Yumiのミステリー読書日誌 2004年11月 No.3


2004-11月

20日(土曜)から読み始めて、21日(日曜)に読み終わったのが「シスターフッ ド」(ファーン マイケルズ著 二見文庫)です。面白かった。お勧め。

物語りは最愛の娘をひき殺された富豪のマイラ。彼女の娘を轢き殺した犯人は外交官 特権で既に本国に帰国。その事から彼女の執事で元イギリス諜報部員のチャールズと 子供の時に引き取り自分の娘同様に育てた弁護士ニキで法に見捨てられた女たちの秘 密結社「シスターフッド」を結成します。メンバーは復讐の名の元に召集された個性 豊かな5人のメンバー。レイプ、詐欺、交通事故等、失われた正義を取り戻す為に動 き始めます。

22日(月曜)から読み始めて25日(木曜)に読み終わったのが「望楼館追想」 (エドワード ケアリー著 文春文庫)です。文庫の帯に「本書は2002年に単行 本で刊行され、各紙誌で、そしてネット上で話題となりました。(中略)新しい才能 を捜している本好きの方、どうぞお試しください。その価値は十分にあると思います 。」とありますが、私が本好きではないらしい。 はっきりいって面白くなかった。 疲れた。

物語りは古い邸宅を改造したアパート望楼館の住人のお話。

26日(金曜)から読み始めて27日(土曜)に読み終わったのが「酒場の奇人たち  女性バーテンダー奮闘記」(タイ ウェンゼル著 文春文庫)です。これはニュー ヨークの女性バーテンダーが書いたエッセイです。私は全く飲みませんが、面白かっ た。エッセイなので内容は省略。

28日(日曜)から読み始めて30日(火曜)に読み終わったのが「ラスト プレイ ス」(ローラ リップマン著 ハヤカワ文庫)です。これは女性私立探偵テス モナ ハンシリーズの第七作目。面白かった。このシリーズはお勧めなので第1作から是非 読んで下さい。

物語りはテスが市の福祉団体から家庭内暴力による殺人事件から無作為に選ばれた5 件の追跡調査を頼まれます。調べていくうちにそれぞれの事件に奇妙な符合があるこ とに気がつきます。被害者は殺される直前に理想の男性とであっているのです。仇敵 の影に絶体絶命の危機に落ちいったテス。



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