Yumiのミステリー読書日誌 2004年12月 No.1


2004-12月

12月1日(水曜)から読み始めて4日(土曜)に読み終わったのが「死の笑話集」 (レジナルド ヒル著 ハヤカワポケットミステリ)です。これはダルジール警視シ リーズです。ちなみにこれは前作の「死者との対話」の続編に当たりますので、「死 者との対話」を読んでからこちらを読む事をお勧めします。わりとお面白かった。

物語りは前科者から学生、研究者へと更正の道を歩んでいる青年フラニ−。主任警部 のパスコーに頻繁に近況報告の手紙を送り、その手紙の裏に何かあるのではないかと パスコー疑っています。そしてダルジールはワードマン事件の影に悩まされていまし た。記録上はとっくの昔に解決した事件だが、真犯人は別に入るのでは?果たしてこ の2人の悩みは想像で終わるのか?それとも。。。。

5日(日曜)から読み始めて7日(火曜)に読み終わったのが「砂漠の風に吹かれて」 (ベティ ウエブ著 扶桑社ミステリー文庫)です。面白かった。

物語りはアメリカ、アリゾナが舞台。元警官で今は探偵のリナ、幼いころに銃撃され た傷が顔にあります。ある夜知り合いの画廊の女性オーナー クラリスが殴り殺され ました。事件を探るリナは自分が知っていたクラリスの顔は一部分で本当の顔は違う 事を知ります。そして裕福な一族の歪んた欲望。クラリスを殺したのは誰か?真相に 迫るリナにも魔の手が

8日(水曜)に読み始めて10日(金曜)に読み終わったのが「NYPI」(ジム  フジッリ著 講談社文庫)です。これは面白かった。 お勧め。

物語りは地下鉄のホームで何者かに突き落とされ轢かれて高名な画家の妻と息子を失っ た作家のテリー。犯人を捜す為に私立探偵になりました。そのテリーがたまたま撲殺 されたタクシー運転手を発見します。依頼者はいないのですが、犯人を捜す為に調査 を始めます。そしてなくなった妻の代理人をしていた画廊のオーナーのジュディスが 彼女の画廊で開いた個展のオープニングパーティーで爆弾騒ぎがありジュディスは重 傷をおいます。そのジュディスの為に調査を開始します。はたして両方の事件の犯人 は見つかるのでしょうか?



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