Yumiのミステリー読書日誌 2004年4月 No.2


2004-4月

12日(月曜)に読んだのが「夜の静寂に」(ジル チャーチル著 創元推理文庫で す。これはグレイス & フェイバーシリーズの2作目。割と面白かったです。

物語りは大恐慌のせいで上流階級から一転して貧乏になってしまったロバートとリリー の兄妹。大伯父の遺産である豪邸をもらって住む事になったのはいいのですが、収入 が皆無。そこで生活費をねん出する為に企画したのは有名人を囲んでの会費制のパー ティ。今は貧乏ですがもともとは上流階級だった2人、金持ちの友人の当てはありま す。そして滅多に人前にでない有名作家を招待してのパーティーを企画しました。と ころが飛び入り参加の客が殺された為に。。。

13日(火曜)に読んだのが「ラストチャンスカフェ」(リンダ ラエル ミラー著 ヴィレッジブックス)です。これもまあまあおもしろかった。

物語りは3年前に離婚して以後女手一つで双子の娘を育ててきたハリー。優秀な警官 だった継父が何者かに射殺されます。そして彼女は彼が捜査中だった大規模な犯罪に ハリーのもと夫のジョエルが加担していた事を知ります。ミの危険を感じたハリーは 娘をつれて着の身着のままでアリゾナから逃げ出します。そしてネヴァダ州の田舎町 プリムローズクリークに辿り着きました。その町の小さなカフェで働きながら双子を 育て始めますが、ひょんな事からもとの夫に居場所がばれて。。。。

14日(水曜)に読んだのが「この悪夢が消えるまで」(J.D.ロブ著 ヴィレッ ジブックス)です。イヴ&ロークシリーズの第1作目です。面白かった。

物語りはニューヨークのブロードウェイの高層ビルでシャロンという娼婦が射殺され ました。シャロンは有名な上院議員の孫娘で上層部からの圧力のある中イヴはビルの オーナーである大富豪のロークを容疑者とみなします。ところが第2の娼婦殺人事件 が発生します。

15日(木曜)に読んだのが「不死の花の香り」(J.D.ロブ著 ヴィレッジブッ クス)です。イヴ&ロークシリーズの第3作目です。これも面白かった。ちなみに大 2作めの「雨の中の待ち人」は偶然前に読みました。

物語りは大富豪ロークとの結婚をまじかに控えたニューヨーク市警の女性警部補のイ ヴはウエディングドレスを作る事になった。彼女の親友メイヴィスの彼氏でもある新 進デザイナーのレオナルド。ところがある夜レオナルドと依然付き合っていた女性が 無惨にも撲殺される事件が起きました。状況証拠で第一容疑者となったのはメイヴィ ス。親友のためにも真犯人を捜すイヴ。

16日(金曜)に読んだのが「死にゆく者の微笑」(J.D.ロブ著 ヴィレッジブッ クス)です。イヴ&ロークシリーズの第4作目。面白かったです。

物語りはロークと結婚して新婚旅行にいったイヴ。その旅行先でロークのもとで働く 若者が首吊り自殺をしました。彼の口には微笑みが張り付いていました。そしてそれ からまもなく1人の弁護士が自宅の浴室で手首を切って死亡しました。やはり彼の顔 は不気味にも微笑んでいました。両者とも自殺の動機は全く見当たりません。ハネムー ンから帰国したイヴはピーポディ巡査を従えて捜査に乗り出します。

17日(土曜)に読んだのが「主人分析医」(アンナ ソルター著 ハヤカワ文庫) です。割と面白かった。

物語りは妊娠8ヶ月で出産に不安を抱く女性心理学者マイケル。その彼女のもとに驚 く知らせが届きます。刑務所に勤めるマイケルも知っている女性カウンセラーが囚人 と性交渉をして医療資格をはく奪され欠かっているというのです。まじめな彼女が何 故そんな事をしたのか?そして同じ刑務所内で幼児虐待犯が殺されます。何が刑務所 の中で怒っているのか?マイケルは真相を追いはじめます。

18日(日曜)から読み始めて19日(月曜)に読み終わったのが「骨と歌う女」 (キャシ− ライクス著 講談社文庫)です。割と面白かったです。

物語りは女性法人類学者のテンぺは最近増えた暴走族犯罪専門チームに志願します。 爆弾で吹き飛ばされた双子の暴走族。粉々になった肉片や骨をひとつひトル調べてど れがどちらのものかを判定する作業は困難を極めます。そしてその作業の最中に暴走 族の抗争の巻き添えをくって射殺された9歳の少女。このこの為にも犯人を見つける 決意をします。



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