Title :The God of Small Things
Author :Arundhati Roy
Publisher :flamingo
Page :340pages
Price :UK £5.99
Content :
インドの南部AyemenemでRahelは2卵生双生児の弟のEstha,
祖母のピクルスやジャムの製造会社を経営するBaby Kochamma,仲の悪く
後に離婚する両親BabaとAmmu、叔父のChakcoと住んでいます。7歳の
クリスマスに離婚したChakcoの娘9歳のSophie Molと再婚相手を自動車
事故で亡くしたイギリス人のもと妻のMargaretがChakcoに招かれてロン
ドンからやってきます。RahelとEsthaはある夜、Sophie Molを誘って、
仲が良かったVelutha(身分の低い祖母の会社の使用人)に修理してもら
ったボートで前夜の雨で水かさの増した川へ出る。Sophie Molがボート
から転落して水死するという事故が起きて、家族の中に波紋が広がりま
す。RahelとEsthaがボートで家出をしたのは母のAmmuに「もしあんたた
ちがいなかったら、自由になれるのに」「生まれたときにすぐ孤児院へ
やればよかった」「あんたたちは私の首の周りの石臼だ」などと言われ
てショックを受けたからでした。そんな母には大変な秘密が...それ
から23年後Rahelは別々に生きてきたEsthaに会いにAyemenemにやって
きます。
Impression:
<この本はTimeの"The Best Books of 1997"の5位に選ばれ
ています。わからない固有名詞やたとえ話ががたくさん出てくる上に、
事故のあった時と現在と話が行ったりきたりと、混乱しました。
expressionも大変難しく、消化不良でした。今まで読んだ中で一番難
しいと思いました。翻訳が出たら是非読んでみたいと思います。
この本の最終章を読んだとききっと驚かされるでしょう、ですから詳
しく書くのは避けました。