Yumiのミステリー読書日誌 2004年3月 No.1


2004-3月

3月1日(月曜)から読み始めて5日(金曜)に読み終わったのが「霊峰の血(上、 下)」(エリオット パティスン著 ハヤカワ文庫)です。元捜査官、単 道雲シリー ズ3作め。面白かった。このシリーズはお勧めなのですがやはり人間関係及び単 道 雲の背景を知る為にも第一作の「頭骸骨のマントラ」から読むのをお勧めします。

物語りの舞台はチベット。単は親友の僧のローケシュと共に巡礼の旅から戻る途中チ ベットの秘密抵抗組織の男と出会い人里はなれた隠れ寺につれていかれます。そこで 単は奇妙な依頼をされます。それはチベットの奥地にあるヤブチ村に「石の目」を安 置して欲しいいといわれました。「石の目」とは中国軍に破壊されたヤブチ村の守り 神の目の部分でした。ヤブチ村に戻る途中 単一行はヤブチ村の人々や行方不明のア メリカ人の女性地質学者を捜すアメリカ大使館の男とであい、共に村を目指します。 だがその一行を山岳戦闘旅団や公安局の男たちが追ってきます。彼らの目的は?単た ちは「石の目」を無事村に届ける事ができるのでしょうか?

8日(月曜)に読み始めて10日(水曜)に終わったのが「ふたりだけの岸辺」(タ ミー ホウグ著 二見文庫)です。割と面白かった。

物語りは大富豪の夫と離婚して1人息子を連れてミネソタの小さな町に引っ越したエ リザベス。その慰謝料で新聞社を買い取り、新しい生活を始めました。ところがその 小さな町に殺人事件が発生します。被害者は資産家。しかも発見者はつい最近住人に なったばかりのエリザベス。 そして捜査を担当するのは元プロフットボール選手だったデイン。彼はひざをいため フットボールから足をあらい故郷にかえって保安官をしていたのでした。 捜査していくと被害者はいろいろな人にお金をかしていたのがわかります。犯人は一 体誰か?



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