談社
宮部みゆき 地下街の雨 集英社
江國香織 なつのひかり 集英社

栗本薫 グランドクロス・ベイビー 角川書店
栗本薫 あなたとワルツを踊りたい 早川書房

栗本薫の風俗小説2つ。「ワルツ」は、現代のホラー小説と銘うっているが・・・・前者は アイドルの追っかけである女子高生の破滅物語。私はポルノとして読んだ。たしかスポーツ新聞連載の作品だから、作者もサービス精神旺盛だったのだろう。しかし全体的には、私の好みではない。

 

栗本薫 いとしのリリー 角川書店

これは多重人格を取り扱った現代小説だが、こちらの方はなかなか面白かった。

山田智彦 解雇 男たちのリストラ 小学館
高橋克彦 闇から覗く顔 ドールズ 中央公論社
柳美里 家族の標本 朝日新聞社

最近は小説が多くなっているが、そのうちまた変わるかもしれない。

1999-05-13 



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