Yumiのミステリー読書日誌 2003年11月 No.1


2003-11

30日(木曜)から読み始めて1日(土曜)に読み終わったのが「殺人豪速球」(デ イヴィッド フェレル著 二見文庫)です。まあまあかな。野球好きなひとにはお勧 め。

物語りは不世出のバッター べ−ブルースを放出して以来80年以上ワールドシリー ズ制覇から見放された「呪われた球団」レッドソックス。そこに時速170キロをこ える豪速球を投げる大型新人投手のケインが加わってからチームは連戦連勝でリーグ 首位となりますが、何故か関係者が次々と首を切断されるという猟奇的な死をとげま す。そして球団には脅迫電話が。。。さらに監督の妻までが何者かに誘拐され。。。 球団にうらみを持つものの犯行か?

1日(土曜)から読み始めて2日(日曜)に読み終わったのが「ブラインドデート大 作戦」(クリス マンビー著 文春文庫)です。ミステリーではありません。ラブコ メディです。おもしろかったよ。

物語りは新聞や雑誌の個人広告欄で恋人募集する事になった学生時代からの仲良し男 女3人組。他の2人が本人に成り済まし推薦文を書いて応募して、返事の中から本人 に似合いそうな人を選んでブラインドデートするのですが。。。

3日(月曜)から読み始めて4日(火曜)に読み終わったのが「火炙り」(ジョン  ラッツ著 ハヤカワ文庫)です。面白かった。お勧め。

物語は9.11後のニューヨークが舞台。マンハッタンに突如出現した連続殺人鬼。 犯人は高級マンションの住人ばかり狙い、次々と縛り上げ、ガソリンに浸しそして焼 き殺すのです。そしてその黒焦げの死体に必ず残される黒傘の謎。一体何の意味が?

5日(水曜)に読んだのが「お騒がせなクリスマス」(ジャネット イヴァノヴィッ チ著 集英社文庫)です。逃亡者逮捕請負人ステファニー プラムシリーズの9作目。 これも面白かった。

物語りは今回ステファニーが探しているのはサンタクローズならぬ「サンディ クロー ズ」という男。しかも街はクリスマス一色の時。その男を追い掛けるのに忙しくツリー どころかプレゼンとも帰る状態ではありません。そんなステファニーの自宅に突然正 体不明の見知らぬ男が現れて、彼女に付きまといます。はたして今回は捕まえる事が できるのでしょうか?

6日(金曜)に読み始めて9日(日曜)に読み終わったのが「暗黒大陸の悪霊」(マ イケル スレイド著 文春文庫)です。面白かったけれどムチャクチャ厚かった。過 去と現在の話がいったり来たりでちょっとややっこしかった。

物語りの舞台はカナダ。警官殺しが続発する中騎馬警察巡査長のクレイブンの母親が 惨殺されます。唯一の物証を示す犯人は巡査長のクレイブン。そして暗黒大陸の悪霊 にあやつられる殺人者は誰か?

10日(月曜)に読み始めて11日(火曜)に読み終わったのが「月殺人事件」(ス ジャータ マッシ−著 講談社文庫)です。まあまあといった所。

物語りの主人公志村 玲は日系アメリカ人のアンティーク ディーラ−。顧客に依頼 されようやく見つけだした時代箪笥は掘り出し物どころか偽物。しかもその箪笥を巡っ て殺人が起き。。。



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