2003-9
21日(日曜)から読み始めて26日(金曜)に読み終わったのが「秘められた伝言 (上、下)」(ロバート ゴダード著 講談社文庫)です。スケールは大きい話なの ですが、ゴダードの作品だと思って期待して読むと裏切られるかも。正直いって読み 終わった時は疲労感が残った。
物語りの舞台はイギリス。ランスは失踪した友人のループを探していました。勤めて いたはずの会社はとうに辞めていたループ。友人の足跡をたどるうちに橋本という日 本人に辿り着きます。その橋本からループが1通の手紙から1963年に起きたイギ リスの大列車強盗に興味を持ち調べていた事を知ります。その事件にはランスたちの 故郷で起きた5人連続殺人事件の謎が絡んでいるようです。列車強盗の事件の黒幕を 追ったループの足跡をおい、日本に行くランス。わずかな手がかりを頼りに東京から 京都へ。
27日(土曜)から読み始めて30日(火曜)に読み終わったのが「死体あります アンティークフェア殺人事件」(リア ウェイト著 文春文庫)です。これがこの作 者のデビュー作。翻訳の仕方のせいかもしれないが、他の作家の二番煎じの感じがす るのですが。。。気のせいだろうか?
物語りは古物商兼大学の教授のマギ−が久しぶりにアンティークフェアに出店しまし
た。このところ各地のアンティークフェアで4件もの古物商が殺された事件が続いた
為に警戒が厳しくなっていました。そんな中で5人めが殺されます。マギーは犯人を
探し始めます。