Yumiのミステリー読書日誌 2004年9月 No.2


2004-9月

9日(木曜)から読み始めて11日(土曜)に読み終わったのが「妄執」(リンダフェ アスタイン著 ハヤカワ文庫)です。女性検事補アレックス ク−パーシリーズ4作 め。面白かった。おすすめ。

物語りは大学の政治学科の教授ローラが絞殺されました。生前ローラと交流のあった アレックスは彼女が夢中になっていたマンハッタンの小島での発掘調査に不審を覚え ます。何故彼女は畑違いの研究に執着していたのか?アレックスは犯人の手がかりを 掴む為に調査現場の精神病院の跡地に行きますが。。。

12日(日曜)に読んだのが「欺く炎」(スザンヌ チェイズン著 二見文庫)です。 女性火災調査官ジョージア スキーアンシリーズ第2作。面白かった。お勧め。

物語りの舞台はニューヨーク。2人の医師が相次ぎ焼死ます。被害者は共に消防士の 障害年金の審査をする担当医だった過去をもっていました。そしてシの届いたパイプ ラインの爆破予告。この2つの事件が関連をもっている事がわかりました。ジョージ アは親友であるNYPDの刑事のコニ−に情報提供を求めますが、そのコニーが大量 の血痕を残して失踪。コニーは無事なのか?犯人を追い詰める事ができるのか?

13日(月曜)から読み始めて14日(火曜)に読み終わったのが「ダークレディ (上、下)」(リチャード ノース パタースン著 新潮文庫)です。割と面白かっ た。

物語りはアメリカ中西部の都市スティールトンでは球場建設の是非を焦点に現職の市 長と郡検事のブライトが選挙戦で一騎討ちを繰り広げていました。ある日性倒錯ち麻 薬のからむ変死事件が2件立て続けに起きました。法廷で無敗を誇りダークレディの 渾名で知られる検事補のステラはブライトの命をうけ事件を手掛ける事に。ひとり目 の変死者の弁護士のノヴァクは麻薬の不正取引きに関わっていました。またステラの かつての恋人でもありました。地方検事としての未来を嘱望されるステラですが、ノ ヴァクとの過去が原因で自らの地位が危ぶまれそうです。しかし彼女は事件の真相に 迫ろうとします。犯人は誰か???

15日(水曜)に読んだのが「源にふれろ」(ケム ナン著 ハヤカワ文庫)です。 「1984年に発表された本著はサーフィン小説のクラシックとして、チャンドラー やハメットの流れを汲むハードボイルドの傑作として、そして青春小説の名作中の名 作として英米で長く読みつがれています。」と帯には書いてあるが。。。。

物語りは砂漠地帯で生まれ育ったアイクは家出した姉のエレンを捜す為にカリフォル ニアに1人できました。はたして姉を見つける事ができるのか?

16日(木曜)から読み始めて17日(金曜)に読み終わったのが「抑えがたい欲望」 (キース アブロウ著 文春文庫)です。面白かった。お勧め。

物語りは大富豪の家で生後5ヶ月の双子の1人が殺されました。容疑者は逃走中の1 6歳の息子ですが、捜査を助ける法精神科医のクレヴェンジャーが家族に話を聞くう ちに家族全員に犯行の動機があることがわかります。妨害されながらも真相に近づく クレヴェンジャー。はたして犯人は?

18日(土曜)に読み終わったのが「将軍の末裔」(エレナ サンタンジェロ著 文 春文庫)です。面白いと言えば面白いのですが。。。

物語りはあるひ平凡なOLのパットは突然弁護士から手紙を受け取りました。見知ら ぬ91歳の老女が田舎の広大な土地を彼女に残すと言う内容でした。ただし先方が指 定するひに現地に滞在する事と言う条件がありました。休みを取り現地に向かったパッ ト。現地に滞在して歴史を深く知るうちに南北戦争の激しい戦闘の様子を幻視するよ うに。。。



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