2004-7月
12日(月曜)から読み始めて15日(木曜)に読み終わったのが「傷痕」(アラン ラッセル著 ハヤカワ文庫)です。割と面白かった。
物語りの舞台はアメリカ、サンディエゴ。画廊の女性オーナーが殺害されました。目 撃者が入るのですがその目撃者のヘレンは多重人格者。中年の刑事チーヴァーが捜査 に当たります。チーヴァーは娘を5歳で病気で亡くしています。ヘレンの中にいる5 歳の少女の人格か、娘を思い出してしまいます。
16日(金曜)から読み初めて19日(月曜)に読み終わったのが「既死感(上、下) 」(キャスリーン レイクス著 角川文庫)です。法人類学者テンぺ ブレナンシリー ズの第1作めです。このシリーズ面白いのでお勧め。
物語りの舞台はカナダのモントリオール。神学校の敷地から四肢と頭部を切断された
死体が発見されました。身元鑑定のため、テンぺが骨を調べていくうちに過去に扱っ
たケースで似たような死体を思い出しました。それを刑事に指摘するのですが刑事た
ちは一向に耳をかしません。仕方がないので自分で調べ始めたテンぺ。そしてそれが
思わぬ展開へ。