Yumiのミステリー読書日誌 2005年4月 No.3


2005-4月

18日(月曜)から読み初めて21日(木曜)に読み終わったのが「悠久の窓( 上、 下)」(ロバート ゴダード著 講談社文庫)です。面白かった。お勧め。 物語りは旧い屋敷に住む考古学者のマイケル。最近その屋敷を時価額以上でうっ てく れという人間が接触して来ました。マイケルで拉致があかないとなり、彼の5人 の子 供達へ接触を計ります。みなそれぞれ事情を抱えていて父親を高級老人ホームに すま わさせてしかもその費用も払ってくれるという申し出に子供達の心は動きます。 一体 誰が古い家屋敷を買おうとしているのか?謎の大富豪が伝説のステンドグラスを 手に 入れる為でした。頑固な父親は子供達の説得を拒否します。ところがその父親が 階段 から落ちで死亡。残された子供達が家を売ろうとすると。。。

22日(金曜)から読み始めて24日(日曜)に読み終わったのが「ダヴィンチ レガ シー」(ルイス パーデュ著 講談社文庫)です。これも面白かったです。

物語りは本業は地質調査学者でアマチュアのダヴィンチ研究者のヴァンスは養父 で石 油会社を経営している大金持ちのハリソンが手に入れたダヴィンチの手稿を調べ るう ちに、2ページ分が摺り替えられている事に気がつきます。その謎を追い始める と彼 の行く先々で起こる殺人事件。はたして消えた2ページは?

25日(月曜)から読み始めて27日(水曜)に読み終わったのが「偽りの名画 」 (アーロン エルキンズ著 ハヤカワ文庫)です。これも面白かった。

物語りは名画展を手伝う為にベルリンに行った美術館学芸員のクリス。展示され るの は第二次世界大戦中ナチスに掠奪され、戦後返還された重要な名画ばかり。ベル リン に到着すると先に来ていた先輩学芸員のピーターが「この中に贋作がある」とク リス にいいますが、どの絵がそうなのか聞かないうちにピーターは殺されてしまいま す。 殺された場所が普段ピーターが足を運ばないような場所だった事にクリスが不信 感を 抱き調べ始めます。

28日(木曜)から読み始めて30日(土曜)に読み終わったのが「白衣の神の つぶ やき」(J.D.ロブ著 ヴィレッジブックス)です。これはイヴ & ローク シリー ズの第8作目。面白かった。

物語りはニューヨークでホームレスの男が殺害されたのが発見されます。普通の 殺人 事件と思いきや、何と被害者は巧みな手術をホームレスに施し、心臓を持ち去っ てい ました。捜査に乗り出したイブは、同様の事件が他の都市でも起きている事を知 りま す。しかも殺された人間はみなホームレスで彼らの臓器は臓器売買の対象になら ない 程弱っていました。殺された様子から犯人は外科医としか思えない。しかし何の 為に 殺すのか?そして手術の目的は?



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