Emma


桜前線がようやく函館に上陸、帯広へはあと10日くらいかかります。 4月の読書レポートをお届けします。

Title :Emma
Author :Jane Austen
Publisher:signet classic
Page :396
Price :$1.25(published in 1964)

Content:
Emma Woodhouseは21歳、London郊外のHartfieldに父親と住んでいます。16年間勤めた家庭教師のMiss TaylorをMr.Westonに紹介して結婚を世話して、成功の喜びを知って以来、matchmakingに夢中になっています。思い違いを義兄(37歳)のMr.Knightleyに的確に指摘されて腹をたてたりしますが、懲りずにいつも、誰と誰を結びつけようか、考えています。17歳の美少女Harriet Smithを牧師のMr.Eltonにと画策しますが、彼は実はEmmaに求婚したり、Mr.Westonの養子に出した息子のFrankは思惑と違って秘密裏に思いも寄らなかったJaneと婚約していたりと、なかなかEmmaの思うように運びません。そうこうするうちSmithから Mr.Knightleyへの愛をうち明けられたEmmaは・・・・・

Impression:
英語教室の本棚にこの古い本を見つけて読み始めたのですが、難しくて挫折して本を返そうと思ったら先生がいつまで借りていてもいいというので、思い直してまた読み始めましたが、1814年に書かれたこの本はやっぱり超むずかしかったです。Emmaは自分も適齢期なのに他人のお節介に夢中になって失敗するというところが、なんとなくおかしくてユーモアが感じられます。ここのところが映画ではどういうふうになっているか、楽しみにしています。おすぎさん(映画評論家)は映画を楽しんでから原作を読む方がいいと書いていますが、ここにはこないものも多いし、単館ものはまずこないのでままなりません。来月も映画関連です。

                  

4月26日

中川千代子



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