Yumiのミステリー読書日誌 2004年2月 No.1


2004-2月

2月2日(月曜)から読み始めて3日(火曜)に読み終わったのが「オーバー ザ  エッジ 死線を越えて」(グレッグ チャイルド著 竹書房文庫)です。ノンフィク ションです。面白かった。

物語りは2000年キルギスでイスラム過激派ウズべキスタン イスラム運動(IM U)によって4人のアメリカ人クライマーが誘拐されました。実は前年にもJICA (国際協力事業団)から派遣された日本人が誘拐されるという事件が起きていました。 誘拐されたアメリカ人(女性1人を含む)はゲリラたちに引き回され険しい山の中を 迷走するはめに。キルギス軍都の戦闘に巻き込まれます。その死と隣り合わせの7日 間の記録です。

4日(水曜)から読み始めて5日(木曜)に読み終わったのが「美しき囮」(トニー ストロング著 角川文庫)です。割と面白かった。

物語りはイギリス人のクレアは不法滞在しているニューヨークの探偵事務所で囮捜査 のバイトをしている女優の卵です。ある日依頼人がホテルで殺され警察から捜査協力 の要請がきます。内容は被害者の夫の調査。報酬はグリーンカード。クレアは容疑者 のSM趣味に乗じて男に近付きます。本当に夫が犯人なのでしょうか?それとも真犯 人がいるのか?

6日(金曜)から読み始めて8日(日曜)に読み終わったのが「ショッキングピンク (上、下)」(エリカ スピンドラ−著 MIRA BOOKS)です。意外性をか います。

物語りはアンディ、レーヴン、ジュリーの仲良し3人組の少女たちはある日空家のは ずの家の中で女性が縛られているSMプレイを目撃します。そして少女の1人が警察 に女性が殺される可能性があると通報。刑事たちは相手にしませんでしたが、1人の 刑事が彼女の言った事を受け止めてくれます。そしてその預言通りに後日女性が首吊 り死体として発見されます。そして十五年後、大人になった少女たちの元へ怪電話が。

8日(日曜)から読み始めて9日(月曜)に読み終わったのが「勇気の木」(ダイア ン チェンバレン著 文春文庫)です。面白かった。お勧め。

物語りはジャーニンは透析を受けなければならない程の腎臓病(しかも生まれつき) の8歳の娘ソフィと離婚後実家の離れで2人だけで暮らしています。画期的な治療法 のおかげで透析を受ける回数がへり、健常児たちのように学校に通えるようになった ソフィ。その彼女がサマ−キャンプに参加したいといいだします。そして主治医の許 可を得て参加する事に。キャンプ最終日、ジャーニンは解散場所出向き、娘の帰りを 待ちます。ところが何時になっても娘は帰ってきません。警察に連絡します。そして 捜索が始まります。ところが決め手がないまま捜索が打ち切られます。たった1人で 捜索を続けるジャーニン。一方有名女優のゾーイ、彼女の娘は殺人罪で収監中です。 その娘を救出する為に自ら姿をくらまし脱獄計画を実行します。一見何のかかわりも ない母娘二組。ところが意外な一転で交差する事に。。。



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