Yumiのミステリー読書日誌 2005年7月 No.1


2005-7月

7月1日(金曜)に読んだのが「雨の牙」(バリー アイスラー著 ヴィレッジ ブッ クス」です。面白かったです。この作者在アメリカにある日本企業の弁護士でし かも 3年程日本で暮らした事がある人。だから日本が舞台なのですね。しかしこれ読 むの 2回めなような気が若干するのですが。。。お勧め。

物語りは日米ハーフの男レインは殺し屋。東京で何度も政治絡みの暗殺を手掛け てき ました。今回の標的を尾行して山手腺車内で任務を遂行する事に。 男が死んだのを見届けて電車をおりました。ある夜ジャズ好きのレインはピアノ のラ イブを聞きに行きます。そこで美人ピアニストのみどりと出会いますが、彼女は レイ ンが殺した男の娘でした。やがてレインが依頼されたのはみどりの暗殺。彼女を 救う 唯一の手段は依頼主の策略をレインが暴く事でした。はたしてレインの運命は?

2日(土曜)に読んだのが「雨の影」(バリー アイスラー著 ヴィレッジブッ クス) です。これは上記のシリーズの2作目。これも面白かった。お勧めです。

物語りは前作の「雨の牙」の1年後。レインは大阪に潜伏していましたが、遂に 警察 庁の部長のタツに見つかります。そしてタツの依頼を断わりきれず再び東京に戻 りま す。しかし今度の標的は想像以上に危険でした、しかも何故かCIAまでが暗躍 して。 。。

3日(日曜)に読んだのが「ホステージ(上、下)」(ロバート クレイス著  講談 社文庫)です。この本を原作としたブルースウイルス主演で映画が先月封切られ てい るので内容は省略。映画は見ていませんが、本は面白かった。

4日(月曜)から読み始めて9日(土曜)に読み終わったのが「ニューヨーク大 聖堂 (上、下)」(ネルソン デミル著 講談社文庫)です。面白かった。おすすめ 。 ただひとつ難点をいえば厚いのよ。上下に別れているものの、1冊が2センチぐ らい の厚さ。それに引き換え「ホステージ」は上下に別れているといっても、両方あ わせ てもこのネルソン デミルの本1冊分の厚さ。しかし一気に読めます。

物語りの舞台はニューヨーク。セントパトリックデーの日1年に一度の大パレー ドに 沸き返るマンハッタン。何とその日にセントパトリック大聖堂が武装集団に乗っ 取ら ました。人質は元IRAの女性メンバーや要人たち。 テロリストたちは大聖堂に爆弾をしかけ、予告爆破時刻まで12時間。はたして 人質 は無事解放されるのか?



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