2005-3月
11日(金曜)から読み始めて13日(日曜)に読み終わったのが「シティ オ ブ ボーンズ」(マイクルコナリー著 ハヤカワ文庫)です。面白かった。お勧め。
物語りは散歩にいった丘陵地帯の奥深くから犬が骨をくわえてきました。その犬 の飼 い主がたまたま引退した医師だったので人間の骨だと確認できたのですぐに警察 に通 報します。担当になったハリウッド署の刑事ハリー ボッシュが調査を始めまし た。 その骨は20年ぐらい前に殺された少年の骨とわかります。ボッシュは現場附近 に住 む児童性愛者の男の辿り着きますが、男は無実を訴えて自殺。確かに男のいうよ うに その骨が埋められたときには彼は近所には住んでいなかった事もわかります。手 がか りがない状況の中、弟が20年前に行方不明になったという女性からの通報。は たし てその骨は弟なのか?
14日(月曜)に読んだのが「聖なる怪物」(ドナルド.E.ウエストレイク著 文 春文庫)です。割と面白かった。
物語りは老優ジャックが1人の男を相手にかたり出す彼の半生。彼は誰を相手に 語っ ているのか?
15日(通う)から読み始めて17日(木曜)に読み終わったのが「白い雌ライ オン」 (ヘニング マンケル著 創元推理文庫)です。ちょっと厚いけれどおもしろか った。
物語りはスウェーデンの田舎町で不動産業者の女性が突然消えました。失踪か、 事故 か、事件か、ヴァランダ−警部らは彼女の足取りをおい、最後に向かったとされ る売 家に行きます。ところがその売家の近くで空家が爆発炎上し、焼跡から黒人の指 と南 アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置が発見されます。行方不明になった女生徒 この 爆破事件の関係は?
18日(金曜)に読んだのが「バッキンガム宮殿の殺人」(C.C.ベニスン著 ハ ヤカワ文庫)です。面白いのでお勧め。でもこれ昔ミステリアスプレス文庫で出 版さ れたものです。最近ハヤカワはミステリアスプレス文庫で出していたのをハヤカ ワ文 庫で再出版しているんだよね。
物語りはカナダ人のジェイン ビーは大学1年で休学して1年缶ヨーロッパでほ うろ うする事にしました。やがて軍資金もつき、イギリスに入る大叔母のグレイスの 元に 転がり込みます。あるひ新聞でバッキンガム宮殿の求人広告を目にし、応募しま す。 そして、採用されメイドとして働く毎日です。どうもイギリス人の血を引く人間 なら 現在の国籍は関係なく雇ってくれるようです。 ある日、女王陛下が使用人の死体を発見します。メイドのジェインは女王陛下か ら真 相を密かに探るように命じられます。はたして彼女は犯人を見つけられるのか?
19日(土曜)に読んだのが「悪党パーカー 電子の要塞」(リチャード スタ ーク 著 ハヤカワ文庫)です。割と面白かった。
物語りはパーカーたちが今回ねらいをつけたのはIT業界の大物が秘蔵している
名画
コレクション。人里はなれた別荘の隠し部屋に眠る名画、そしてそれを守ってい
るの
は再新鋭のハイテク機器。難攻不落に見えたが、仲間に天才プログラマーが加わ
る事
によって強奪の準備が進みます。しかし何者かが雇った殺し屋がパーカーを襲撃
し、、
次々と予想外の障害が。はたして彼らは盗む事が出来るのか?