Yumiのミステリー読書日誌 2004年8月 No.1


2004-8月

31日(土曜)から読み始めて3日(火曜)に読み終わったのが「砕かれた街(上、 下)」(ローレンス ブロック著 二見文庫)です。面白かった。ブロックは安心し て読める作家の1人です。ちなみにこれはいわゆるシリーズ物ではありません。

物語りは貿易センタービルへのテロから1年、しかし未だに事件は市民に影響を与え ています。掃除人のジェリーはいつものように契約先のアパートを訪ねたところ、ベッ ドルームで女性が死んでいるのを発見します。まもなく1人の作家が逮捕されました。 その殺された女性と一緒にバーを出る所を目撃されていたのでした。事件は解決かと 思われた矢先掃除人のジェリーがまたもや仕事先で3人の女性の惨殺死体に遭遇しま す。ということは犯人は作家ではない???はたして犯人は?

4日(水曜)から読み始めて6日(金曜)に読み終わったのが「百器徒然袋 風」 (京極 夏彦著 講談社ノベルス)です。 おもしろかった。これは榎木津 礼ニ郎 が主人公の探偵物が3遍。榎木津ファンの私としては幸せでした。短編集なので内容 は割愛します。 

7日(土曜)から読み始めて8日(日曜)に読み終わったのは「迷子のマーリーン」 (エヴァン マーシャル著 ヴィレッジブックス)三毛猫ウィンキー& ジェーンシ リーズの1作め。いわゆるコージ−ミステリーと言うやつです。まあまあと言った所 でしょうか。

物語りはニューヨークの郊外で著作権代理事務所(いわゆる作家のエージェント)を 営むジェーンが主役。2年前に夫を亡くし、9歳の息子と三毛猫のウィンキーと暮ら しています。ある日大学時代の親友に娘マーリーンをベビーシッターとして雇ってく れと頼まれて、やとうことに。しかしマーりーンに息子は懐かず、ジェ?ンも彼女を 首にしようと思っていた矢先、マーリーンが行方不明に。親友の娘なのでほっておく にも行かず、彼女は調査し始めます。しかし調べていくうちにm−ローンの不可解な 行動が明らかに。はたしてマーリンは無事見つかるのでしょうか?

9日(月曜)から読み始めて10日(火曜)に読み終わったのが「愛はワシントンの 休日に」(ジャネット デイリー著 集英社文庫)です。割と面白かったです。 映画「ローマの休日」の現代版。

物語りはアメリカの大統領の一人娘ジョスリンは、亡き母の代わりに事実上のファー ストレディーとして忙しい毎日を送っています。たった1日でもいいから普通の女性 に戻って気ままに街を歩きたいとの相談に祖母は大賛成。変装用のカツラと服を買っ てもらい、ワシントンの休日がはじまりました。



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