Don't Monkey With Murder by Elizabeth Ferrars (C. Nakagawa)


Don't Monkey With Murder by Elizabeth Ferrars
published by CORONET BOOKS, 252pages

Content:
精神生物学者のDr Paul Virag からIrmaが誘拐されたので助けてほし いという手紙を受け取った私、Dykeは友達のGeorge とLondonからthe Downsの 小さな村East Leatへ汽車で出かけた。ViragはTobagoの実験施設でチンパン ジーを 飼育、裕福な老婦人Miss Rosa Miallの頼みで2匹のチンパンジーIrma とLeofricを連れて来ていたがIrmaが行方不明になっていた。女主人が留守の 邸宅に入ると居間の真ん中に大量の血の海の中にIrmaが胸にナイフを刺されて 死んでいた。ナイフは柄まで深く刺っていること、絨毯についた血痕が不自然 に長いこと、そばにIrmaがバナナを刺して遊ぶ竹の棒が落ちていたことなどに 疑問を持ったGeorgeと私は、Rosaの秘書のMarion Teed, 叔父の牧師  Alexander Teed、チンパンジーの世話をするIngham、Rosaの養女のMrs Peach, 出入りの医者Glynne, Paul Virag, 娘のMarti Viragについて動機を 解明し、犯人をさがしていくと、チンパンジーの死の影に隠された事実は思い もよらなかった方向に...

Impression:
これは【このミステリーがすごい'99(海外ベスト・ミステ リー'98)】の4位に選ばれた本です。 事件のなぞをひとつ、ひとつ2人で解決していくやり方はアガサ・クリスチー スタイルです。英語は読みやすく、内容も面白かったので短時間で読めまし た。

C. Nakagawa



感想はこちらに・・・・・・ohto@pluto.dti.ne.jp


ホームページに戻る 

読書室のホームページに戻る