私が今までに読んだ本−とりあえず、覚えている限り書いておきます。
小学校のとき・・・低学年−絵本は余り読まなかったような気がする。
*小学校3年の時、江戸川乱歩の「少年探偵団」シ
リーズにはまり、休み時間もひたすら読み続け、
学校帰りに歩きながら読んでて電柱にぶつかり(笑)
手に入らなかった3,4作以外は読破。学校で、
外で遊ばず本ばかり読んでる私に先生が業を煮やし
「外で遊びなさい」と叱りつける始末。でも私は
本を読むのが悪いこととは思っていなかったので
(何かに打ち込んでいるこどもの邪魔をしている
ようなものだし、私も放課後はよく友達と公園で
遊んでいたし)マニュアル通りの全体教育しかで
きなかった当時の担任(女)がキライだった。
「とにかく全体に従え」という教育方針が当時か
ら公然と行われていた事が今となっても残念でな
らない。思うんだけど、小学校(とくに公立)の
先生って、生徒が逆らえないのをいいことにかな
り好き勝手やっているんじゃないだろうか。生徒
のいじめに加わったり、先生の一言でいじめが始
まったり、自分のごく個人的な趣味や考えを押し
つけようとしたり。
*その後は「怪盗ルパンシリーズ」にはまる。
シャーロック・ホームズのシリーズも少し読んだ
かな。とにかく推理小説が好きだった。高学年に
なると、「ズッコケ探偵団」シリーズを良く読む
ようになった。推理物の他には、戦争体験の本も
好きだった。それに、普通の小学生向きの小説も
よんだし、文学小説は芥川の短編集と夏目漱石の
「坊ちゃん」位かなあ。でも塾の受験用テキスト
には有名な文学小説なんかがたくさん載ってたし、
国語の一斉テストでは問題文を読むのが好きで、
全く勉強しなくても偏差値60以上は余裕だった
(塾は主に関東にある大手の桐杏学園)。いまでも
実力テストだと国語が一番点数がいい(理数科な
のに^^;)
中学校のとき・・・1年生−あんまり読んでなかったかも。
シドニィ・シェルダンを読み始めたのかな?
シドニィ・シェルダンの作品は、兎に角ストーリーの
おもしろさが特徴的だ。日本で売られている超訳版は、
簡単な文章で、「漫画の様な気安さ」で読むことが出
来る。(自分としては)
2年生−家の書斎のような所で父達が読んだ有名な
文学小説を発見したので、名前を知っている小説だけ
選んで読んだ。その中でも面白かった作品
*有島武郎/或る女 *石川達三/僕達の失敗
*三島由紀夫/潮騒 *トルストイ/イワンのばか
*太宰治/斜陽
私が古本屋で買った(お金が無いので)本の中で
面白いと思ったのは
*ああ野麦峠(なんかシブイな・・・)
古本屋や古書の即売会に行くのが中2の頃の趣味に
なっていた。(勿論図書館も利用しました)
専門書はまず「精神医学入門」コレは面白かった。
何が面白いのかというと、本自体がかなり古くて、
(まだ検印が貼ってあった)治療の仕方がいい加減だった
り、なんというか昔特有のあからさまな形容が使われて
いるから。(これはどの古書でも同じ)
中2の時は何を血迷ったのか「刑法」「刑法学」「薬
物五法」「犯罪者の心理と社会生活」(<−これは旧漢
字を使っていて殆ど読めなかった)「法医学」等を単なる
好奇心からで購入してしまった。そのうち「将来司法試験
に挑戦してみよーかな」などとバカなことを思いついたが
刑法学のあまりの難しさに将来司法試験を受けるという無
謀なことにはあきらめがついた。古本屋で「心理学」も買
う。殆どがかじった程度だがこれらの中で面白く読めたの
が「刑法」「法医学」。
「心理学」は全体網羅的だったので現在フロイトなどの細
かな学説を調べんとしています。(べつに大したことはし
てないけど)
3年生−このころから青少年の犯罪の多さ・残酷さに改め
て気づき、教育関係の本を読むようになる。
それになんというか、子供そのものに関心を抱いたよう
な。小説を書き始めたので、読んだきっかけの多くは話
を書く上で必要な知識としてだったので実際はそんなに
本は読んでいない。
「児童心理学」「学校社会のストレス」「警告!早期
教育が危ない」「子供の難病」(全部あげてたらきりが
ないよー^^;覚えてないし)ロバート・K・レスラー
の「快楽殺人の心理」も読み返した。
理系−分子生物学・遺伝学・優生学関係(これって理系
じゃないかも^^;)・ヒトの先天異常・発生学
文学小説/戦前戦後文学作家ものが多い。阿川弘之等の
戦争文学小説、三島由紀夫
高校1年(現在)−中2の時先輩に貸してもらった京極夏
彦の小説のことを思いだし、シリーズを読み始め
る。でも自分と考え方が似ているので作風に影響
を受けると勝手に心配し、途中から読むのをやめ
る。(私が影響を受けたところで別に誰かが読む
わけでもないし、周囲はなんの問題視もしないと
思うが)
精神分析学に興味を持つ。本は然し最近は全然
読んでいない。「引き裂かれた心と体」「児童発
達心理学−パーソナリティーの発達」とかそれ系
かなあ。
兎に角いまは無気力です。中学生の頃は好奇心
旺盛で何でも疑問に思ったところは調べてたのに。
頭の回転も、記憶力も今よりよかった。中学生って、
高校生よりも頭がいいんじゃないかと思うくらい
(別に確たる根拠はないけど)。
どうでもいい話−今まで私は心理学的な本を読
む事が多かったわけだけど、そういう知識(自分
の中ではあからさまに中途半端な、小賢しい知識)
が増えてくると自分が何故こういうときにこんな
態度を取ったのか、など思春期にありがちな不安
定な心理状態や行動の殆どに説明が付けられるの
で、便利かもしれない(何が^^;)
それにしても古書の即売会に行くと、今では手に入らないような面白い本を 見つけることが出来るのでおすすめですね。あと、専門書を読んでいる割には 私は可成りのバカです。(どうでもいい知識だけはあるような)成績もクラス で(高校に入ってから)最下位のほうです。こういう手合いは、客観的に見れ ば一番許せないタイプですね(なにいってんだか|−_−)。