Yumiのミステリー読書日誌 2004年1月 No.1


2004-1月

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

と新年の挨拶も終わったところで、12月は体調的にぼろぼろでした。微熱が続く風 邪に3週間程悩まされ、体調が万全でない時に旦那がスチームオイスターを食べて体 調がおかしくなり。。。牡蛎にあたったというより牡蛎が好きなのにアレルギーがあ るらしく牡蛎を食べるといつもお腹を壊すのです。そして体力がなくなったせいか、 そのまま風邪に移行して年末寝込んでいました。ちなみに私は牡蛎が嫌いなので食べ ないのです。大晦日に主人の実家にいったら父が風邪でやはり寝込んでいて。(イン フルエンザだと母、主人、私は確信している)本人は予防注射をしたのでインフルエ ンザではないと言い張るのですが、ただの風邪で40℃近く発熱しないと思うのです が。。。そんなこんなでメールが遅くなりました。

1月2日(金曜)から読み始めて7日(水曜)に読み終わったのが「ファウジーヤの 叫び(上、下)」(ファウジーヤ カシンジャ + レイリ ミラー バッシャー著  ヴィレッジブックス)です。これはノンフィクションです。アフリカの女性問題を 知るにはいい本だと思います。

物語りはアフリカ、トーゴ共和国で生まれ育ったファジーヤがトーゴから逃げ出して アメリカに辿り着いて亡命を認められるまでの話です。
彼女は裕福な家で育ちましたが、父親の死で一変しました。彼女の叔母(父親の姉) は彼女の母を追い出し、そして3人の妻がいる中年の男と無理矢理結婚させようとし ます。(ちなみにトーゴはイスラム教です)その結婚のために「カキア」とよばれる 部族の秘儀をさせられそうになり、姉と母の助けでトーゴから逃げ出してドイツへ。
その「カキア」というのは女性性器切除(FGM)の事です。ドイツで見知らぬ女性 に助けられそして同じアフリカ出身の男性に助けられアメリカにわたったのですが、 空港で亡命を申請して収容所に入れられます。そして拘禁され囚人なみの扱いをうけ ながらも耐えてそしてファウジーヤを救おうとする人たちに恵まれ彼女は亡命を認め られます。



Yumiのミステリー読書日誌のページに戻る 

ホームページに戻る 

読書室のページに戻る