Yumiのミステリー読書日誌 2004年5月 No.1


2004-5月

30日(金曜)に読み始めて5日(水曜)に読み終わったのが「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上、下)」(副島 隆彦著 講談社+α文庫)です。お勧めしません。読んでいてむかついたのは事実です。そしてこの著者の文章力がひどいと思いました。自分で書いていた事を忘れたのか、もしくは強調したいのかはわかりませんが、同じエピソードを1冊の本に何回も入れるのはちょっと。。。

内容とはいろいろなアメリカ映画を取り上げて民主党よりに作られているとか共和党よりだ、はたまた右翼だ左翼だ。というように映画をどちらかにわけるのです。因みに取り上げている映画は「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」「ノーマレイ」「アニ−ホール」「危険な情事」など。確かにこの方映画は数多く見ているのはわかるのですが、そんなに小難しく考えなくッたっていいじゃん、といいたくなります。その映画が好きか嫌いか、もしくは面白かったかつまらなかったかでいいと私は思うのですが。。。

6日(木曜)から読み始めて8日(土曜)に読み終わったのが「黒い河」(G.M.フォード著 新潮文庫)です。割と面白かった。

物語りはノンフィクション作家のコ−ソは手抜き工事の黒幕のバラギュラの事を暴く本を執筆中です。現在病院の崩壊事故に伴う死傷事件を傍聴中。その公判が始まった時にコ−その元恋人がバラギュラの証拠隠滅工作に巻き込まれて瀕死の重傷を老います。そして自分の身辺にまで殺しやを差し向けられ。。。。



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