The Laws Of Our Fathers(C. Nakagawa)


Title :The Laws Of Our Fathers
Author :Scott Turow
Publisher :Warner Books
Page :817 pages
Price :$7.99 US

Content :
1995年9月7日の早朝、議員Loyell Eddgarの元妻のJuneがギャン グのTrent Ordell(ギャング名Hardcore)に会いに行って実行をHardcoreに依頼 されたGorgoに路上で射殺される事件が起きます。Loyell Eddgarが来る約束に 反してJuneが来て殺されたのは偶然でなく計画されたものか?、父の殺人を依 頼したのはHardcoreの保護監察官である息子のNile Eddgarではないのか?、 NileがHardcoreに渡した$25.000の前金の$10.000の札束とそれを入れたbagに Nileの指紋が付いていたのはHardcoreの偽装工作ではないのか?、父Edggarが 自分の代わりにJuneを行かせたのは妻を殺してくれればギャング仲間のKan-el を釈放するとHardcoreと取引したからではないのか?父EdggarがHardocoreと 接触したかったのは表向きはスラムの貧しい人たちを協力して救う組織作りと 言っているが本当かどうか?麻薬の売買に関係があるのではないか?などを 巡って裁判が1995年12月4日に始まります。

裁判長はSonia Klonsky(黒人)で、25年ほど前California,DamonでSeth D.Weissmanと暮らしていたとき近所にEddgar一家も住んでいました。Sethは Nileのベビーシッターをしていて、この裁判のNile被告の弁護人をつとめる Hobie T.TuttleはgirlfriendのLucyと近くに住んでいました。当時は大学はベ トナム戦争反対のキャンペーンが盛んで死者やけが人が多数出て荒れていまし た。やがてSethとSonnyは別れ、HobieもLucyのもとを去りこの裁判で彼らは再 会します。SethはLucyと結婚して女の子と男の子が産まれますが男の子を自分 が運転していたとき事故で失い今はLucyとわかれています。The Tribuneのコ ラム担当記者として裁判の取材に来ています。Sonnyは詩人の夫と結婚してい ましたが1人娘を引き取って離婚しています。12年前に乳ガンの手術を受けて います。2人は再会を喜び会います。 1995年12月13日裁判長はNileが前の晩、姿を消したという報告を受けて...

Impression:
まずはじめに大変、大変難しかったです。いつものように挫折し そうになりながら理解できるところだけつなぎ合わせて読みました。読み違い をしているところがたくさんあると思います。裁判の検察側と弁護側のやりと りは迫力があり、それに対する裁判長の思惑が面白かったです。そのほか、こ の題名が表す父親と息子の確執、母親と娘の厳しい関係、誘拐、不倫など多く の事柄が盛り込まれ、登場人物もたくさんいて複雑多岐。ついに射殺事件の真 相が解明されずに終わっているのか、遠回しに書かれてあるのか、最後までわ かりませんでした。読まれた方、教えて下さい。

C.Nakagawa


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